カテゴリ:フランス語( 152 )

 

仏コナン:謎解きを日常のフランス語例文に改造する(17年6月7日)

フランス語を打つのが面倒くさいのであまりブログ記事を書いていなかったが、今の私のフランス語学習のメインは、フランス語版名探偵コナンを読んで日本語に翻訳し、知らなかった文型や単語を例文として集め、繰り返し反訳練習することだ。

先週やったのは殺人事件の謎解きあたりの部分で、このまま覚えても使う場面がないし、実感が湧かないので、日常に近いフランス語例文に作りかえた。以下、サンプルだ。
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(ネタバレを防ぐために、犯人(と思われる)人の画像は灰色のボックスで隠してある。以下、セリフは標準的な日本語に訳してキャラが分からないようにする。)

1. Dans ce cas, tu vas pouvoir m'expliquer comment j'ai pu faire boire du cyanure à M. Oogami uniquement...
(私訳:それなら、私がどのようにして大上氏だけに青酸カリを飲ませることができたのか、説明してもらえるかな?)
2. Et comment j'ai pu prévoir avec exactitude l'heure à laquelle il allait mourir...?
(私訳:そして私がどのようにして彼が死ぬ時間を正確に予測できたのかを?)
3. Son thé ne contenait pas de poison et M. Mouri était assis entre nous...
(私訳:彼の紅茶には毒は入ってなかったし、毛利氏が私たちの間に座っていたのだよ)
4. La place de chacun n'avait aucune importance.
(私訳:各人の席順なんて関係ないよ)
5. Vous en aviez mis sur la partie supérieure de la anse de chaque tasse...
(私訳:あなたは全部のカップの取っ手の上の部分に、それを付けたんだから)

これらを改造して日常的な例文に変えた。

1. J'ai pu faire boire du vin à plusieure personnes.
(練習訳:私は飲ませることができた、ワインを、何人かの人に)
2. Il est difficile de prévoir avec exactitude combien de personnes viendront.
(練習訳:難しい、正確に予測するのは、何人の人が来るか)
3. Cette boisson ne contient pas d'alcool.
(練習訳:この飲み物は含まない、アルコールを)
4. L'âge n'a aucune importance.
(練習訳:年齢なんて関係ない)
5. La anse de la tasse est cassée.
(練習訳:取っ手 of the カップは、壊れている)

このように工夫している間に例文をもう覚えてしまっているので、「例文拾い/改造」はお勧めの学習法だ。


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by L-monger | 2017-06-07 13:59 | フランス語 | Comments(1)  

漫画のフランス語も学習に役立つ (17年2月4日)

私にとっては自明のことなのだが、知らない人もいると思うので書いておこう。

現在の「まいにちフランス語 応用編」(芳野まい先生/ヴァンサン・デュレンベルジェ先生;ガストロノミー・フランセーズ 食を語り、愛を語る)だが、フランスの食についてのエッセイがテキスト(本文)になっている。

前回の芳野先生の講座に比べるとはるかに易しい内容だが、予習では日本語訳を見ずに自力解釈を試みると読み終わるまで1ページ10分間くらいはかかる(PC辞書引き含む)。

以下、テキストの例をアップする。NHK出版の試し読みでは表示されない応用編のページなので、この応用編のレベルを知りたい人には役立つかもしれない。なお、私のように自力解釈したい人のために、右ページは本来の日本語訳の代わりに、次のページの単語説明を貼り付けておく。これを見ながら辞書を引けば、初級卒業の人ならだいたいわかるだろう。
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この中で6番の ce sont les hamburgers qui ont la cote. (今流行っているのはハンバーガーだ)なのだが、la cote は見覚えがあった。

何か月か前に学習したフランス語版「名探偵コナン」から拾った例文の中にあったやつだ。以下、該当ページをアップする。

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右上の最初のコマにある、毛利探偵が高木刑事を励ましているセリフ
「Ne deprimez pas trop! Apres tout, vous brillerez peut-etre dans d'autres enquetes et votre cote remontera...」の中に「cote」があるね。評判とか評価と言う意味だ。直訳は「君の評価も再び上がるだろう」だ。この台詞の日本語原文はこれと違うが、後でコメント欄に入れておく。自力解釈を試みてほしい。

