カテゴリ:ロシア語( 22 )

 

ゴールイン! 例文学習の第2期 ロシア語ダブル講座(17年5月16日)

一昨年の「サバイバルロシア語」の例文学習に続き、昨年秋から第2弾として「まいにちロシア語 入門編」(オレーグ・ヴィソーチン先生;千里の道も一歩から=16年4月期)と同(匹田剛先生;繰り返しでマスター!文法の基礎固め=15年10月期再放送)を組み合わせ、ダブル講座として例文学習をやっていたが、この4月でとうとう終わった!
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この5ヶ月間(11月中旬~4月中旬)、「千里の道」の4か月分(5月~8月号)について対応する「繰り返しでマスター」を組み合わせ(2:1の割合)、1課につき5個の例文を覚えていった(毎週15個)。計21週やったので約315個の例文について、ボイスレコーダーで日→露の瞬訳練習をしたことになる。同時に第1期(サバイバルロシア語)の370個についても練習した。

「千里の道も一歩から」はロシア人ネイティブ講師が担当したこともあり、ずいぶん思い切ったカリキュラムだった。その一番の長所は、単数(男・女・中)と複数の形、さらには「形容詞+名詞」の形まで含め、一つの格変化についてじっくり4週間もかけて学習することだ。

私はこれまで5シリーズほどの入門編を聞いているが、ここまでじっくり格変化をやったのはおそらく初めてで、たぶんもう二度とないだろう。その代わり、ロシア語文法のもうひとつの肝、動詞の完了体・不完了体の区別は教えず、最後まで不完了体のみ使い、完了体は出てこない。ある意味、すごく偏った講座だ。でもそこが良い!

私は「格変化を一つずつ徹底してつぶす」ためにこの講座を学習することにした。ただ例文の内容が単調になりがちなのを避け、他の文法事項も忘れないために「繰り返しでマスター」も平行して学習した。

その結果、格変化の感覚(この音ならこれ)をある程度身につけることができたのではないかと思っている。例えば、今再放送を見ている「テレビでロシア語」のスキットは、早くて聞き取りはとてもできないが、テキストのスクリプトを読むとたとえ格変化の説明はなくても、ああ、あれだなとわかるようにはなった。

現在「メンテナンスモード」として21週分の例文を再び回して練習している。一つ一つは覚えられても、混ざるとまだ混乱するので、半年間「復習の復習」を繰り返して、混ざっても大丈夫なようになるのが目標だ。

半年後にそれができるようになったら、次の入門編の学習に進もうと思う。

過去の参考記事:まいロシ入門「千里の道」を本放送期間に学習しない理由(16年9月1日)
過去の参考記事:ダブル入門編でロシア語学習開始+学習進度表(16年12月5日)


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by L-monger | 2017-05-17 00:32 | ロシア語 | Comments(0)  

ダブル入門編でロシア語学習開始+学習進度表(16年12月5日)

「レオのドイツ語世界」の学習が終わったので、その裏(火木土)でメンテナンスモードだったロシア語を、表側(月水金)で学習モードに戻した(朝の皿洗い時間)。11月半ばから、すでに3週間やったので、その内容をそろそろ書いておこう。

今回はダブル入門編で学習する予定だ。一つは16年4月期の「まいにちロシア語 入門編」(オレーグ・ヴィソーチン先生;千里の道も一歩から)。もう一つは15年10月期に再放送した「まいにちロシア語 入門編」(匹田剛先生;繰り返しでマスター!文法の基礎固め)だ。

「千里の道も」入門編は、ロシア語の格変化にスポットライトをあて、これまでの入門編よりもずっとじっくりと取り組んでいる。日本語には格助詞があるから格の意味は分かるのだが、名詞や形容詞の語尾が千変万化する万華鏡の世界はなかなか身につかない。しかし手ごわい敵は、ひとたび身に付けると力強い味方に変わってくれるはずだ(ロシア語解釈を助けてくれる)。それを身に付けるのに最適な入門編だろう。

反面、「千里の道も」は蟻の歩みだ。じっくりやる分、遅い。また文法を小刻みに学習するので飽きる面もある。そこで「繰り返しでマスター」を組み合わせる。「繰り返しでマスター」は鳥のように空を飛ぶ(比較的)。じっくりではなく全体を大掴みに把握できるので、達成感がある。反面早く飛びすぎるので、格変化は理解しても身に付けるまでは至らない。

