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2024-4月期情報(3) ~ 入門編はもうない、テキスト発売日試し読み (24年3月18日)

「2024-4月期情報(2)」で分かっていたことだが、もう「入門編」という講座はなくなり、「初級編」に置き換わっている。「どう違うの?」という人は過去記事を見てください。(クリック→「NHK語学講座で入門編と初級編はどちらが上のレベル? (18年3月24日) 」

大学生の第2外国語需要がなくなり、ゼロからの入門者の数が減ったため、リピート学習者(まいにち中国語で言うところの「やり直しさん」)を対象者に加えないと受講者数が維持できないのだろうなーと邪推している。

ところで、試し読みしたい方は以下のページからお好みの外国語(英語以外)を選ぶと読める。ゼロから教えないので、私としては退屈しなくてうれしい、ロシア語、中国語、フランス語のいずれも。(ゼロからの人は学習内容を一部だけ分かればよしと考えないと仕方がない)

クリック→「その他言語」

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# by L-monger | 2024-03-18 22:15 | NHK語学講座 | Comments(0)  

2023年後半~現在:学習記録その3(中国語): 新たな視点で旧テキストを理解する(2024年3月12日)

ロシア語、フランス語に続いて中国語編。この3つが現在の学習言語だ。

ロシア語が複雑で面白いので、現在、中国語学習がやや手抜きになっているが、シンプルに見える分、実は中国語の方が使いこなすのが手ごわい。全体を統制する文法ルールが(比較的)弱い分、足踏み状態がずっと続くので興味が持続しにくいし、単語の正しい声調を覚えるだけでもかなりチャレンジングなので、逆にその意味では面白いともいえる。

【中国語】
≪メイン学習用≫
● 中文入17(高木) 2017年 まいにち中国語(入門編相当)/聞いて話す!耳から覚える中国語 (高木美鳥先生)

どのような講座かについては、次の過去記事を見てください。(クリック→)『17-4月期中国語の感想:単調な練習こそ楽しい (17年10月20日) 』

ところで、この講座の方針は「理屈ではなく実例で覚えなさい」だと思うが(それも大事だが)、個々の表現はそれで良くても、他への応用を考えると急に分からなくなる。ところが、今流し聞きしている今年度「2024年まいにち中国語/ドラマも楽しいのに身につく (加藤徹先生)」の10月期金曜日新作部分「お悩みバスターズ」で、加藤先生オリジナルの斬新な回答を聞いていると、「ああ、そうか」とふと分かることがあって、なかなか楽しい。特に中国語の場合、実例を覚えた上での理屈って本当に役に立つ。

お悩みバスターズの回答集があるので、興味のある人は左記のページへどうぞ(クリック→)『加藤 徹先生の「お悩み解決」回答集』
注:2024年4月1日10:00に掲載が終わるそうなので、見たい方は早めにどうぞ。

≪サブ学習用≫
● 中文入13(三宅)2013年 まいにち中国語(入門編相当)/ めざせ!発信型の中国語(三宅登之先生)

当時書いたように、この講座は三宅先生とゲストの劉セイラさん、李軼倫さんが和気あいあいとした雰囲気で進行していて、親しみやすい。だが私にとって残念なことに、例文を読むときに「中国語→日本語訳」の順番で提示するので、私の好きな中国語訳練習がしにくくて、結局学習用に使うことはなかった。(上記の「中文入17(高木)」では、「日本語訳→中国語」の順番で読まれるので、中訳練習をウハウハできた。好きだった理由の一つ。)

しかし、中訳練習ばかりやっていると、中国語からの聞き取り(リスニング)がおろそかになっているみたいだった。今回、和気あいあいを楽しみつつ、リスニングを楽しむために、ある程度難しくなっている最後の2か月分を毎週2課ずつ、聞いている。週2課×20週=40課なので、ゆっくりした進行だが、サブ学習なのでこれで構わない。

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# by L-monger | 2024-03-12 22:06 | NHK語学講座 | Comments(0)  

「まいにち~語」紙版テキスト 価格改定 過去10年分リスト (24年3月6日)

2024年度4月号からのNHKテキストは価格改定されて(「値上げ」の婉曲語法)、例えば、私がよく買う「まいにちフランス語/中国語/ロシア語」は定価680円になるそうだ。ずいぶん高くなったなーという感想を持つが、はて、これまで10年ぐらいはどのように変わってきたか、調べてもアマゾンやオークションサイトなどでの中古テキストの「現在価格」しか出てこないので、大変不便である。そこで手持ちのテキストの裏を見ながらまとめてみた。

2014年、2015年=定価432円(本体400円)
2016年~2019年=定価486円(本体450円)
2020年=定価495円(本体450円)
2021年~2023年=定価580円(本体527円)
2024年=定価680円(本体618円)

(もし間違っていたら、コメント欄で教えてください。)

なお、上記は「まいにちフランス語/中国語/ロシア語」などの紙版テキストの値段なので、ご注意ください。電子版(Kindleなど)は当然違ってて、紙版より安いことが多い(ときどきキャンペーン価格でもっと安くなることもある)。また月刊誌ではなく、ムック扱いのもの(ステップアップとかアラビア語講座とか)もこの値段ではない。

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# by L-monger | 2024-03-06 22:11 | NHK語学講座 | Comments(2)  

2023年後半~現在:学習記録その2(フランス語): クニパトとブンガクを楽しむ(2024年2月25日)

前回のロシア語学習記録に続いてフランス語編。

過去10年分くらいのフランス語講座の録音の中から、放送当時好きになれないで学習しなかった講座や日本語からの翻訳練習に向かない講座も、当時よりレベルアップした現在、聞いてみると結構楽しいことが分かって、これらで「遊んで」いる。ロシア語同様、「メイン」と「サブ」に分けて書いておく。