こんな小さい単語は覚えにくいものだが、高木クンを励ましているつもりで、例文を繰り返し発音していると不思議と覚えやすい。マンガのフランス語も役に立つのだ。(上のラジオのテキストのavoir la cote は、プチロワによると何の形容詞なしでも「高い評価を持つ」の意味だそうだ)

★ 参考過去記事(中国語の場合): 中文版ドラえもんはレベルアップ中国語レベル?(15年9月8日)


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by L-monger | 2017-02-04 14:45 | フランス語 | Comments(4)  

仏応用編「インタビュー」をノーヒントで聞くのが面白い(16年11月19日)

仕事が忙しくて、しばらくご無沙汰した。語学は休まずやっているが、ブログを書く気持ちにならないのが困る。

★ 「まいにちフランス語 応用編」(井上櫻子先生/ヴァンサン・ブランクール先生;インタビューで広がるフランス語の世界)

現在放送中のこの講座、数行のインタビューを聞く前にヒントをくれる。初級終わった程度の人にはありがたいだろう。

しかし問題はヒントを聞くと、インタビューを聞く前から話の方向性について想像がついてしまうのが私には面白くない(だって現実の世界はだれも日本語で解説してくれないよ)。

そこでノーヒントで聞くことにした。え?どこの音声を飛ばすか分かるのかって?

大丈夫。私のいつも使っている簡単便利な「mp3DirectCut」を使えば、視覚的に分かる。解説は空白部があるが、インタビューは音波が固まっているからね。下の画像ではカーソル線があるあたりからインタビューが始まっている。
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そうやって聞き取った結果が以下の通りだ。細かい部分がボロボロ(笑)。

でも話の流れは自力でつかんだという実感があるので、その方が楽しいのだ。フランス語を spoon-feedされている(全部口移しでもらっている)赤ちゃん状態でなくなって、独り立ちした感じがする。
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上記のように間違えた部分は抹消せずに「へえ、こんな風に聞こえたんだ」というのを大事にして、そこに対応する「正解」をその右側に書いている。

上記なんかまだましな方だ。翌週のアフリカ・フランコフォニーの方々、インテリの書面仏語はもっとボロボロ(笑)。ああ、面白い。

(レベルアップ中国語でもインタビューやってくれたら面白いのに。講師の方々のきれいな中国語ばっかりで、現地の生中国語を聞かせてくれませんね。)


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by L-monger | 2016-11-19 14:46 | フランス語 | Comments(1)  

新しい仏語コナン-30 第1の事件完了 ゆっくりだけど楽しい (16年10月15日)

仏語版「名探偵コナン 第30巻」を開始して、その第1の事件の学習が完了した。作者・青山剛昌さまと翻訳者M. Thibaud Desbiefさま、ありがとうございます!

以下は表紙と扉絵の1つだ
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新しい巻の第1の事件も、連載3話分。今回は3月頭~10月中旬の約7か月にわたって学習した。長くかかったのは、親戚のお葬式があって遠出したり、その前後が仕事が忙しくなり、心理的にやる気が落ちていたせいだ。

1回の例文15個×全部で15回=225個ぐらいを覚えたかな(忘れるので循環再復習している)。

以下に例としてページの一部をあげる。

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前にも書いたように、この話は中国語版で一度やっているので、あらすじは知っていたが、表現法が全然ちがうので(当たり前)、退屈はしなかった。むしろ「へえ、そんな言い方するのか」という驚きの方が多かった。

上の例で面白かったのは、左ページまん中で美和子が言っている以下の表現。

Dépêche-toi de trouver un garçon qui en vaille la peine.

