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感想 ラジオ語学講座 5月第2週完了時点(16年5月21日)

仕事がヒマでも忙しすぎてもブログって書かないね。今週は九州の実家に帰省して仕事と掃除を両方やってたからますます無理。

さて、ラジオ講座は5月第2週まで完了して、4月期が四分の一終わった。この時点まで聞いている人は継続の割合が高いだろう(苦しくなってきた人は私の「語学の小ワザ」の記事でも参考にしてみてください)。一応、現時点での私の感想を書いておこう。

★「まいにちロシア語 入門編」(オレーグ・ヴィソーチン先生;千里の道も一歩から)
アシスタントのいちのへ友里さんはアナウンサーなので、さすが日本語の発音・発声がきれいで(ロシア語も)、聞いていて気持ちがいい。他の講座の日本人先生の日本語の発音・発声ってイマイチだったって気が付いた。あとスキットの後で、オレーグ先生との内容についてのやり取りが面白い。

2か月たっても動詞活用をやらないゆっくり進行(6月号テキストを見たら動詞は6月の後半からだった)。にもかかわらず名詞の単数・複数や形容詞+名詞の主格・生格・対格をみっちりやるので、全然ヒマではないのだが、ちょっと飽きるね。いや、既習者なら自分の知っている例文に入れ替え練習してみれば良いだけなんだが。

★「まいにち中国語」(陳淑梅先生;ゼロから学ぶ!"おもてなし"中国語)
まだ私には易しすぎて練習対象に使えない。絶賛聞き流し中。

陳淑梅先生の声のファンなので、少しフリートークを入れてくれたら嬉しいのに。やらないねえ。
(参考過去記事→なぜ中国語講座からフリートークが消えたのか(15年5月9日)

★「まいにちフランス語 入門編」(倉舘健一先生,クロエ・ヴィアート先生;<つながる>フランス語)
だめだ、どうしても慣れない。冒頭の「みなさん、ボンジュール」の挨拶とスキットの後の「~だよね」的な、先生同士の友達トーク形式による説明の仕方。後者は受講生に考えさせるためだとは分かるんだけど、だったら「どういう意味か考えてみてください」とダイレクトに受講生に話しかければいいのに。フランス語の先生って斬新な講座構成をやりたがる人が多いよね。

スキットはフランス語らしいフランス語なので来週からもその部分だけは聞いてみるけど、講座としては聞き流しをやめる予定。残念だけど。ちなみに文法的に分かりやすい順番では教えず、実用中心のカリキュラムみたい。超初心者はたぶんついて行くのは難しいでしょう。

★「まいにちドイツ語 入門編」(秋野有紀先生,マルコ・ラインデル先生;ケイと双子のライオン)
毎回前半の7分間だけ聞いている。フランス語とは対照的に、実用を目指しながら文法的な分かりやすさを意識した構成みたいで、少し面白いかな。この講座を勉強する気はないけど、独習中の2001年度「レオのドイツ語世界」の補講として聞き流しを続けるつもり。

by L-monger | 2016-05-21 14:24 | NHK語学講座 | Comments(8)  

