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フランクルさんのラジオ出演(5月23日)

NHK第一放送の夕方の番組、「いきいきホットライン」の今週の特集は「英語をめぐる“最近”事情」ですが、火曜日は我が心の師、数学者にして多言語を使いこなすピーター・フランクルさん(ハンガリー人、英語は第4言語だった)が出演なさっていました。「日本人は何年も学校で勉強するのになぜ英語が話せないのか?」という質問に対して、心に残った言葉をいくつか。

1. テスト目的で勉強すれば、それ以外ができないのは当然。応用力がないからです。「会話をする」のは応用力。
2. 英語は日本国内でできなくても困らない。いわば「ぜいたく品」。
3. コミュニケーションは「試験」ではない。英語で話すとき、相手の人はあなたの英語をチェックしているのではない。内容にしか興味はない。だから沈黙はダメ。日本語でしゃべるのでも構わない。相手と共同作業をやるつもりで。
4. 何年も数学を勉強しているのに、なぜ日本人は数学ができないのか、という質問は出ない。

No.3はその通りだと思いました。英語を気にするぐらいなら、自分の意見を気にしたほうが良いのですが(私も実践できているか自信ないけど)。No.4は笑いました。そうですね、なぜ英語だけ?
(ちなみに上記の話は英語に限ったことでないですね。中国語もフランス語も同じかも。)

[今日の学習]
皿洗い学習: 60分 机での学習: 10分
- NHKラジオ中国語講座入門編 Step 30(+遠藤先生復習 Step 72)
- NHKラジオフランス語講座入門編 Step 30

by L-monger | 2006-05-24 02:06 | ひとこと日記 | Comments(2)  

Commented by hao3chi1 at 2006-05-24 20:00
4番目のコメントがおもしろいですね〜。確かに、算数に始まって数学まで、ことによると英語より長い期間勉強してますよね。
英語もテクニック(発音とか構文とか)重視の昨今ですが、アジア圏の英語を見ても「結局は内容があれば相手は聞いてくれる」ということに尽きます、と思う今日この頃であります。
Commented by L-monger at 2006-05-25 00:43
hao3chi1さん、そう思うでしょ(^。^)
算数も、理科も、社会かも実用性を問われないのに、なぜ英語はやり玉に上がるのでしょう?簡単に考えている?
英語を使う人口のうち、ネイティブスピーカーは10分の1だそうです。アジア圏の英語に慣れた方が良いかもしれませんね。もちろん、こちらもちゃんと意見を持つということで。

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