何と言っているか、わかるだろうか?ほら女友達がよく言うやつですよ。
正解(というか原作の日本語)「早くちゃんとした男、見つけなさいよ」

なぜこうなるか分かるかな?私は少し頭をひねった。例えば、
Il vaut la peine de lire ce livre.
(この本は読む(労力に見合うだけの)価値がある)
の動詞valoirの表現を使っているんだな。vaille と変わるとチト分かりにくい。

それにしても、辞書(私はプチロワ)を引くと活用形もイディオムもちゃんとわかるから、動詞さえ見つけられれば、中国語よりもずっと簡単だ。だれだ、中国語の文法が簡単だと言っている奴!(Tu parles de la simplicité de la grammaire chinoise!)=第2話のセリフパクリ


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by L-monger | 2016-10-15 21:43 | フランス語 | Comments(1)  

1974年「フランス語入門」応用編が基礎編とつながっていた時代 (16年10月2日)

明日から2016年10月の新学期が始まるが、しばらく聞いてから感想を書くのでしばしのご辛抱を。入門編は再放送だから、右下のリンクから去年10月あたりの記事をご覧ください。

その代わりという訳でもないが、先日実家から持ち帰った1974年のNHKラジオ「フランス語入門」テキストの画像を以下に示す(現在の「まいにちフランス語」の前身の「フランス語講座」の、そのまた前身が「フランス語入門」)。今回は「基礎編」でなく「応用編」を見てみたい(当時、聞いてなかったけど)。福井芳男先生の応用編だ。テキストの定価は120円。
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2016年現在のNHKラジオ「まいにちフランス語」の応用編は、入門編と明らかにつながっていない。入門編の時間が少なすぎて、初級でカバーする範囲を6か月のコース内にやりきれないため、応用編は「自力でフランス語の力を付けた人」を対象にしているからだ。(希望に燃えた人をガッカリさせるようで悪いが、入門編「だけ」を何年勉強しても応用編のレベルにはなれない。残念な事実だ)。

ところがこの1974年当時の講座では、基礎編が1年コース、応用編が1年コースで、これらはちゃんと接続されていた。応用編では4月の講座で過去形と未来形の復習から入るようになっている。

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これは金曜日の1回目のレッスン。2ページで20分間の授業をする。スキットを見ればわかるが、とても簡単なフランス語で基礎編卒業者を暖かく迎えている(笑)。でもこのレベルでたくさん読むのは良いことだ。Exerciseは現在形を複合過去形にする練習。それとExpressions Utiles でお役立ち表現を覚える。

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これは土曜日の2回目のレッスン。水野良太郎画伯の挿絵がかわいい。Exerciseはもう少しややこしい文の現在形を複合過去形にする練習。

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そして翌週の土曜日に総復習と文法のまとめをしている。「過去分詞はしっかり覚えなければいけません」ってのが学校・学校してていいね。ここで複合過去形と半過去形の区別も習っている。

読んでいたら、このテキストの応用編を読み通してみたくなってきた。でもこの年度のはこれ一冊しかない。どっかで探してみようかな。なにしろ、いまの「まいにちフランス語 応用編」ではこのレベルのレッスン、もう絶対、やってくれないだろうから。(やっても受講者が甘やかされるだけっていう面もあるけど)


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by L-monger | 2016-10-02 14:37 | フランス語 | Comments(8)  

仏語イディオム「se faire prier」が頭に入らない (16年8月11日)

フランス語を始めたばかりの時は物珍しさもあり「je vous en prie」なんてイディオムも「どういたしまして」と丸ごと覚えられたものだ(分解して意味を考える前に覚えた)。

しかし学習が進み、覚えたフランス語の量が増えてくると、覚えた知識同士が邪魔をするのか、イディオムがすっと頭に入らなくなってくる。理解が増えた故の悲劇だ。

仏語イディオム「se faire prier」をご存じだろうか。プチロワ仏和辞書によると「何度も頭を下げて頼ませる → なかなか承知しない」という意味だ。使役が入っているので理解しにくい。否定形になるともっと理解しにくい(「すぐに承知する」てな意味に反転する)。

仏語コナンから拾った例文ともう一つ。

1.(平次がコナンに)「なあ、承知しろよ」→ Allez, ne te fais pas prier.
2. 「彼はすぐに承知した、私たちを手伝うと」→ Il ne s'set pas fait prier pour nous aider.