そこでこれら2つの入門編を組み合わせて学習し、それぞれの長所「じっくり」と「大掴み」を生かして進もうというのが今回の試みだ。

以下に学習進度表を示す。
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左のメインが「千里の道も」、右に付け足したHが「繰り返しでマスター」だ。ステップ番号の他に何月号のテキストなのか書いてある。

(この進度表は、将来再放送の時に「千里の道も」を学習する人が過去のテキストを振り返るときにも役立つと思うので、良かったら使ってほしい。)

Hの他にUというのもあるが、これは15年4月期の「まいにちロシア語 入門編」 (臼山利信先生;サバイバルロシア語)からのレッスンだ。「繰り返しでマスター」では複数の格変化を取り上げていなかったので、すでに学習済みの臼田先生の講座から、拝借することにした。

W01(第1週の意味)と書かれた第20課(5月号後半)から始めたのは、それ以前の部分はさすがに退屈だからだ。毎週、「千里の道も」2本+「繰り返しでマスター」1本の計3本ずつ進む予定だ。毎週、例文5個×3課=計15個の例文を拾って繰り返し瞬訳練習する。

以下に後半の進度を示す。
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W26まであるが、W20ぐらいまで学習するつもりだ。これで5か月分だから来年の4月ぐらいで終わるだろう。

ロシア語の格変化がどれだけ身につくのか、さあ、実験だ。

参考過去記事:まいロシ入門「千里の道」を本放送期間に学習しない理由(16年9月1日)


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by L-monger | 2016-12-05 14:28 | ロシア語 | Comments(3)  

まいロシ入門「千里の道」を本放送期間に学習しない理由(16年9月1日)

「まいにちロシア語」9月号テキストを入手した。16-4月期入門編(オレーグ・ヴィソーチン先生;千里の道も一歩から)のカリキュラム全体がようやく見えた(NHK出版さん、以前のように、毎月、進度表つけてくださいよう)。

さすがロシア人講師というべきか、思い切ったカリキュラムだ。ロシア語の命ともいうべき、完了体・不完了体の区別はあえて教えず(動詞は最後まで不完了体しか扱わない)、その分、各種活用を形容詞まで含めてここまできっちりやったのは、長いNHKロシア語講座の歴史では初めてにして最後だろう(多分)。日本人講師なら格変化の一番最初は、前置格から教えることが多いと思うが(前置詞の後という決まった位置に加え、男女差がなくて覚えやすいから)、前置格は9月に他の格変化の復習のついでに教えるという方法もびっくりだ。

さて、現在の所、私はこの講座を学習せず聞き流している。その理由は4月~10月は2001年のドイツ語講座(レオのドイツ語世界)を学習していて時間とエネルギーがないということもあるが、去年の臼山先生「サバイバルロシア語」と同じ方法をとるつもりだからだ。

つまり、4月~9月はただ放送を聞き流し、講座の全体像をつかむ。そして10月から(今年は都合により11月から)、自分の学習したい部分を自分の学習したいペースで学習するためだ。

今の所、皮算用しているのは6月~8月のオレーグ入門編を週に2回、これと同じ学習ポイントを持つ匹田入門編(匹田剛先生「繰り返しでマスター!文法の基礎固め」;2015年10月期再放送)を週に1回として組合せ、19週間(5か月)で練習しようかと思っている(複数の格変化については臼山先生のサバイバルロシア語も適宜混ぜる)。

こうするメリットは
(1) 自分の好きなレベルの学習を、好きなペースで進められる。
(2) オレーグ入門編は味が濃いので、ときどき、あっさり味の匹田入門編で飽きなくする(あと匹田先生の説明は分かりやすい)。
(3) 例文拾いをする際に、どちらかの講座で興味のある例文をベースに反対側の講座の単語を挿入するなどして、自分の好きな例文を作りやすい。

いずれにせよ、これまでいい加減に放っておいた格変化をちゃんと身に付ける(名詞、形容詞、指示代名詞、そして複数形のそれらを含めて)良いチャンスだと思っている。スタートが楽しみだ(あと2か月もあるけどね)。あ、予定は変更になる場合もあります(笑)。


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by L-monger | 2016-09-01 15:21 | ロシア語 | Comments(0)  