Commented by とど at 2016-05-21 21:46 x
 こんばんわ。私も忙しく聞き流し的になっていますが、後で学習用に録音はしています。
 さて、今年度前期のフランス語はやめました!テキストを見ても(6月号を見ても)、放送も、どこへ行きたいのかが良く分からないので…。フレンドリーすぎるのも…。ここまで内容が崩れるとスキットがあっても学習する気になれなくなりました。逆に、今年度前期のドイツ語に切替ました!4月号が若干抜けていますが、後でCD購入しようかなぁ…と。コーナータイトルはともあれ、まとまっているし、聞きやすいですね。スキットも分量が増えつつありますし。フリートーク(もどき?)も6回に1回は入っていますし…。
 ただ、ドイツ語もフランス語も、ここ2年程の後遺症なのかなぁ…。それとも、私がだいぶフランス語とドイツ語に慣れてきているのかなぁ…。少し物足りなさはありますね(そろそろ応用編へ…かな?)。
Commented by L-monger at 2016-05-23 16:03
とどさん、同じですねえ。私も録音してあって聞いてない講座がいっぱいあります。応用編なんかは後年の楽しみと言えるのですが。
さてドイツ語(入)は半分お仲間ですね(私は全部聞いてないので…)。文法をないがしろにしない感じはあるので、少~し期待しています。
独仏はむかし準・標準外国語だった時代があるのに(本来は伊西より人気があるはず)なぜこんなに物足りないのでしょう?私の個人的な感覚の講座ランキング(入門)では、露>中韓>伊西>独仏になってしまっています(2008年以前はこうではなかったはず…)。
Commented by とど at 2016-05-23 23:59 x
 こんばんわ。とどです。
 そういえば第二外国語といえば「独仏」が定番の時代がありましたね。今、大学の教養科目としてはどうなっているのでしょう…。
 さて、独仏の物足りなさのことですが、個人的な感覚としてはA1レベル講座を2年にわたって行った結果、独語では「また基礎から…」というイメージが強くなり今年度の講座のインパクトが弱まっている感じを受け、仏語では2年間のイメージ回復のためにぐだぐだな講座になっているのだと感じます。
 また、スキットが短くなったり、物語要素がすくなかったりで味気がないのかもしれません。スパルタ的トレーニング講座であればスキットが短くても十分身に着くのですが(09年度前期の独語がこのような講座でした。しかも、テキストがごく薄でも話題でしたが…)、そうでないならば物足りなさを感じます。
 逆に、昔から攻めの西語・伊語、独特な世界の露語、アジア重視NHKの中語・韓語は常に試行錯誤しているので興味のある講座を製作しているのかもしれませんね。
Commented by L-monger at 2016-05-27 17:54
とどさん、仕事が忙しくてレスが遅くなりました。

2009前期独語(入)は、大谷弘道先生の「ドイツ語、基礎のきそ」ですね。テキストが薄いが、しかしドイツ語作文でしっかり鍛えてくれると書いている人がいました。うーむ、欲しくなってきた(笑)。

「攻めの西語・伊語、独特な世界の露語、アジア重視NHKの中語・韓語」とは見事な分析です。原因をつらつら考えてみると、大学の第2外国語ではあまり相手にされなかったからこそ自由な西語・伊語。日本で人気のない外国語をあえて教えようという、やる気のある先生が多い露語(笑)。英語以外ではテキスト売り上げNo.1の中語・韓語(前者は高齢者に人気。後者は女性に人気)という所でしょうか。
Commented by L-monger at 2016-06-01 15:33
(るも)ナナメ聞きしている「つながるフランス語」。最終週は「だよね」トークがない(スキットの詳細説明をしないから)。そこで先週分のを聞きかえして、はっと気づいたのだが、あの部分はクロエ先生を主役にして説明させるためのものだろうか。だから倉舘先生が生徒役みたいに既習事項を言って「ここはどんな意味?」と聞いてみるのに徹し、新出事項の説明をクロエ先生に任せているのかも。日仏ダブル講師ならではの工夫かも。かも、かも、かも。
Commented by とど at 2016-06-01 20:56 x
 こんばんわ、とどです。6月1日のコメント拝読しました。
 「つながるフランス語」の通常回はクロエ先生に倉舘先生が文化的なことや文法・表現的なことを問いかけるという形式で初回から進行しています。それが、この講座の「キモ」なのだと思います。なので、「W講師」ではなく「学習パートナー」としたのかもしれません。そこを考慮すると「テキスト」は「学習ノート」的なものと考えると、毎回テキスト構成が変化するのは納得します。ただ、受講者には好き・嫌いは分かれると思います。私は苦手なパターンですね…残念ながら…。
Commented by L-monger at 2016-06-06 14:08
とどさん、「学習パートナー」の意味の考察、ありがとうございます。そうかもしれません。
「だよね」トークの意図は「丸覚えでなく考えながらでないと身につかない」と先生方が考えているようです。私も自啓自発しなきゃダメという点で同意しますが、1週間にたった15分間×3という状況の中では時間がもったいないような気がします。(その分、他がすごいスパルタ進行。)
Commented by L-monger at 2016-06-07 14:28
(るも)「千里の道も」ロシア語は格変化の初歩を延々やっている。従来の日本人講師なら、受講生が飽きるから絶対やらない方法だ。確かに動詞なしでも結構いろいろ言えるものだなあと感心するが、私もちょっと飽きてきた。秋以降に聞きなおす時はサバイバルロシア語か何かの文法事項の順番に合わせて、聞く順番を組み替えて、2講座を平行して聞こうかなあ、などと妄想中。

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