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中国語では受け身文と使役文が同じことがある!!(8月31日)

8月も今日で終わりですが、私は相変わらず忙しいです。ブログ書きたいのに書けないのはストレスがたまります。

「まいにち中国語 応用編」(陳淑梅先生)の第37課では受け身表現を取り上げてました。「被」以外の「叫/让」は(1)プラス表現(本人にとって良いこと)に使わず、(2)動作主を省略できないという話でした。

あれ?「叫/让」で受け身?これって使役でも使う言葉じゃなかった?

キーセンテンス「我的凉台的花盆儿也都让风刮倒了。」(うちのベランダの鉢も、(風に)吹き倒された)の場合、「うちのベランダの鉢も、風に吹き倒させた」という意味に解釈できますね。現実的にまれな話でしょうけど。

これは何としたことか?さっそく最近の私のバイブル「中国語わかる文法」をひもとくと…

(引用開始)
「77.介詞"被"などを用いる受け身文」の「更上一层楼」コーナー
"让、叫"は受け身文で動作行為の送り手をみちびく介詞として用いるだけでなく、使役文では「…に…させる」という使役の動詞としても用いる。したがって、受け身文で動作行為の送り手が人である場合、前後の文脈を離れ、使役文として読むと、動作行為の受け手とも理解され、その文が受け身なのか、使役なのか、区別しにくいこともあり得る。例えば、"我叫他打了。"wo3 jio4 ta1 da3 le.は次の2つの訳文があり得る。①私は彼になぐられた。②私は彼になぐらせた。
    (i) 这种药叫孩子吃了可不得了。Zhe4 zhong3 yao4 jiao4 hai2zi chi1 le ke3 bu4de2liao3
     (この種の薬は子どもに飲まれたら/飲ませたら大変だ。)
(引用終わり)

何と、何と!受け身と使役を文脈で区別しないといけないのですね。そうか!「叫/让」による受け身文を「プラス表現には使わない」というのは、使役との混同を避けるためじゃないのかな?

中国語って不思議な言葉~!
(そして、やっぱり惜しいな~、この応用編)
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by L-monger | 2010-08-31 12:19 | 中国語 | Comments(1)  

2010年10月期のNHK外国語講座についてコメント(8月23日)

お盆明けで楽になるかと思ったら、意外に細々と仕事が続いていて、フランス語、中国語、ハングルのノート作りと練習ファイル録音をしたら、ブログに回す時間がなかなかありません。

というわけでご無沙汰しました。前回書き損なったコメントを書きます。

<フランス語>
「まいにちフランス語」はとうとう初級編、応用編とも再放送になってしまいました。2008年と2009年は、入門編が再放送のときは応用編が新作、応用編が再放送のときは入門編が新作になっていたので、一年中楽しめたのですが、もう予算がないのでしょうね(この4月期は両方新作だったから?)。

残念なのは応用編「オペラ「カルメン」を読む」です。実は、2009年1月~の本放送ではテキストを買わずにおいて、これが再放送になったときは、入門編が新作だろうから、効率よくテキストを入手できると皮算用していたのですが、見事に目論見が外れました!ははは、ケチるからこういうことになる。

「アンコールまいにちフランス語」のディアローグ三銃士はもう二回聞いて練習もきちっとやったから、やる気しないし、この10月期はどうしましょうねえ。やっぱり新しいフランス語の小説でCNG読書をするかなあ(ストックは溜まってます)。

一つうれしいのは、大好きだった「テレビでフランス語 パリの仕事人」(北村亜矢子先生ほか)、2009年の本放送のときはNHKの都合で夜のワンセグ放送がなかったため、トクマスで音声録音と別の部屋のテレビで見ながしていたのですが、今年はちゃんとあるので、パソコンのワンセグ機能で番組を録画して楽しむことにいたします。

というわけで良かったり悪かったりですね。

<中国語>
「まいにち中国語」週3日の入門編はもうやめとくかな。映画を使った応用編の方ですが、手も足も出ないのではないかという予感があります。2007年1月~の刈間文俊先生「陳凱歌の世界」は難しかったなあ。それにバリバリの口語はまだやる気がないしなあ。これは第1回の放送で様子を見ましょう。