連休中にゴールイン 例文復習 昨年のサバイバルロシア語 (16年5月9日)

皆さん、連休は楽しかっただろうか?私はずっと家で仕事をしていたが、それでも楽しい出来事があった。昨年の15-4月期「まいにちロシア語 入門編」 (サバイバルロシア語;臼山利信先生)の例文復習をついに完了したのだ。

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この7か月間(10月-4月)で、元の放送の4か月分(第31課-第72課=42課分)について、1課につき5個~10個の例文を覚えていった(約370個の例文)。ピックアップした例文について、例のボイスレコーダーで日→露の瞬訳だ。例文の記憶がだんだん完璧に近づいてすっと言えるのが楽しいが、まあ、第3外国語用の手抜き練習だ(自分で作文していない)。

参考過去記事:今期サバイバルロシア語はサバイバル+ロシア語?(15年5月18日)
(他の記事へは、この記事下の「ロシア語」リンクから)

この記事で書いたようにサバイバルフレーズに加えてロシア語の文法を教えるという「二兎を追う」作戦で、特に後半はスパルタ鬼軍曹的な進度だったが(先生は優しい)、代わりに毎レッスンが文法事項をコンパクトにまとめてあるせいで、くりかえし練習すると頭の中に文法が組み上げられていき楽しかった(こんなスパルタ進行に負けるかというチャレンジに打ち勝つヨロコビでもある)。

もちろん優しい臼山先生はオアシスもちゃんと用意している。ロシアの文化・歴史・風俗が分かる文化コーナー(それは最終月のテスト中にもミニ知識として続けられた)があるし、例文は以前にやった単語が繰り返し出てくるようになっているので、新たな例文に出会ってもそれが理解できるヨロコビをもたらしてくれる。

また例文にも工夫が見られた。以下の月の名前の例文はちゃんと意味のあるメッセージになっている。

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8月は泳ぐのにうってつけとか、9月は散歩するのによい、10月はキノコ狩りによい、なんて異国の生活が想像できて楽しい。それがロシア語ですっと言えるともっと楽しい。ただ月名を丸覚えしろと言う、工夫のない某言語などとは、配慮の深さが違う。

この「ついて行けば楽しい」サバイバルロシア語は今年16年10月から再放送されるので、興味のある方は聞いてみたらどうだろうか。途中から進行が速いので最初は面食らうかもしれないが、特に後半部は完遂出来た時がとても楽しい。(後半は私のように講座を録音するなり、CDを買うなりして倍の時間をかけたっていい)。

さて、今期16-4月期は私はオレーグ先生の「千里の道も一歩から」入門編を聞く予定だが、臼山先生の例文復習も並行して6か月間、くりかえす予定だ。ダブル入門編を今期も続けるわけ。そうやって千里の道を一歩目からたどり直すのもまた一興だ(この例文集を何回まわせるかというチャレンジでもある)。
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by L-monger | 2016-05-10 14:34 | ロシア語 | Comments(5)  

不完了体が未来となる謎を「これわかロシア語文法」で解く(16年4月2日)

15-10月に6月号から復習を開始した「まいにちロシア語 入門編」 (臼山利信先生;サバイバルロシア語)は4月頭にようやく9月号に入った。例の「楽しい復習」を楽しく再復習している。さて、理解が進むと疑問がわいてくることがある。以下に示す第64課の実践サバイバル会話を見てほしい。

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3行目の「Вы выходите? 降りますか?」だ。語の構成は「接頭辞вы」+「ходить歩いて行く(不定動詞)」だから「出る、降りる выходить(不完了体動詞)」となるわけだ(単語欄にも不完了体と書いてある)。あれぇ?なぜ未来のこと(これから降りるか否か)を表現するのに不完了体の現在形を使うのだろう?「降りつつありますか?」の意味になってしまう。完了体の未来形を使えばいいではないか。この表現を使うのは、「次の駅で降りますか?」という状況だからますますそう思う。残念ながら、この疑問について臼山先生からの説明はなかった(時間ないものね)。

ところで最近、NHK出版から4冊(独伊西露)の文法書シリーズが発売された。ラジオ講座の独仏西伊が文法をちゃんと教えなくなったので(ブー!ブー!)、それとのバランス取りか、それともこれをビジネスチャンスと見たのだろうか。「入門から上級まで」はオーバーにしても中級くらいまではカバーしている。(あれ、フランス語の文法書がない!こんな大仕事、引き受けてくれる人がいなかったのかな?)

