「声に出して」ロシア語:発見多し、例文少なし(17年7月22日)

現在聞き流している「まいにちロシア語 入門編」(黒岩幸子先生;声に出して覚えるロシア語)は次の点で特徴的な講座だ。

(1) スキットの舞台がウラジオストク、ネイティブゲスト2人もウラジオストク出身
(2) 発音に注意を配り、声に出して身につけるという方針
(3) ロシアでの生活文化や歴史的な知識を取り上げる「雑学のロシア」コーナー

私にとっては、これで4本目の入門編だが、これまでの講座で取り上げることのなかった発音の知識や単語の使い方を教えてくれて、まさに「痒い所に手が届く」講座だ。

ただ… 一昨年と昨年は9月に終わった入門編を10月以降に例文拾い学習の対象としてきたが、残念ながら今年の入門編はその学習方法には向かないようだ。

以下、今年17年度の「声に出して」ロシア語のテキストのサンプルを示す。「移動の動詞」部分の例文は6個あるが、同じ単語を繰り返し使っているので、例文の幅が狭いと感じられる。「港」「港湾局」が繰り返し出てくるのはたぶんスキットを覚えやすくするためなので、ごく初歩のロシア語学習者には親切なやり方なのだろう。でも私は飽きる。
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以下は15年度「サバイバルロシア語」入門編(臼山利信先生)で、同じ運動の動詞を取り上げた課だ。例文は12個あり、行き先の単語もそれぞれ変えてある。私の学習には「おいしい」例文の取り上げ方だ。定動詞と不定動詞をまとめて教えているのは、初学者には大変なのかもしれないが、考えようによれば覚えるべきことがコンパクトにまとまっているともいえる。(私はこの講座で例文学習1年目をやった)
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(本年度「声に出して」で文法事項をまとめて提示せず、何課にもばらけてでてくるのはどうも好きになれない。こうでないと初学者は拒絶するのかなあ)

以下は13年度初放送・16年度再放送「繰り返しでマスター」入門編(疋田剛先生)で、同様の課だ。練習問題を加えて例文は11個ある。この入門編も用法をまとめて解説してくれ、しかも例文にバラエティがあるので好きなタイプだ。(ちなみにロシア語文法の説明はこの講座が一番わかりやすかった。)
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さて、今年の10月期の学習は「声に出して」にしないとなると、今のうちから別の講座を探しておかないといけない。しかし、学習対象の講座を探して、学習計画を立てるのもまた楽しいものだ。


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by L-monger | 2017-07-22 15:59 | ロシア語 | Comments(2)  

Commented by とど at 2017-07-23 11:06 x
 こんにちは。ご無沙汰です。とどです。
 さて、記事を拝読いたしました。私は現在「かたつむりの初級編」2巡目を学習中で1週遅れですが、第70課を終えたところです。「かたつむりの初級編」の場合は、また不思議な講座ではあるのですが、2巡目に入ってから、テキスト掲載の例文に加えて、放送中に作られるロシア文(テキストには載っていない)も日露文を併記してノートに書き留めています。基本的には単語の置き換え練習ではあるのですが、ときには変化球があります。なので、1課あたり4~5文、例文が増えるというような感じです。ただ、この講座では文法的な面が弱いので、やはり、他の講座(文法ならサバイバルロシア語かな)を併用する必要があるのかなと感じます。なにはともあれ、「かたつむりの初級編」はあと50課。9月末には終了予定です。
Commented by L-monger at 2017-07-25 22:37
とどさん、お久しぶりです。「かたつむり初級」の第2巡目ですか。がんばってますね。

その講座はなるべく文法用語による説明をしないで文法操作に慣れさせるというアクロバットをしているので、私は面白がって聞いていました。自分が学習するならもっとスパルタ的な講座が好きなんですけど、例文で覚えていこうとする方向性は良いと思いました。

9月末までやめずにがんばってください。私も10月までは2年目のオレーグ先生の講座の復習を繰り返しています(長い単語が多いので覚えられなくて、復習なのに辞書を引きまくっています、類似単語を探して)。

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