「なあ、何度も頼ませるなよ」「彼は何度も頼まれなくても承知した」て理解すればいいんだけどね。読者諸氏はぱっと頭に入って、ぱっと言えるだろうか?

もっとも、このことに気が付けたのは例の「循環式例文復習」を始めたおかげだ(「循環式復習で楽しい弱点発見(16年7月16日)」)。最近楽しくなってしまって、苦手単語やイディオムをまとめた「再復習」をボイスレコーダーで吹き込むようにしている。もう覚えてしまったものは飛ばすので、効率が良いように思う。

しかしこの se faire prier がこの次に戻ってくる3か月後くらいに覚えていられるかは誰にも分からない(笑)。
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by L-monger | 2016-08-11 13:25 | フランス語 | Comments(1)  

16-4月号初見 フランス語:斬新さとスパルタ (16年3月20日)

結局、2016年度の新学期4月号テキストは仏露独の3冊を買った。毎夜読んでいるが、新作の入門編はそれぞれ特徴があって面白い。本当はどんな講座なのかは、4月4日に新学期が開始しないと分からないが、とりあえず各テキストの初見感想を書いておこう。構成を理解できるように1回分のレッスンも載せておく(NHK出版の試し読みボタンで見えない箇所)。まずはフランス語。

★まいにちフランス語 入門編 (倉舘健一先生,クロエ・ヴィアート先生;<つながる>フランス語)

お二人はテキスト表紙では学習パートナーと名乗っている。(それは講師対生徒ではなく、学習パートナー同士という関係性の問題だろうが、このブログでは他の外国語との対比上、メンドクサイので講師ということにする。)たぶんフランス語入門編では初の「日本人+フランス人」ペア講師による講座。

冒頭のクロエ先生の言葉に(元はフランス語だが和訳の方を示す)「暗記するだけで話すことができるような理想の会話練習はありません。入門編だからこそ、基本の約束事を覚えたら、今度は自分の気持ちや考えを、フランス語で自分らしく表現してみませんか。」とある。ひょっとして、2014/2015年度の大木充先生の入門編に対する挑戦かな(笑)。あちらは実用的な会話パターンをずっと練習していたから。それともCEFR対応を真っ向から否定かも。

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第1ページ = スキットにはカナも和訳もない。生のフランス語にぶち当たってみてくださいと言っているような気がする。教科書的なテキストが好きな私としては大歓迎(カナはうざいし。)しかし現実感が感じられるように、毎回、写真がある。このスキットはミステリー仕掛けだそうだ。最近のコメントで私はこの3年間スキットにストーリーがなくて華がないと愚痴っていたが、今年は興味が持てそうだ。

第2ページ = キーセンテンスの文法などの説明。"C'est..."だったら普通はここにある「これはタルトです」になりそうなものだが「間違えました」から始めるとは、恐るべし!

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第3ページ = 発音の仕方の説明だが、発音記号もあるし、口の写真もあるし、昔のテキストを彷彿とさせる。恐れて逃げるオジサンがいたのも分かる(笑)。ただ、自分の口の形は(鏡を見る等して)ちゃんと意識した方が良い。音を聞き分けられないうちは、形から入るのは良い作戦だ。

第4ページ = キーセンテンスの応用。置き換え単語が多い。10個ぐらいは当たり前にある。単語の数を増やさないと、自分の状況にあった発言なんかできないものね。初心者は無理せずに、例えば5個ぐらいと自分で決めて、覚えられる範囲で増やすと良いと思う。初心者でない人は、自分が全部の基礎単語を知っているかチェックするためのチェックリストとして使える。一番下のネイティブ講師ならではの表現紹介も面白い。覚えておくとフランス人に「ほほう!」と言わせられる。