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ところでこのシリーズの1冊「これならわかるロシア語文法」を入手できたので、これを読んでいる。著者はこの3月までの「まいにちロシア語 入門編 繰り返しでマスター!文法の基礎固め」でおなじみの匹田剛先生だ。目から鼻に抜けるような説明をしてくださった先生なので、上記の疑問を解消してくれるのではないかと思って調べてみたらちゃんとあった!

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(本が厚くて開きにくいので、左の方がぼやけているのは勘弁)
「比較的近い確定した未来を表す不完了体」というこの分類に相当するのだと思う。移動を表す動詞や開始終了の場合だけ、と言うことらしい。ああ、すっきりした!

実は定番(?)の「現代ロシア語文法」も持っているのだが、調べてみたらこんなにはっきりは書いていなかった(調べ方が悪いのかもしれないが)。「これわかロシア語文法」はレイアウトもすっきりしているし、表紙と本文の強調色が上品な紫色というのも気に入った。ちょっと価格が高いけどそれだけの価値はあるだろう。ちなみにアマゾンでこのシリーズを見ると、現時点(16年4月2日)でこのロシア語文法だけレビューが4件ついており星5つ、他の独伊西はどれもレビューが0件だった。この本の貴重さが分かるね。

参考の過去記事:15-4月期感想 まいロシ入門「サバイバルロシア語」二刀流=定型表現と基礎文法 (15年10月7日)
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by L-monger | 2016-04-02 15:25 | ロシア語 | Comments(1)  

16-4月号初見 ロシア語:独自の工夫がいろいろ (16年3月27日)

2016年度の新学期4月号テキストの講座開始前の初見感想、今度はロシア語だ。

★まいにちロシア語 入門編 (オレーグ・ヴィソーチン先生;千里の道も一歩から)

ロシア語初(たぶん)のネイティブ講師+日本人アシスタント(いちのへ友里さん)の入門編だ。(応用編ではすでにあった。2002年10月期他の滝川ガリーナ先生+竹内正美さんのペアだ。)テキストを見る限り、これまでと違う、ネイティブ講師ならではの工夫がなされているような気がする。

まず第2課のP.1、P.2だ。(NHK出版の「試し読み」ボタンで見れる範囲より先。これぐらい先を見せてくれればいいのに…といつも思う。)
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入門編イラスト担当の おおのきよみ さんの絵が可愛い。文字を学習する最初の2週間6回分の最初の絵はひとつの続き話になっている。旅(クエスト)をしている感じなのは「千里の道も一歩から」を表しているのかも。

文字の読み方を覚えるついでに、人名を覚えたり(ジャスミンってこう書くんだ!)、サムライの複数形が出てきたり(微妙な発音違い)して、飽きさせない。初級文法をある程度やっていると、イーとイー・クラートカエの発音の区別が後で大事になってくると分かるので、この段階でそこまで入れておくのは拍手!

次は第2課のP.3、P.4だ。
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文字の読み方だけかと思うと、習った文字(単語)を使って短い文もやるし(簡単な文法)、決まり文句もやる(ダヴァイで「がんばれ!」になるんだー)。実用を意識したやり方だね。

単語が一生の宝物、貯金しましょうという説得は良いかも。コースの最後までに700語くらいになるそうだが、どうせ忘れるから500語くらいは残るか。真の初心者はそれぐらい覚えれば上出来かな。

以上4ページで1課分なのは助かる。仏独のように6頁も使われるとめくるのが面倒くさい(特に余裕あり過ぎの独語はそう思う。)

次はもう少し先の第8課のP.1、P.2。
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「僕は僕だ!」と言いたいとき、あるよね。調子に乗って主張していると、奥さんにやり込められました(笑)。父親、夫という基本名詞は当然カバーしつつ、初級の学習者は知らないと思われそうな「大黒柱」「自慢屋」が入っているのは面白い(使うとロシア語話者に受けそう)。

しかも格についての話を(形は簡単だけど)すでに入れておくという方針のようだ。このように先読みしたカリキュラムは、私は好きだな。「ネイティブ講師+日本人アシスタント」の入門編という試みは不安だけど(先生も日本語で説明?説明は日本人アシスタントに任せる?)、期待してみたい。

