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動詞活用を唱えなくていいのか?(5月27日)

楽をしたい受講生と、人気を得たい講座製作側。それらが合致したところに、動詞活用を唱えないレッスンが成立する気がしてならない。

動詞活用を唱えるラジオ講座(2014年4月期)= まいにちロシア語
動詞活用を唱えないラジオ講座(2014年4月期)= まいにちフランス語、ドイツ語 (ハングル講座も)

確かに退屈だ。日本人には特に意味があると思えない6種類の活用形。会話文の練習の方が100倍楽しい。

しかし、例えば「私は」を「私の子供たちは」に変えなくてはならない時、いちいち辞書を引くのだろうか。現地で親同士の会話をしている最中に? 店頭で買い物をしている最中に? まあ、映画に出てくる野蛮人みたいに、動詞の原形で押し切るか。Je savoir pas. Mes enfants savoir pas. (ワタシ知ルナイ。ワタシ、コドモタチ知ルナイ)笑われるか、2,3回聞き返されるかもしれない。

頭の中に活用表をコピーしておけば、その場で言いたいことが言える。書籍やネットの文章を読んでいて、言葉の繋がりが不明になることも少なくなる。その自由を得るために、つまらない練習をしなくてはならない(実はつまらなくない。動詞がいくつかのパターンに収束しているのは、まるで幾何学のように美しい)。

反論があるのは知っている。単数1,2,3人称と複数1,2,3人称の順番で唱えていると、例えば複数3人称がすぐに出てこないとか。そりゃしかし、練習不足なだけだ。活用を唱えない理由にはならない。上記の順番を逆に唱えたり、複数の動詞の複数3人称だけ抜き出して言ってみるとかすればいい。

ところで中国語も活用練習すればいいのにと思うことがある。「声調活用」だ。例えば「不」とか「一」とか声調が変化する語を入れた練習をしておかないと、いざという時変化させられるわけないよね。例えば「不埋 不买 不卖」とかね(これはついでに同音異声調だ)。「我想 你想 他想」とかね(これは第3声の人称代詞の変調練習)。
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by L-monger | 2014-05-27 17:16 | NHK語学講座 | Comments(3)  

外国語トレーニングに適切な負荷を (5月24日)

外国語学習とはトレーニングだ。理屈を覚えても、すぐに口から出なければ覚えたとは言えない。そのためには、理屈を具体化したトレーニングが大事だ。

例えば、「名詞には単数形と複数形がある」という知識はすぐに覚えられるが、具体的なものの名前について、1個あるときは単数形、2,3,4,5...個あるときは複数形がぱっと出なければ身についたとは言えない。フランス語の例なら、"C'est un arbre. / Ce sont des arbres." (あれは木です)のいずれかがぱっと出ること。さらに形容詞を付けて"C'est un grand arbre. / Ce sont de grands arbres."(あれは大木です)が出ること。(リエゾン大丈夫?)

そしてトレーニングである以上、自分に適切な負荷をかけなくては、外国語筋肉は成長しない。

これまで見てきたところ、「まいにちドイツ語 入門編」(Kompass)は過去6週間、負荷が弱すぎた。「お茶を飲む」やるなら「コーヒーを飲む」「ビールを飲む」も一緒にやってよかった。対照させた方が、より強く覚えるからだ。対照的に、「まいにちロシア語 入門編」(大人のロシア語) や「まいにち中国語」は負荷がかなり強い。出てきた単語を全部覚えるのは大変だろう。無理をせずに、個々のレベルにあわせて取捨選択して覚えれば挫折しなくて良いと思う。

6か月で3000個の単語なんて覚えられない。1000個残ればいいというつもりで学習(トレーニング)すると、良いと思う。
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by L-monger | 2014-05-24 18:51 | NHK語学講座 | Comments(2)  

14-4月期 ラジオ講座受講スケジュール決定 (5月23日)

今期も開始後7週目になり、そろそろ受講スケジュールが安定してきたので、スケジュール表をアップする。このスケジュールでうまく行っており、週単位では受講はまったく遅れていない。(講座の録音をためると挫折するからね。)

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「まいにちロシア語 入門編」は週の前半3日間で聞いたものを、後半3日間で再度聞く(最初は1.2倍速、2回目は1.5倍速)。これで本当の「まいにちロシア語」に近づいた(笑)。再度聞く際には、先生の日本語キューに合わせてインナさんより先にロシア語を言う。