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第5ページ = 放送では扱わない練習問題。たっぷり1ページ。週3日聞いて終わると思ったら大間違い。残りの週3日はこの「宿題」をやりなさいと言っているみたい。しかも「調べておぼえましょう」だと!(単語の意味を示していない)自啓自発しないとおぼえないという教えかな。あるいは講座を数年間、聞いているリスナーのためのサービスかもしれない。

第6ページ = フランスと日本の文化的な違いを書いたエッセイ。このページは時間感覚の違い。面白い。それと練習問題の答えとスキットの和訳(最後に!)。

以上、この講座に惚れ込んで努力を惜しまない人ならフランス語がかなり身につくだろう。私が思うに「斬新でスパルタ」的な講座だと思う(現時点では)。挑戦的だなあ。大丈夫かしら。

(超初心者の方は今のうち(2週間ある)に最初歩、綴り字の読み方をCD付きの別の参考書で学んでおくことをお勧めする。この前コメント欄に書いたようなやつね。そうすれば少し余裕を持って講座を聞けるだろう。自啓自発の始まり~)
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by L-monger | 2016-03-20 16:02 | フランス語 | Comments(5)  

仏語コナン-29 第4の事件=全巻完了 対応表現が楽しい (16年3月13日)

フランス語版「名探偵コナン 第29巻」の第4の事件の学習が完了した。作者・青山剛昌さま、フランス語翻訳者M. Thibaud Desbiefさま、ありがとう!これで第29巻が全部完了だ。

全部終われたので感無量だ。2014年10月14日に開始した記事があるから、1冊のマンガを1年半近くやってたことになる。「飽きませんか?」と言われそうだが、私はマンガだけ読んでいたわけでなく、プチロワ仏和を読み込んだり、ネットで検索して例文を見つけたりしていたので、飽きようもない。(もちろんマンガの面白さもある)。

第4の事件も、連載3話分、52ページ。今回は9月~3月頭の約6か月にわたって学習した。これまでひとつの事件は4か月で終わっていたが、それプラス2か月かかった。翻訳の仕事がキツキツだったり、先月インフルエンザで寝込んだりしたせいだ。

以下に扉絵と第1ページを例として挙げる。
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(都合でめくりのページを左右に合成している。あしからず)

ここら辺りから拾った例文は以下の通り。
1. 私の同僚(複数)はカゼRを引いている。 Mes collégues ont un rhume.
私の同僚(複数)はインフルエンザを引いている(形容詞) Mes collégues sont grippé.

2. それは3人のスポーツ選手だ、who アメリカ A でプレイしている。Ce sont trois sportifs qui jouent en Amérique.

3. どこなんだ、そのオープニングパーテイは? C'est où cette soirée d'inauguration?
(前置詞句) tu どこだと思う? A ton avis?

4. 悪いけどパス!(オレ抜きで) Désolé mais sans moi!

(説明) 日本語に混ざった R や tu はフランス語のヒントだ。 1.はカゼとインフルの区別。2. アメリカってこれでもいいという例。3. オープニングパーティもだけど、「どこと思う?」を前置詞句でさらっとがカッコ良かった。4. 「パス!」って「日本語」の処理の例。これもカッコ良い。

普通の日本語(外来語含む)をフランス語でこう言えるのかという点がNHK「まいにちフランス語」ではたとえ応用編でも学べない表現ばかりで、相変わらずとても楽しい。

さて、第30巻はもう用意してあるのですぐ始めようかな。こちらの第1の事件は中国語版でもうやったから、それをフランス語でどう表現するか、楽しみだ。

(以下、過去記事を参考まで)
フランス語版コナンで武者修行を開始 (14年10月14日)
仏語コナン29 第1の事件 学習完了 (14年12月23日)
仏語コナン-29 第2の事件完了 楽しい理由 (15年4月30日)
仏語コナン-29 第3の事件完了 文法が楽しい (15年9月1日)
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by L-monger | 2016-03-13 15:19 | フランス語 | Comments(4)  

仏語コナン-29 第3の事件完了 文法が楽しい (15年9月1日)

