10月号初見感想02:独仏は前期の続き (15年9月20日)

記念すべき、4言語そろっての後期入門編の第1期なのだが、まいにちフランス語・ドイツ語10月号のテキストを見る限り、前期の続きなので気持ちが盛り上がらなかった。やはり同じフォーマットで12か月もやるのは飽きるんじゃないかなあ(私だけ?)。

これは同じ先生が引き続き後期も担当していることが理由だろうと思う。イタリア語やスペイン語は違う先生が違うフォーマットで後期入門編を担当するので、目新しさがあるように思う(テキストを立ち読みした限り)。もっともイタリア語だって、疑似一年講座を始めるとき、花本知子先生が12か月担当したし(面白かったので、全部聞いた)、独仏も来年からは前期・後期で違う先生になるのだろうとは思う。

NHK出版のサイトに行けば試し読みできるけど、一応、サンプルのページを下に張っておく(NHK出版のサイトで見れない、もっと先のレッスン)。まずはまいにちフランス語初級編「もっと話せるフランス語~文法より実践練習2」(大木充先生)。
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前期ではパリが舞台だったが、あちこち旅行に行くようだ。まずはアルザス。

前期と同じく、練習する側だけカナが振ってある。相手のフランス語も私は理解したいけどなあ。このページに、en savoir plus とあるが、これは丸覚えしなさいと言うことらしい。代名詞 en の使い方が気になる人は文法書を買って、自分で調べた方が良いね。(en は単に know more about it の about it に相当するだけだ。でも動詞の前に来るところがフランス語の楽しい所。)

次のページの実践練習ステップ1ではもうEcoutez bien.とか書いてなかったが、うっとおしいので言うのもやめてくれると助かる。ステップ1、2、3はこれまで同様。

清岡先生の応用編については過去記事参照のこと(15-1月期 まいフラ応 「池袋より愛をこめて」 初級文法と若者言葉 (15年4月25日))。

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お次はみんながどうなるんだろうとドキドキしていた、まいにちドイツ語初級編「Kompass2」。

基本的に前期と同じ流れだ。発音、文法、スキット、5秒チャレンジ。10月の文法項目を順に列挙すると、命令形、否定冠詞 kein、名詞の2格、現在完了、過去分詞、zu不定詞、seinの叙述用法、形容詞の付加語的用法などと目まぐるしい。うん、毎日1時間は鍛錬しないと身につかないな。

後期は同じスキットを1週間(というか3回)使う。上のサンプルページのスキットを見て分かる通り、全体としては習った文法の範囲を超えて作ってあるので、分からない部分を知りたい人は自分で文法書を買った方が良い。軽い気持ちでこの講座を聞いてはダメだ(聞き流しならOK)。動詞の活用や格変化など、いっさい表の形では出てこないので、日本語の説明を読んで自分で表を作らないと身につかないと思う。

こんなに努力を強いる講座は、ドイツ語が生易しいものではないことを教えてくれる良講座だと思う。もっと努力しなくても良いダメ講座が好きな人はこういうのもある→「新ドイツ語入門Mit Pipo Deutsch lernen!
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by L-monger | 2015-09-20 14:11 | NHK語学講座 | Comments(5)  

Commented by L-monger at 2015-09-20 16:26
(るも)上の記事は冗談の分かる人だけが読んでほしい。ちなみに動詞の活用表などは他の語学テキストでもあまり載せてない。ひょっとしてNHK本体から活用表禁止令でも出ているんだろうか?活用表を載せるとお客様が逃げるから?あれは学習者を楽にするためのものなんだがなあ。ロシア語はどの講座もきちんと動詞や格変化の活用表を載せていて、困難から逃げないからエライと感じる(せざるを得ないんだけどね)。
Commented by L-monger at 2015-09-21 14:49
(るも)「疑似通年講座」と私はずっと書いている。その心は、6か月ごとに一定のまとまりを持ちながら、後期が前期を引き継ぐような形を狙っているのだろうと考えたからだ。例えば、スペイン語の10月期テキストでは前期で習った文法(多くないが)を簡単にまとめたページが冒頭にある。活用表が載せてあって受講生を甘やかしている(笑)。前期テキストでも毎月の最後に少しずつ文法のまとめの記事があった。

しかし、ドイツ語とフランス語は前期のまとめや文法のまとめなどしない。疑似ではなく本物の通年講座のようだ。なんと大胆な。

やっぱり溝があるなあ(イタリア語は「試し読み」ボタンが不調で確かめられず)。
Commented by ぽちょる at 2015-09-23 08:22 x
るもんがさん、お久しぶりです。
イタリア語は、月末にミニ文法コーナーがあります。
Commented by L-monger at 2015-09-23 14:06
ぽちょるさん、ずっと見てくださっているのですね。イタリア語の情報ありがとうございます。やはりそうでしたか。明後日、大書店に行くので、その時、テキストを読んでみます。

後期入門編をいずれかの言語で体験してみたいと思うのですが、独仏が変化があまりない状態なので、イタリア語に心が傾いています(担当の中矢慎子先生はダブル講座の時に半年間、練習しながら聞いてましたし)。でも難しそうだったら、今期のハングル講座の録音に逃げようと思っています。根性なしです(笑)。
Commented by L-monger at 2015-09-23 14:22
(るも)フランス語のマルタンさんの挿絵は嫌いじゃないし、大木先生の写真も嫌いじゃない。でもこれらがデカいせいか、初級編は1レッスン6頁、1か月が90頁もある。学期末に綴じようとすると540頁になって厚いし、重い。他の講座のように1か月60~70頁、6か月360~420頁くらいにならんだろうか。ステップ2や3で一部隠したスキットを載せているが、最初のページにある完全なスキットを見なければいいだけではないか…と思ってしまう。

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