講座を聞く以外の書く練習。週の前半はロシア語の「今日の文章表現」コーナーをノートに書いて自分で訳してみる。後半は「まいにち中国語」の書取りをやる。だから前半と後半でこれらを振り分ける。

ロシア語以外は1.5倍速つまり10分間で一回分を聞く。一日に付き、講座3本分が約33分間ぐらいで終わる。「まいにちフランス語 入門編」「まいにちハングル講座」は聞き流し(復習しない)。「まいにちドイツ語 入門編」はGrammatikの部分だけをなんと2倍速で聞く。それで十分理解できる。1回約4分間(元は8分間)なので、3回分を12分間ぐらいで一度に聞き終わる。

これらに加えて例の台湾のラジオ講座(前の記事参照)を聞いている。1回が10分間で終わる「英語你我他-英検篇」が最近のお気に入り。中国語の部分が早口なので、部分的に0.75倍速で聞いている。そうすると英語が遅すぎるけどね。ついでなので、全部聞き終わらなくても気にしない。

あれ?中国語の4本目とハングル講座の4本目がない!どうして?なんつて(笑)。日曜日は特別に、朝と昼の時間もこれらを聞いているのだった(それ以外の曜日のこの時間帯は、フランス語と中国語の自主学習)。
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by L-monger | 2014-05-23 18:36 | NHK語学講座 | Comments(5)  

5月号テキストを1か月遅れで買う (5月21日)

今さらだが、「まいにち中国語」5月号 (4月18日発売)を、今日5月21日に1か月遅れで買った(ついでに「まいにちロシア語」6月号も。こちらは目的が違うので、スケジュール通りに買う)。

文字に頼らないで、聞き取る学習をするためだ。ここ3週間、スキットを聞いて書取りする練習(あと、総合練習の作文も書いてみる練習)をしている。テキストがあるとすぐに正解を見ようとしてしまうので、かえって学習の邪魔だ。知らない単語も、ピンインで書取り、辞書を引いたりネットで検索したりして、自分で正解の漢字にたどり着けば、音声も文字もかえってよく覚える…ともくろんでいる。

しかし、小野秀樹先生のスキットは、今風の単語がいっぱい出てくるので、基礎的な知識だけでは書き取れない。そこで正解を知るためのアンチョコとしてテキストを買うことにした。だからなるべく読まないようにしようと思っている(笑)。

ラジオ講座はテレビ講座と違い、画面がないという長所を持っている。これが短所だと思っている人は多いかもしれないが、画面があると耳の働きが鈍り、日本語と違う、外国語の音声を正しくとらえることができないのだ。人によっては、テキストを見ながらラジオ講座を聞いている人がいるかもしれないが、せっかくの機会が失われてもったいない。テキストは講座の前か、後に見ること。それが無理なら、せめてリピートするときは絶対にテキストを見ないことを勧める。

ラジオ講座を「ちゃんと」学習した人は、聞き取りの能力もグンと伸びるし、話す時の発音も美しくなるはずだ。
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by L-monger | 2014-05-21 21:50 | 中国語 | Comments(1)  

14-4月期 第6週目で安定してきた (5月18日)

そろそろ安定して聞けるようになってきた。5つの講座を聞き続けている(でも仏中の自主学習がメイン)。

★「まいにちロシア語」(入門編)「大人のためのロシア語」(林田理惠先生)
5/12 人(человек)=単数、と人々(люди)=複数が全く違う形をしているのは、元々別の単語が単数形だけ、複数形だけ残った結果という話は面白い。
5/14 「前世はロシア人だったのかと思いました」「だったらもっとがんばってね」は笑った。

★「まいにちハングル講座」(入門編相当)(イ・ユニ先生)
5/15 「우리 아버지입니다.」直訳で「私のおとうさんです」になる絶対敬語を、「私の父です」という日本式の相対敬語に意訳していた。ナイス。変えないとかえってニュアンス違いになるんだなあ(直訳は子供っぽい感じ?でも最近日本人の若いタレントも「私のおとうさんです」しか言わないか)。

★「まいにちドイツ語」(Kompass)
5/12 文法アレルギーを避けるために Grammatik という名前に変えたようだが、「文成分」などの文法用語はどしどし使うんだなあ。
5/13 Yes/No (Ja/Nein)で答える疑問文の練習は Ja のみしか練習しないんだなあ。なぜ Nein の方は練習しないのか。進度が遅いなあ。
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by L-monger | 2014-05-18 15:46 | NHK語学講座 | Comments(2)  