入門編と関係ないが、応用編の八島雅彦先生の「ロシア語大好き!12の扉」(再放送)は最初聞いたとき、すごく雰囲気の良い講座だったので、再び聞いてみたい(3月までの応用編「うきうきルースキー」より簡単でありながら、内容は興味深い)。また、巻末の連載記事で「名場面からたどる『罪と罰』」もロシア語から直接理解は無理だろうが、雰囲気を味わうために日本語訳メインで読んでみようかな。そんなに興味ないけど(笑) 。
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by L-monger | 2016-03-27 14:41 | ロシア語 | Comments(0)  

6か月分の進度表=サバイバルロシア語 (15年11月2日)

現在のNHKラジオ語学講座テキストで「昔よりサービス悪いな」と思うのは、入門編の学習内容の進度表がつかないことだ(2007年以前はついていた)。NHK講座は先生によって教え方が違うので、ある文法事項について前の先生が何と教えていたか確認したくなる時がある。ところが!巻頭の目次に書いてあるのは「人生設計」(ドイツ語)、「Leccion 16」(スペイン語)など検索の役に立たない情報で、目的の文法事項(や表現)を探し出すためには、過去の6冊のテキストのページを全部見ないと探し出せない。すごく大変だ。

まあ、今は文法中心の教え方はしていない(CEFR準拠)ので、目次や索引を作るのは無理ですと言うことなのだろう。NHKのスタンスとしては、古いテキストは古紙回収に出して、新しいテキストを買おうねということなのだろう。…そんなの絶対、イヤダ!

反対の意思を明確にするために、私が大変気に入って復習聞きを敢行中の15-4月期初放送の「まいにちロシア語 入門編 (臼山利信先生;サバイバルロシア語)」について、6か月分の進度表を自作した(CEFR準拠でないロシア語だからできる)。計3時間くらいかかった。以下にある「More」のリンクをクリックすれば、進度表が表示される。

臼山ファンの方、Excelなどにコピー&ペーストして使ってほしい(その方が縦方向が見やすい)。あいにくエクセルデータを直接貼り付けられないので、項目間は「 / 」(スラッシュの前後に半角スペース)で区切ってある。まずワードなどにコピペして、「 / 」をタグ記号で全置換して、再度エクセルにコピペすればいいと思う(自分で実験してみたらできた)。61課以降(9月号)は総復習なので、文化コーナーがなく、欄の分類が変わっているが、見ればわかるように(復)(テ)の字を付けてある。検索すれば自分の見たいレッスンがすぐ分かって、便利だ。

ロシア語は毎月、単語リストを付ける等、サービスの良い方なのだが、それでも学習内容の進度表は付けられないようだ。NHK出版の方、来年の講座テキストについては、ぜひ再考してほしい。その方がバックナンバーがはけるよ(笑)。

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by L-monger | 2015-11-02 15:12 | ロシア語 | Comments(4)  

15-4月期感想 まいロシ入門「サバイバルロシア語」二刀流=定型表現と基礎文法 (15年10月7日)

遅くなったが、2015年4月から9月に並走完了した講座の感想を書きはじめよう(10月新学期はしばらくしてから感想を書く)。まずは私が一番興味のあったものから。

★まいにちロシア語 入門編 (臼山利信先生;サバイバルロシア語)
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ロシア語は、ここ2年間(毎年6か月)聞き続けている。NHK語学講座(英語以外)のメジャー7言語の中で、一番売れている中国語(とハングル講座)と一番売れていない(と思われる)ロシア語を比べると、「金持ちで安泰の中国語さんに比べて、ロシア語は毎年が冒険なんだよ!こっちは後がないんだよ!」という気持ちが先生や制作スタッフにあるのかどうか知らないが、とにかく毎年新企画が出てきて、語学講座ファンの私は面白くてならない。(毎回テキストを予習してから聞いたが、実をいうと、復習はしていない)

去年の林田理惠先生は「大人のためのロシア語」で「書かれたロシア語」を読み解く方法をメインに教えるという冒険をした。今年の臼山利信先生は、ロシアでサバイバルするためのロシア語を教えてくれた。文字を習うことから初めて5か月間で、(A)決まり文句を60個と(B)基礎文法を教えてくれた。(A)は覚えればすぐに使えるものだからこのぐらいの数、5か月もあればなんでもない。しかし応用力がつかないので、将来的に自分で学習を進められるように(B)の文法も教える。長い文章は覚えられないし、使えないが、例文が非常に短い文だけになっているので、覚えやすい。こちらもサバイバルフレーズとして使えるだろう。