「アンコールまいにち中国語」(郭春貴先生)は聞いていて楽しいこと間違いなしですが、これもすでに例文を1年ぐらい回してましたから、ちょっと飽きている面があります。

応用編のラジオ講座を聞き流しながら、何かもっときっちりと勉強がしたいなあと思ったりします。
いや、放り出してある「中国笑話・謎語50選」でもやればいいのですけど(日本語の全訳などがなかったため、半分行ったところできっちり理解できなくなり、投げ出してしまいました)。

テレビの中国語は続けます。(たぶんテレビのハングル講座も。)

業務連絡:

トークマスターSlimの電池交換ですが、日曜日に出して、中三日の木曜日に受け取ることができました。つまり目論見どおり、再放送週のうちに交換を完了できました。ばんざい。プレイヤーの電池交換を自主的にやらないどこかの会社に比べれば、全機体を短時間で交換してくれる、サン電子さんは神様です。

アンコールまいにちハングル講座も、8月16日~の再放送週のおかげで遅れを取り戻し、追いつくことができました。ばんざい。でも、新しい語尾が出てくるたびにすでに習った語尾と混同して、とても苦しいです。あと1ヶ月半もつかな~?
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by L-monger | 2010-08-24 01:02 | NHK語学講座 | Comments(6)  

2010年10月期の外国語講座が分かりました(8月17日)

本日発売の9月号テキストの巻末に2010年10月から2011年3月までのNHKラジオ講座・テレビ講座の情報が載っています。以下、私に興味のある講座を転記します。(ラジオの方がテレビより面白いので、ラジオを先に書きます。念のため)

☆ まいにちフランス語
   初級編:小野潮 (再放送 of 2009年4月~9月)
   応用編:川竹英克/ジョジアーヌ・ピノン オペラ「カルメン」を読む (再放送 of 2009年1月~3月) →(10月~12月の3ヶ月放送ですね。1月以降の応用編の情報がありませんでした)

☆ アンコールまいにちフランス語
   本年2010年4月~9月と同じ。「ジュリアンとさくら」「ディアローグ三銃士」

☆ テレビでフランス語
   北村亜矢子+3人(再放送 of 2009年4月~9月)

☆ まいにち中国語
   入門編:宮岸雄介(新作) 月火水 「これでわかる!はじめての中国語」
   応用編:水野衛子(新作) 木金 「映画で身に付く!応用会話」

☆ アンコールまいにち中国語
   郭春貴「楽しい会話入門」(再放送 of 2009年4月~9月)

☆ テレビで中国語
   荒川清秀 10月以降も前半から引き続きのシリーズ(通年新作)。

☆ まいにちハングル講座
   入門編:長谷川由起子(新作) よく使われる表現を丸ごと覚えましょう。
   応用編:波田野節子(新作) 現代文学の香りを味わいます。

☆ アンコールハングル講座
   チョ・ヒチョル「クイズで学ぼう!旅のハングル」(再放送 of 2008年4月~9月)

☆ テレビでハングル講座
   チョ・ヒチョル 10月以降も前半から引き続きのシリーズ(通年新作)。

その他、目に付いた新作講座は、「まいにちドイツ語 応用編:小塩節」(間違いじゃありません。前期の続編)、「まいにちイタリア語 入門編:野里紳一郎(文法塾~続・伊語事始。ははは)がありました。

コメントを書く時間がないので、とりあえず情報だけ。
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by L-monger | 2010-08-18 12:30 | NHK語学講座 | Comments(12)  

中国語の動詞に「少し」をつける意味(8月17日)

お盆休み明けが締め切りの仕事に追われてブログから離れてました。皆様、お待たせしてすみません。

2004年10月期(再)のラジオ「中国語講座」入門編(榎本英雄先生)から今年2010年の「まいにち中国語」応用編(陳淑梅先生)までずっと疑問に思ってきたことが、いくつかあります。

そのうちの一つが、どうして動詞に数量をやたら加えたがるのかということ。例えば、先週習った「在电车上, 我的脚被人踩了一下。」(わたしは電車で足を踏まれた)という例文に、なぜ「一下」(少し、ちょっと)が必要なのか、私にはぴんと来ませんでした。日本語の達人の陳先生、あっさりした日本語らしい日本語訳を付けてくれるのは良いのですが、中国語例文はずっと油っこく(笑)なっていることが多いのに、放送ではあまりその点の説明がありません。惜しいなあ~、本当に惜しいな~、この講座。