フランス語はカタカナ発音で通じるのか?(5月17日)

最近はNHK出版のページで立ち読みできるので(ここ)、テキストを買う前に入門編などの最初のページは見ることができる。今日、発売されたばかりの6月号の各外国語の巻頭の言葉を読んでみた。

びっくりした。大木先生がフランス語をカタカナで学ぶことを認めている(ここ)。カタカナを読んでも十分通じますと書いている。以前、清岡智比古先生だったか、フランス語の学習書はカタカナのルビをふらないと売れないと出版社の人に言われるとおっしゃっていたと思うが、大木先生が仕方なしにカタカナルビを使っているではなく、むしろ積極的に勧めていらっしゃることに驚いた。

いや、確かに英語のようにアクセントにより音節の長さが変化する言葉よりは、平板な発音で良いフランス語ではカタカナ的な平板な読みで良いのかもしれないが、しかし日本語より数の多い母音や子音はどうする?(例:en, unなどの区別ができない) 日本語のカナではかならず母音を最後に付けた発音になってしまう件は?(例:forteがフォルト?)学習者がぱっと見たときに、アルファベよりも日本語のカタカナの方が記憶に残るという問題はどうする?(カタカナは黙字を書かないのでリエゾンができないよ)

だいたい、ずっとカタカナルビに頼っていると癖になるけど、いつ卒業するんだろう?今でしょ(笑)。一昨日書いた記事のように、たとえできなくても声調や名詞の性別をずっと叩き込み続けないと、ある日できるようにはならない。

学習者の方にアドバイス。(a) テキストは全く見ないでラジオ講座の音だけで練習し、たまにチラ見する程度にするか(カタカナより自分の耳を信じること!)、または (b)カタカナをエンピツなどで塗りつぶして、カタカナに頼らない音読練習をすることなどを勧めたい。または、(c)テキストのアルファベ本文だけを書き写し、もっぱらそれを見るのでもよい。…とオレは思うけどなあ。
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by L-monger | 2014-05-17 15:40 | フランス語 | Comments(1)  

声調や名詞の性別について腹をくくる(5月15日)

前の2つの記事は、日本語で区別しない単語をフランス語や中国語では区別するという話で、これ自体はしっかり区別しなくてはならないが、まだまだとてもラクな話だった。

初級のレベルで習う「日本語で区別しないけどその外国語では区別するもの」はもっと基本的なものでいろいろある。中国語なら「声調」。同じ発音なのに声調が違うと意味が変わるという話を聞いたとき、皆さんは絶望感に襲われなかっただろうか?これを全部覚えるのかと思ったら、急に疲れをおぼえなかっただろうか?

たとえば、shou3ji1 は手机=携帯電話、shou3ji4 は手记、shou3ji2は首级=討ち取った敵の首、だ。目が回る。「我的 shouji 在哪儿?」が「私の携帯電話/手記/首级はどこ?」のいずれかに、間違って解釈されうると思うとオソロシイ。(たいていは話の流れで分かってくれるだろうけど)

フランス語やロシア語なら名詞の性別。これは冠詞類、形容詞が連動して変化するので知らなければマチガイだらけのフランス語/ロシア語を話すことになる(たいていは…以下同文)。フランスパン=baguette の性別が分からないばかりに、頼むときいつも deux baguettes と言って、2本ずつ買っていたという笑い話があった。(フランス語では複数になると、冠詞などは性の区別が要らないため。形容詞は要るよ)

しかし、これらをすぐにできるようになるという考え方が間違っている。これらは身の回りのものについて大体正しく言えるようになるまで、2~3年かかると思って、腹をくくってやればよいのだ。気軽に身に着くものは気軽に忘れるものだから、逆に身に着けばしっかり身に着く。

日本人にとって学習しにくいものだが、これらが意味の理解を助けてくれる時もある。この前中国語で数字を聞いていたとき、iu4だけ聞こえた。一の位で第4声の数字は2つしかない。「2」と「6」だ。だから、全部が聞きとれなくても、「6」だとすぐわかった。

昨日の強敵は、今日の親友だ(今作ったことわざ)。
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by L-monger | 2014-05-15 21:34 | NHK語学講座 | Comments(1)  

中国語 2つの「遅い」(5月13日)

日本語の「遅い」には二つの意味がある。「時刻が遅い」と「速度が遅い」ということ。英語では late と slow という風に使い分ける。私は英語の使い分けは問題ない。

