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仏語 冠詞類は単語間にはさんで覚える(4月10日)

まいフラの大木充先生が、名詞の性別を区別できるように「冠詞を付けて覚えましょう」とおっしゃってた。

大賛成!ついでに言えば、冠詞が端っこに来ていると忘れやすいような気がするから(復習して分かった)、最近私は動詞までつけて「動詞+冠詞+名詞」の形で覚えるようにしている。場合によっては「前置詞+冠詞+名詞」。

★ prendre un café コーヒーを飲む
★ prendre la carte メニューを手に取る
★ prendre du fromage チーズを食べる
★ s'asseoir dans un fauteuil ソファに座る
★ s'asseoir sur une chaise 椅子に座る=前置詞が違う
★ s'asseoir devant une table libre 空いたテーブルの所に座る
★ Je voudrais une pomme de terre. ジャガイモ1個欲しいです。

などなど。

メニューなど、定冠詞が普通のものは定冠詞を付けるが、その場合、母音で始まるものは男性女性の区別がつかない。対照として、不定冠詞を付けて見る。L'Obelisque などは regarder un obelisque とか。

それから部分冠詞を付けるもの、例えば de l'eau (水)は女性か、男性か、分からない(不定冠詞は付けないみたいだし)。これは形容詞を付けちゃう。 J'ai bu de l'eau chaude. (熱い水=お湯を飲んだ)。これで女性名詞だと分かる。

「まいにちフランス語」などでフランス語を始めたばかりの人は気が遠くなるかもしれないが、これにはまると結構楽しい。いろいろ工夫して覚えるのを楽しんでいる。

長くて覚えるのが大変だと思う人!そんなことない。長いフレーズの方が1,2語よりも、音読した際に調子が出て覚えやすい。

(ロシア語は定冠詞や不定冠詞がない!どうしよう?)

by L-monger | 2014-04-10 14:45 | フランス語 | Comments(3)  

Commented by L-monger at 2014-04-11 14:24
(るも) 学習方法のヒント。上記の動詞と名詞の組合せはどうやって探すのか?と疑問の方へ。(1)テキストから拾う、(2)辞書から拾う、(3)インターネットから拾う、などの方法がある。辞書なんか、典型的な例と区別が必要な例が載っていて面白い。例えば 「昼食を食べる」を (x)manger le dejeuner とは言わない、prendreを使うと書いてある。後、自分で思いついたものは忘れにくくていいが、日本語からの訳では間違った用法をひねり出すかもしれないので、ネットで検索して数万件ヒットしたりすれば、それは実在する表現と安心して良いだろう。
Commented by yasufumic-ex at 2014-04-14 10:42
ロシア語の場合は、動詞の過去形に性別があらわれるので、過去形を含む例文を作るという手法がありますね。
最近読んだ「まずは動詞を決めなさい。」という本にもありましたが、動詞を中心に学習することで、よく使う表現や語彙を効率的に習得できるという例があります。
まあ、どっちみち地道な手法ですけど(笑)
Commented by L-monger at 2014-04-14 17:23
yasufumicさん、ヒントありがとうございます。やってみます。結果はまた報告します。

動詞を含むフレーズで覚えるメリットは (1) コロケーションを覚えられる(間違った組み合わせを避けられる)、(2) リズムが生じるので覚えやすい、(3)聞き取りの際にブロック単位で聞ける、 ということがあると思います。地道ですが、外国語学習に地道以外の方法はないですね。

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