【フランス語】
≪メイン学習用≫
● フラ応20(清岡) 2020年 まいにちフランス語(応用編)/フランスで『世界』と出会う~ LaFrance: carrefour du monde (清岡智比古先生・フロランス メルメ・オガワ先生)

コメント:前にも例文拾いで一巡り聞いたが、何度聞いても面白い。清岡+フロランス先生のコンビ、最強! 取り上げられる、ルーツの異なる24人のフランス人のお話が興味深い!それなのに覚えたはずの単語を忘れている!(恥) 今回は忘れにくいように、ANKIアプリに例文や単語を入れて、何度も反復するようにしている。あと1か月半かそこらで終わる予定(仕事が忙しくなったら、もっとかかる)。

≪サブ学習用、というか、遊び用≫

フランス語は、英語からの連想で理解できる単語が多いこともあり(似てても意味の異なる faux amisもあるが)、私の学習する三言語の中では一番レベルが上がっている。そこで、サブ学習では、従来あまり興味のなかったクニパト系(笑)とブンガク系の講座を聞いてみることにした。

● フラ応11 (国枝/パトリス) 2011年 まいにちフランス語(応用編)/La vie, au rythme des evenements 人生の新しい扉を開けるとき(國枝孝弘先生、パトリス・ルロワ先生

コメント:放送当時は好きになれなかった講座だが、だいたい3か月かけて聞き終わった。聞いた後、テキストも見て復習した。昔は、内容の難しさ、すっげー早口のかけあい漫才が壁だったが、フランス語の単語力の向上と再生アプリでの再生速度の調整(0.75倍速など)で、昔のように腹を立てずに聞けた(年をとったせいかも)。今回はフランス人の人生の節目での経験のありさま(受験、就職、結婚、離別、死亡、誕生~ベンケーシーか!)を取り上げていて面白いなと思えるようになった。

● フラ応13(パリ散歩) 2013年 まいにちフランス語(応用編)/作家とともにパリ散歩 (井上櫻子先生、ヴァンサン・ブランクール先生)
● フラ応21(オペラ座) 2021年 まいにちフランス語(応用編)/たずねてみよう、オペラ座の世界(井上櫻子先生)

コメント:有名な文学作品からパリという街の変遷を取り上げた「フラ応13(パリ散歩)」は好きな講座だったので、上記クニパト系と平行に3か月かけて聞き終わった。以前パリに旅行した際は知らなかった事柄を学習すると、「へえ、あの場所でこんなことが」と発見が多くて(例、ルーブルの過去の姿、世界最初のデパートの売り方、フランス革命の決起集会が行われた場所)大変面白かった。

引き続いて現在、これも過去には興味のなかった、バレエなどの原作作品を取り上げた「フラ応21(オペラ座)」を聞いている(眠れる森の美女、椿姫…)。今回、当時のテキストを入手してそれを見ながら聞いてみると(普通は講座を聞くときは音声に集中するためテキストは見ない)、知らない単語も分かるので、面白く聞けている。井上櫻子先生が、他にもインタビューの聞き取りなど、変化に富んだ応用編講座を手掛けていらっしゃるのは、すごいなーと思っている。

● フラ応21(ペレメリ) 2021年 まいにちフランス語(応用編)/オペラで学ぶドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」を読む(川竹英克先生、ジョジアーヌ・ピノン先生)

コメント:上記「フラ応21(オペラ座)」と同じ年の秋から放送された講座だが、当時は応用編講座の傾向がオペラに傾きすぎでないかと思ったものだ。しかし、中級相手と思われる「オペラ座」に比べて、こちらは「表面的には」初級程度の人でも理解できるフランス語レベルと講座の進め方だった(ディクテとか文法のまとめとか)。流し聞きの時は良く分からないプロットで興味が持てなかったのだが、当時のテキストを入手してそれを見ながら、易しいセリフの裏にどのような象徴的な意味があるのか考え始めると結構面白がれることがわかった。週2回×6か月コースだが、現在、週4回×3か月ペースで聞いている(易しいので、それぐらいでないと飽きる)。

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# by L-monger | 2024-02-25 19:14 | NHK語学講座 | Comments(0)  

2024-4月期情報(2) ~ 前期の語学講座(英語以外)のご案内 (24年2月17日)

テキスト「まいにちロシア語 20243月号」巻末の「前期の語学講座(英語以外)のご案内」をアップしておく。何年か経って見返したくなることもあるので、リンクでなくスキャン画像をアップする。


ステップアップ中国語は1月期のインタビューに関連させて、映画「こんにちは、私のお母さん」をとりあげた講座の再放送だ。予想したとおり。


ロシア語の前田和泉先生やフランス語の姫田麻利子先生は、いずれもテレビ講座に出演された先生で、ここ数か月、ブルーレイに録画した、そのテレビ講座を見返しているところだったから、偶然に驚いた。


2024-4月期情報(2) ~ 前期の語学講座(英語以外)のご案内 (24年2月17日)_c0059093_21435750.jpg
以下はテレビ講座です。しあわせ気分の、は10月~3月の再放送。
中国語(とハングル講座)は生徒役が発表になれば、企画意図が分かったりするかもしれない。前々回がイモトアヤコさん、前回がExileケンチさんだった。

(3/09追記)
以下のサイトに生徒役の発表があった。中国語は檀れいさんだった。再び女性の生徒役になった。

2024-4月期情報(2) ~ 前期の語学講座(英語以外)のご案内 (24年2月17日)_c0059093_21464645.jpg
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# by L-monger | 2024-02-17 22:00 | NHK語学講座 | Comments(3)