中国語にもこの使い分けがあり、晚(waN3)と慢(maN4)である。私はこちらはよく混同する。短音節で音が似すぎているからだろうか?この前、「作文で鍛える中国語の文法」(宮岸雄介先生)の第29課「程度補語と様態補語」をやってたら、またケアレスミスをした。

いかん。ちゃんと使い分けを身に付けよう。というわけで、例文を合成した(インターネットで検索した語句を組み合わせて作った)。

1. 夕食を食べるのがあまりに遅いと体によくない。 晚饭吃得太晚,对身体不好。
2. 君が歩くのが速すぎるのか、それとも私が歩くのが遅すぎるのか? 是你走得太快,还是我走得太慢?

1番が結構気に入っている。前半部が「晚(waN3)」で始まり「晚(waN3)」で終わるので、頭に残りやすい。2番は対比している点は気に入っているが、「慢(maN4)」が最後まで出てこないのでイライラする(笑)。

これらを毎日数回音読して、頭と口に覚えさせようとしている。

蛇足:日本語の「はやい」は「早い」と「速い」で書き分けることが多いので、まだ区別しやすいかな?でも「早飯(はやめし)」って、二つ意味があるんだね。例えば12時になる前に昼食を食べるのと、ガツガツと5分間で食べてしまうのと。後者を「速飯」とは書かないよなあ。
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by L-monger | 2014-05-13 14:07 | 中国語 | Comments(0)  

フランス語 2つの「宿題」(5月12日)

Mauger Bleu の Leçons 32-35 の Revision で次のような文が出てきた。

Marc sait ses leçons, mais je n'ai pas fait mes devoirs.
(発音がマルク・セ・セ~となるのが面白いね)

何も調べずに読んで「マルクはレッスンを知っているが、私は宿題をしていない」と理解した。??? 意味が分からん。はっきりしているのはどうもleçonsとdevoirsは対比されて使われていらしいこと。

こういう時は辞書、辞書。旺文社のプチロワヤル仏和辞書で引いてみた。すると leçon の項目にこんなことが書いてある。

leçon
(2) (生徒の)学習課題 (◆ 特に暗唱の課題を指す;筆記の課題[宿題]はdevoirs)
用例
Il ne sait pas sa leçon. この子は課題を覚えていない
repasser [revoir] ses leçons 復習をする

ああ、そうか。暗唱するための文章をleçonと呼ぶのか。それを家で暗唱しておいでというわけね。これで分かった。冒頭のフランス語の意味は

「マルクは暗唱の課題を(すでに)覚えたが、私は筆記の課題をまだやってない」

というわけだ。プチロワ最高!

「宿題」には2種類あるわけね。今の教育ではあんまりやらないけど、昔は暗唱を大事にしてたんだなあ(フランスでは今でも?)
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by L-monger | 2014-05-12 16:14 | フランス語 | Comments(0)  

読むロシア語、スタートはいきなり (5月10日)

★「まいにちロシア語」(入門編)「大人のためのロシア語」(林田理惠先生)

待ちに待った「今日の文章表現」コーナーのスタート。まさか、週半ばの水曜日(第15課、5月7日)からスタートするとは!(予習しとけよ、オレ)

心構えができてなかったので、ぼんやり聞いてしまった。単に小倉君の訳を聞いて、先生の正解を聞くだけでは、とてもつまらない(当たり前)。

来週から、どうしようかなあ。まず、ノートを一冊用意した。とりあえず、以下のように毎回予習をやってみる。

1. ピックアップされたセンテンス原文をノートに書く。
2. テキストの「今日の新しい語」コーナーから知らない単語を原文の下に書く。
3.自分なりの日本語の「試訳」を原文の下に書く(原文の下にある説明はまだ読まずに訳す)。
4. 原文下の説明を読み、テキストに書かれている「正解」と比較する。

上記ステップ2では、本当は露和辞書を引けると良いのだが(博友社のロシア語辞典を持っている)、やってみたら時間がかかりすぎる。キリル文字の並び順に慣れていないのだ。したがって、テキストの「今日の新しい語」コーナーから探し出す。これだって原文に出る順番ではなくてアルファベット順だし、名詞は単数形、動詞は原形で載っているので、自分の文法知識を使って原文に当てはめないといけない。

これぐらい「賭け金」を引き上げておけば、十分かな。来週からは楽しくなりそうだ。
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by L-monger | 2014-05-10 14:33 | ロシア語 | Comments(0)