もちろん、5か月でだいたいの基礎文法をやるのはキツイ。問題練習も不足している。8月の猛スピードでの進行は本当にきつかった。しかしそれでも脱落しないのは、臼山利信先生のロシア語に対する愛に引っ張られたのだと思う。だってすごいよ。上記60個を教えながら、毎回文化コーナーでロシアのミニ情報を教えくれたし、その下には写真もついていた。考えてみると大変な手間だと思う。

またこんなに圧縮された原因の一つは最後の1か月(12課)で総復習(9課)とテスト(3課)をやったことがあると思う。総復習をやる予定は途中で決まったのか、8月号になってようやく予定表に挙げられたものだが、これが楽しかった。総復習とテストなんてつまらないと思うかもしれない。例えば、ドイツ語初級でクナウプ先生は「最後にテストはありませんので安心してください」と言った。冗談ではない!できるようになった場合のテストほど面白いものはないのだ!もちろん短文でしか習ってないので元々ハードルが低いのかもしれないが、結構できて面白かった。この最後の復習でも臼山先生は新しい単語や表現を習っていく工夫をされていて感心したものだ。

もし来年2016年に再放送があったら、ラジオ講座ファンの方々は途中しんどいかもしれないが「サバイバルロシア語」を最後まで受講することをお勧めする。最後には続けた者だけに与えられる、大きな喜びが待っている。

ちなみに臼山先生の「サバイバルロシア語」を途中で脱落した方々は、今再放送が始まっている匹田剛先生の入門編「繰り返しでマスター!文法の基礎固め」を強くお勧めする。「NHKゴガク」ホームページのストリーミングなら今度の日曜日、10月11日まで初回からのレッスンが聞ける。こちらは文法をゆっくりと丁寧に教えてくれるので、目標のある人(来年、臼山先生に再挑戦とか(笑))にはとても役に立つ講座だ。過去に聞き流してみて、「匹田先生ってうまいなあ」と何度も思ったものだ。私もしばらくしたら再び聞く予定。それまでは臼山先生の講座の録音を再び聞いている。

以下、過去の参考記事
15-4月号 ロシア語テキスト ちょい見 (15年3月23日)
練習のリズムと「サバイバルロシア語」(15年4月15日)
今期サバイバルロシア語はサバイバル+ロシア語?(15年5月18日) ← 4月と5月の学習進行表あり
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by L-monger | 2015-10-07 14:52 | ロシア語 | Comments(4)  

文法用語で説明するメリットとデメリット(15年8月28日)

文法用語はお好きだろうか?現在形、過去形、再帰代名詞、所有形容詞、不定形、人称変化、主格、対格、前置格など聞いただけで「面白そう!」と目を輝かせる人と「ウゲェー!」と逃げ出す人といるだろう。

さて、まいにちロシア語入門編の放送内での説明(口頭)を例にとるが、習ってない方々のためにカタカナで書く(テキストに載ってた書き方を使う)。あなたはどっちが好き?

* 説明A(できるだけ文法用語を使わない方法)

今回は人や物について「~している人」「~したもの」というように文で説明する表現を習います。人や物を文で説明する場合、カトールィという語を使います。まず実際にカトールィを使った文を聞いてみてください。
「ターム・ジヴョート・ストゥヂェーント・カトールィ・ウーチッツァ・ヴナーシム・ウニヴィルシチェーチェ」
この文では前のストゥヂェーントを後ろのウーチッツァ・ヴナーシム・ウニヴィルシチェーチェという文で説明しています。間にカトールィが入っていますが、カトールィ=ストゥジェント、カトールィはストゥジェントの成り代わりと考えてみてください。そして、カトールィは形容詞と同じ変化で、受ける名詞(今の文ではストゥヂェーントですが)と同じ性・数になります。つまり今の文ならストゥヂェーントと同じで男性・単数の形=カトールィとなっています。


何の話か、ロシア語を知らなくても分かった人はえらい。例文の意味は「そこにうちの大学で学んでいる学生が住んでいます。」

* 説明B(文法用語を使う方法)

