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なぜ外国語学習に飽きないのか(1月27日)

中国語でも韓国語でも英語でも、学習途中で飽きてやめてしまう人がいる。

確かに同じことを延々と数千時間(あるいは数万時間)やるのだから、大人の人間は同じパターンの繰り返しにみえて、飽きてしまうのだろう。

この辺、子供や幼児の方が強い。なぜか?彼らには同じパターンというのがなかなか見えないために、毎回が新鮮なのである。無知なるものは幸いなるかな。

実は私も毎回が新鮮である。その単語、その文型を学ぶという目的のほかに別の目的があるからだ。それは「自分にこれができるか?」「自分はどんなところが弱いか?」「それを克服するためにどんな学習方法が適当か?」などを考えつつ、毎回の学習をいわば実験として行っているからである。その結果、単語や文型が身に付く(あるいは付かない)。

「へえ、自分ってこんなことが分からないんだ(分かるんだ)」と発見する楽しみ。ナルちゃんでしょうかねー。

(私は他人にものを教えるのが好きです。良い先生は生徒を理解し、その人に合った方法を提供するもの。そして独学は自分を生徒に見立てて教えることですね。)

by L-monger | 2013-01-27 11:39 | 学習法 | Comments(3)  

Commented by p3-saito at 2013-01-27 16:31
ふむふむ、ょ~くわかります。
(最近また思い起こしてたのですが)私はなぜ学習に飽きないのか(学習するの自体が好きなのはブログ記してましたが)を再考したら,やはり「異文化への興味」→「異人の考えを知りたい/交流したい」→「異国語の理解がさらに有効」なのを身をもって感じてきたょぅな気がしてます。(「わからないことが口惜しい」とぃぅ負けず嫌いだからではずぇったいない!^^;)
Commented by L-monger at 2013-02-04 14:29
Saitoさん、意外にノーマルな興味の持ち方なのですね(ほめ言葉)。私はアブノーマルでして、中国語への興味→中国人への興味→中国文化への興味の順です。人間も文化も後回し。
Commented by p3-saito at 2013-02-04 19:52
私はいたってフツーなので。(^^;
(フランス語は中国語と逆に,フラ語興味→フラ人・文化興味も前に書いたょ)

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