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応用編が3ヶ月コースである理由(7月11日)

本来入門編よりも腰を落ち着けて学習すべき応用編なのに、各国語3ヶ月コースであるのはなぜなのか?それは最近の受講生に根性がないからじゃ!とずっと思ってました(需要がなければ供給がない)。しかし、現状をちょっと調べてみると...。

(a) 応用編が3ヶ月コース=イタリア語、フランス語、ハングル、スペイン語
(b) 応用編が6ヶ月コース=中国語、ドイツ語、ロシア語

(中国語は今だけ6ヶ月で、普通は3ヶ月ですね。)

これを見ると、比較的マイナーな外国語(失礼!)が長いコースになっていることが見えます。これは、新しい受講生を集めにくい外国語が長いコースで古手の受講生を引き止めているのかもしれません。だとすると、それぞれのグループで、以下の不等式が成立するのではないでしょうか(ただの印象をあらわしたものです)。

(a) (新規の受講生)>(古くからの受講生)
(b) (新規の受講生)<(古くからの受講生)

相対的な割合が問題なので、右辺の数は変わらなくても、左辺の数が増えれば、(b)群から(a)群へと移動することになるわけです。

つまり、最初の疑問に戻ると軟弱な受講生が増えたのではなく、新規に外国語をやろうとする受講生の数が増えているのではないのでしょうか。(需要が増えたのでこの状態がある。)だとすれば、じっくりやりたい私としての結論は簡単です。

みんな、外国語を勉強するのはやめましょう! わたしのために!

何たる結論。(ちなみにドイツ語もロシア語も入門編を学習したことがありますが、それぞれ魅力的な言語でした。オススメです。)

by L-monger | 2007-07-12 00:35 | NHK語学講座 | Comments(4)  

Commented by tomo_ni3hao3 at 2007-07-15 18:45
こんばんは、るもんがさんは「応用編6ヶ月派」でしょうか?新しいもの好き&飽きっぽい私は3ヶ月のほうが気持ちの切り替えができ、嬉しい気がします(^_^;) 以前に小説「信」がありましたが、あのようなタイプの講座が6ヶ月だったら私はガックリです(失礼) 「信」が好きな方もいらっしゃいましたから人それぞれですね。
Commented by L-monger at 2007-07-16 08:17
ともさん、よくぞ訊いてくださいました。

太古の昔、入門編が1年コースだったころを知っている私としては、入門編が1年ならば応用編が3ヶ月でもかまわないと思っています。ところが、今は入門編を無理やり6ヶ月で終わらせている関係上、中級レベルの入り口までまだまだ基礎練習が足らないですね。だから6ヶ月の応用編が欲しいのです。たぶん、今回の中国語応用編は例外ですね(ともさん、もう飽きましたか?)

逆に、文学っぽいのは興味のある人には短すぎるし、ない人には長すぎますね。いっそ、「原書で読む世界の名作」みたいに30分間X6ヶ月以上くらい別番組でやると内容が深められると思いますが(「高慢と偏見」まだ聞いてます)。

ちなみに私は文学には興味がありません!ははは。
Commented by tomo_ni3hao3 at 2007-07-17 23:34
1年コースがあったのですね、なるほど~~。そうなると・・・ 英語のようにバリエーションを増やして欲しいーと思いますね。基礎中国語から始まり、中国語入門、中級、上級、ビジネス中国語(ビジ中ですね)などなど。・・・そこまで需要はない上に、私たちもついていけないですかね(^_^;)
今回の応用編は2回目なこともあって、まだついていってます。(前回は残りあと1ヶ月で飽きてザセツしたのでした・笑)
Commented by L-monger at 2007-07-18 01:45
ともさん、昔は良かったですよ、商売に色気を出すこともなくて(笑)。
でもバリエーションはなかったですね。毎度同じような入門編と応用編で(私はフランス語しか知りませんが)。

中国語でジム、いろいろピックアップするとすごく役に立つ表現が含まれているのですが、そっちがメインの学習項目でないのが残念ですね。(例=見てて分からないの?、言われなかったら忘れるところだった。うえ、何この味?)

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