今日のポイントその1はロシア語の関係代名詞カトールィの用法です。
関係代名詞は文と文を結びつける接着剤のような単語で、その直前にある名詞を説明します。その名詞は「先行詞」と呼ばれます。
例えば、「トゥイ・チラヴェーク あなたは人です」という文と 「トット・チラヴェーク・ドーラク・ボーリシェ・フスェーフ その人は誰よりも大切です」という二つの文があります。「人 チラヴェーク」と「その人 トット・チラヴェーク」は同一人物ですので、関係代名詞カトールィを使って「あなたは私にとって誰よりも大切な人です トゥイ・チラヴェーク・カトールィ・ムニェ・ドーラク・ボーリシェ・フスェーフ」という一つの文にすることができます。この場合、先行詞はチラヴェークです。


何の話か、分かったね。関係代名詞だ。実は説明Aは林田理惠先生「大人のためのロシア語」(14-4月期)で説明Bは現在の臼山利信先生「サバイバルロシア語」(15-4月期)だ。毎週、同じ文法項目の課を比較して聞いているので違いが面白くて、この記事を書いてみようと思った。

ではメリットとデメリットはそれぞれ何だろう?

説明Aには「親しみやすく耳で聞いて分かりやすい。文法恐怖症の人が逃げない。英語の文法と混同しない。」というメリットがある反面、「英語で関係代名詞を習っているのにその知識を流用できない。市販の文法書やネットでの文法説明を検索するキーワードが分からない。」というデメリットがある。

説明Bはその逆だ。「耳で聞いて分かりにくい。文法恐怖症の人はどんどん逃げる(笑)。英語と混同する」というデメリットがあり、「英語の知識が利用できる。キーワードが分かるので文法書やネットでの検索に活用できる」というメリットがある。

私はどちらが好きかって?いや、私ぐらい文法好き(文法用語も好き)になると、使わずに説明するのもドキドキして面白いのだ。

(ところで臼山先生は「人間・動物名詞/非人間・動物名詞」ってのを繰り返されているが、ふつう日本では「活動体/不活動体」っていうとこだ。何か意図があるんだろうか。カッコして併記してくれてもいいような気がする)
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by L-monger | 2015-08-28 15:07 | ロシア語 | Comments(2)  

東大二外のスペイン語とロシア語のアンケート(15年7月13日)

検索してたら、たどり着いた。東京大学の生協が第二外国語履修者にアンケートを取っていた。
第二外国語について|東京大学消費生活協同組合 受験生応援サイト2015年

感心したのは、スペイン語が1位であること。さすが東大新入生の皆さんは将来を考えてらっしゃる?それとも、中国語は最近他人に貶されるから、次善の「やさしい」二外として選んだ?(イジワル)「発音は楽だったけど、点過去・線過去など時制が複雑」ってのが面白い。最初楽そうに見えるんだろうねー。(私はどの外国語も「最後までやれば」難しさは同じと思っている)

その他、プライドのドイツ語、欲望のフランス語、簡単な中国語(最初はね)とか、かいま見られて面白い。

別のサイトだけど、以下のも面白かった。
「激ムズ第2外国語」筆頭!東大生が語るロシア語の本当の難しさって?

世間でロシア語が難しいと言われる理由って、見慣れないキリル文字の「外見」と世間の人が文法が難しいという「評判」の2つではないだろうか?東大新入生の皆さんは「さすが」キリル文字程度ではびくともせず(だって1週間で覚えられるよ)、格変化も身に付けてしまえば自分の味方になると理解してらっしゃる。

本当だよなあ。私はロシア語の文法について語れるほど詳しくないが、英語より文法が複雑と思われるフランス語は(フランス語版「名探偵コナン」を読む限り)、文法の仕掛けがすごくヒントになるのは分かる。情報を取るために原文を読んだり、外国語を実際に活用し始めると分かる。

逆に、中国語のノーヒントぶりって半端ない。格変化などの文法的仕掛けがないせいだ(それなのに語順が変わる)。最初は楽かもしれないけど、長~い文を読むとしんどさがわかるよ(私は中文版「名探偵コナン」で感じただけだが)。しかしこれもイディオム的な仕掛けが文法の代わりに助けてくれる。

どの外国語も「最後までやれば」難しさは同じ、かな。
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by L-monger | 2015-07-13 12:15 | ロシア語 | Comments(0)