ところが先日、「中国語わかる文法」(大修館)の本を読んでいたら、その理由らしきものが書いてあって、夜中だというのに「ああ、そうか!」と声を上げてしまいました。以下引用します。

(引用開始)
182動詞の述語性

形態変化(いわゆる活用)のない中国語では、動詞が動詞らしい外見を見せていないことがある。... "工作" gongzuo という一語を見たり、聞いたりしても、これだけでは「働く」なのか、「職業」なのか不明である。明らかに動作動詞である"包"bao や "笑"xiao にしても、「包む」か「包み」か、「笑う」か「笑い」か、動詞1つだけで単用されたとしたら、その動作性は希薄である。一般的に、動詞を単用するのは、命令文や問いかけに対する返事の場合であり、述語としての機能を発揮させるには、あたかも形容詞述語に副詞 "很" hen などを加えるように、動作性を示す形態をとる必要がある。それには、賓語を置いたり、補語を加えたり、動詞らしい外形にすることである。とりわけ、補語として数量詞を付加することは、自動詞、他動詞の別なく可能であり、また表現に具象性が付与されて、いかにも動詞述語らしくなる。
(引用終わり)

なんだ、「動詞らしくする」ためかあ!形容詞に付ける"很"は(通常)ただのお飾りだというのは初級で習いますが、動詞に様々な数量詞を付ける目的の一つに、実は「動詞であることを分かりやすくする」ためのお飾りという側面があるとは習いませんねえ。中国語教育界の定説にまでなってないからかな。

でも、私的にはどうでも良いことです。自分が納得できれば、それ以降、悩むことをやめることができるので、たとえウソであろうが、本当であろうが、これで問題解決です。

本当に助かりました。ありがとうございます、輿水優先生! 島田亜美先生!

ちなみに、上に示した「足を踏まれた」の例文がこのケースに当てはまるかどうか、私には分かりません(「踩了」に「一下」を付けた主な理由は何か)。

またまたちなみに、上記の視点を得た後で、これまでに習ったテキストの例文を見ると「ああ!ああ!ああ!」と言うようになります。試してみて同じようになった人がいたら、コメント欄で教えてください。

盛り上がり過ぎかしらん?
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by L-monger | 2010-08-17 14:56 | 中国語 | Comments(15)  

残暑お見舞い申し上げます(8月10日)

最近曇りや雨の日が続いているので、酷暑も一段落ではありますが、そのかわり蒸し暑いですね。皆さんはそろそろお盆休みでしょうか?私の方は世間の人が休んでいるときに働く職種ですので、ちょっと忙しいです。今回は思いつくままに。

今週は「まいにち」講座が先週の再放送なので、連絡をもらっていたトークマスターSlimの電池交換を(ようやく)お願いしました。1週間で帰ってくるかな~?いつもの録音用の定位置にSlim君がいないと忘れ物をしたみたいで、淋しいです。彼の代わりにトークマスターII君が補助的な録音(ラジオ深夜便の藤沢周平朗読とかアンコールまいにちハングル講座)を、そしてMPIO君が再生を担当してくれています(笑)。

「まいにち中国語」応用編は今週追いつく予定。「まいにちフランス語」の先週分のミニディクテもそろそろやらなきゃね。CNG読書法のL'evasion de Kamo もそろそろ佳境に入ってきました。あと、面白い本を読み始めたのですが、うまく行ったら発表します。

そうそう、来週18日はテキスト9月号の発売ですね。10月からの講座がどうなるか、最後の読者投稿欄に書いてあるはずなので、楽しみです。

皆さんはいかがお過ごしですか?
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by L-monger | 2010-08-10 12:22 | NHK語学講座 | Comments(18)  

ハングル例文音読練習続行中(8月4日)

1週間遅れで追っかけている、「アンコールまいにちハングル講座」(チャン・ウニョン先生)ですが、相変わらず週に24個ずつ例文を音読して覚える練習をしています。今週は、先々週の分を毎日唱えています。

例えば、第79課(으니까 ~だから/~したら 理由・前置き)。ハングルの入力が面倒くさいので日本語で書きます(笑)。

1. 雨が降るから出かけないでください。
  遠いから行かないでください。
2. 時間がないから早くしてください。
  時間があるからゆっくりしてください。
3. 遠いからタクシーに乗りましょうか?
  近いからゆっくり歩いて行きましょう。

状況を考えると、ちょっとメロドラマチックでしょう?

