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中国語:持続しない動作と時量補語

日本語に訳すと何てことないのですが、よく考えると変だという表現パターンがあります。一例は:

   我来北京一个多月了。(試訳:私が北京に来てから1ヶ月あまりになります。)

しかし原則にのっとり、時量補語だから動作の持続する時間だろうと考えると、1ヶ月以上ずっと来続けているって変じゃないのと昔思ったものでした(その時は、無理矢理憶えました)。

違うのですね。「汉语口语速成」によるとこのパターンは「If an action is not a continous one, the time-measure complement indicates a period of time from the occurrence of this action to the time of speaking.」(動作が持続的でないものの場合、時量補語はその動作の発生から現在までの経過時間を示す(意訳))。(中国語の説明を打つのが面倒くさいので、英語の説明で失礼します)

そうかー、すっきりしました。ほかに例文は

   现在是十二点半,同学们已经下课半个小时了。(試訳:今は12時半です。授業が終わってからもう半時間になります。)

これも終わり続けている訳ではないですね。

by L-monger | 2012-04-23 12:56 | 中国語 | Comments(2)  

Commented by p3-saito at 2012-04-23 14:52
まずここに米を付けとこうかな(コメですょ^^;)
上記例文の場合は「持続する時間」でなく「経過した時間」でそ。
って、最初の4行読んだとこだけで書きだしたら、5行め以下に
書いてるんでないの!もぅ教えてやらん❢(ウソ^^;)私は昔から知ってたもんね。
Commented by L-monger at 2012-04-28 20:56
Saitoさんが知っているか知らないかではなく、ラジオ講座その他で教えない場合があるというのが問題なんですよ(とマジれす)。

でもまあ、ちゃんとした(詳細な)参考書を見てればいいのかな。今のNHKラジオテキストはもう詳細な参考書ではなく、ざっと見るだけの薄い参考書の系列(白水社のニューエクスプレスみたいな)になっちゃいましたね。

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