フランス語版「名探偵コナン 第29巻」の第3の事件の学習が完了した。作者・青山剛昌氏と翻訳者M. Thibaud Desbiefに大感謝だ。

第3の事件は、連載3話分、52ページ。今回は5月~8月の足かけ4か月にわたって学習した。急げば 3か月で終われたかもしれないが、途中、仕事と家庭の両方で忙しくなったので、第2の事件の時と同じく、4か月かかった。

しかし学習回数18回は、前回より3回多い。これは前回の事件がアクション巨編(笑)でセリフが少な目だったのに対し、今回の事件は一つの家の中で展開する話で、謎解きのための説明が多かったせいだろうか。おかげで犬の単語について多少詳しくなった(お手をするとかオヤツをやる、など)。

以下に扉絵と第1ページを例として挙げる。
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最初の台詞、日本語原文は「わーかわい~(ハートマーク)」だ。フランス語版では「感嘆文」であらわしている→「Qu'il est mignon(ハートマーク)」。下の方で「じゃあコナン君とコンビを組めば、世界一の探偵事務所ができちゃうね!」→「S'il faisait équipe avec Conan, il pourrait ouvrir la meilleure agence de détectives du monde!」は「条件法現在」なので全くの仮定の話だと分かる(ありえる仮定なら直説法を使うだろう)。

こういうニュアンスが分かるから、文法って好きさ!(常識で分かるだろうというツッコミはなしにして。)条件法などは「まいにちフランス語 入門編」で最後にちょこっと扱う程度だが(今やっている大木先生の講座では最後まで扱わないかな?)、この漫画のように小学生でさえ日常的に使うものなので、実用を目指す人は早めに習った方が良いのではないかと思う。

補足:10月半ばが来たら、「名探偵コナンでフランス語学習」も1周年になる。第4の事件が学習終わりになるのは12月か1月の末になるだろうが、ぜんぜん飽きる気配がない。中国語版で挫折した第30巻に進もうかな等と思う。

参考過去記事:フランス語版コナンで武者修行を開始 (14年10月14日)
仏語コナン29 第1の事件 学習完了 (14年12月23日)
仏語コナン-29 第2の事件完了 楽しい理由 (15年4月30日)
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by L-monger | 2015-09-01 15:43 | フランス語 | Comments(2)  

ドイツ語の呼び名がバラバラな理由 (15年7月29日)

いろいろな外国語を学んでいると、「ドイツ語(ドイツ人)」の呼び名が言語によりバラバラであることに気が付く。ずっと不思議に思っていたのだが、この前から読み始めた「言語世界地図」(町田健; 新潮新書)でようやくその理由が分かった。

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「ドイツ語(ドイツ人)」を意味する英語 German(ジャーマン)は「ゲルマン人」に由来(これは想像がついた)。フランス語の allemand (アルマン)はゲルマン人の一部族「アレマン族」に由来。一番不思議だったイタリア語の tedesco (テデスコ)はなんとドイツ語自身の Deutsch(ドイチュ)と同じ語源で、「民衆」を意味する古いドイツ語の thiudiska が起源であるそうだ。そしてバラバラな理由は統一国家としてのドイツが19世紀にようやくできたので、それまでに他の国はそれぞれの呼び名で呼んでいたからということだ。

こういう語源は、英語、フランス語、イタリア語を習う時には教えてくれないから(「基礎英語」や「まいにちフランス語」、「まいにちイタリア語」で説明しているのを聞いたことがない)、不思議に思っている人は多いと思う。しかし、こういう「余計な」知識があるとかえって良く覚えられるので、教師の人は生徒に教えてあげると喜ばれるのではないかな。

この本、「言語世界地図」は、1言語4ページずつでコンパクトにまとめられていて読みやすい。他の言語についても、面白い知識が得られそうだ。外国語に興味のある人は、この夏休みに帰省するときなど、旅のお供にすると良いかもしれない(自営業の私は、夏休みないのだけど)。
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by L-monger | 2015-07-29 16:03 | フランス語 | Comments(5)