数字の付いているのがメインの例文で、数字のないのがちょっといじった例文です。前はメインの例文だけ覚えてましたが、ちょっといじった例文と対比しながら覚えると、その方が早く覚えられることに気づきました(前は5日間、今は3日間で覚えられます)。アンチゆとりってわけです(笑)。

ところでまた質問です。2.の「時間がないから早くしてください」はテキストにあった「시간이 없으니까 빨리 하세요.」で良いのですが、「ゆっくりしてください」はテキストになかったので、自分でいじくってネット検索で出てきた「천천히 하세요」にしたのですが、こういう言い方で意味があっているのでしょうか?(全体は「시간이 있으니까 천천히 하세요.」)

3.できょうの会話から取った「ゆっくり歩いて行きましょう。」(천천히 걸어가요)というのがあるで、これに似せて作ったわけです。

ところで来週は通常の「まいにち」講座は再放送週ですね。「アンコール」講座は、再来週が再放送週。おぼえてましたか?(追いつくぞ~!)
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by L-monger | 2010-08-05 01:02 | ハングル | Comments(2)  

先週分のまいにちフランス語のディクテ、アップしました(8月2日)

先週放送された、まいにちフランス語(清岡智比古先生、レナ・ジュンタ先生)の一言フリートーク部分を、ディクテして「るもんが"の外国語学習日記 - 別館」にアップしました。興味のある方は、ご覧になってください。コメントはあちらでも、こちらでもどうぞ。(自分の学習のためにやっていることではありますが、もしかして誰かのお役に立っているのならば、そう教えていただけると、さらにやる気が出ます。)

先週分の放送は、今週の内なら「NHK語学番組のフランス語のページ」でストリーミングを聞けます。
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by L-monger | 2010-08-02 15:26 | フランス語 | Comments(5)  

「中国語わかる文法」買っちゃいました!(7月31日)

xiaoqさんのブログ(当該記事はこちら)で紹介されていた「中国語わかる文法」(大修館)ですが、この前、大書店で立ち読みをしているうちに、ムラムラきて衝動買いしてしまいました。約3000円もするのに!小難しい理屈が多いのに!読みきれるか分からないのに!

たぶん、今年「まいにち中国語」入門編(三宅登之先生)をきき始めたばかりの人には無用の長物でしょう。応用編(陳淑梅先生)を聞いてためになると思えるぐらいの人には、役に立つような気がします。

それと、私のように英語やフランス語の文法構造にすっかり慣れてしまって、「中国語の文法ほどいいかげんで、気まぐれで、習えば習うほど泥沼のような言葉は他にないぞ!」と腹を立てている人にも役に立つかも(笑)。

この本、400ページもあるのですが、ぱらぱらと読んでいると「ああ!」「そうか!」「なるほど!」と思えることだらけです。さっき小難しい理屈と書きましたが、この本は中国語教育学会が出したガイドラインに準拠しており、大学の第2外国語2年間で習う範囲の案内なのです。だから(と思うのですが)、例文はすごくやさしい。おまけに全例文にピンインが振ってあります。

今日はまず一発目なので、すごくしびれた奴を引用します。

「…呂叔湘は<汉语语法分析问题>において、中国語は、連語内部の語順はあまり変えられないが、文の内部の語順は比較的融通がきく、といっている。… 最も簡単な例を挙げるなら"饭吃"という語順は基本構造としての連語からは認め難い組み立てであるが、"饭吃,面不吃"(米のご飯は食べるが、めん類は食べない)というさらに大きな連語に包み込めば主述連語が並列された連語として成立する。中国語では、対比の表現は修辞的に文法のルールを越えて成り立つ傾向がある。」(P.244)

なんとお!文法のルールをオーバーライドするルールが存在するですと!1層構造でしかない、西洋文法に慣れた私には青天の霹靂(しかし快い驚き)でした。

最初にそういっておいてくれれば、この数年間、腹を立てずにすんだのに(笑)。
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by L-monger | 2010-08-01 00:43 | 中国語 | Comments(2)