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黒田龍之助先生「寄り道ふらふら外国語」で知る意外な真実 (15年5月29日)

2014年12月25日発行の黒田龍之助先生エッセイ集「寄り道ふらふら外国語」を今さら読んでいる。ロシア語メインの黒田先生の仏伊独西の各外国語の華麗なる遍歴、いや、ふらふらを書いたものだ。いいな~、「ふらふら」って。

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ところで、前回、まいにちロシア語応用編(柳町裕子先生)を使って、中国語を勉強していると書いた(ロシア語応用編を 中国語の場面別作文に転用(15年5月27日))。こんな変なことをしている人は、日本広しといえども、この「るもんが」ただ一人だろうと悦に入っていたら、この本でそんなことはないという事実に気がつかされた。しかも出版までしている! 以下の記事をご覧あれ。

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(クリックして拡大)

なんとNHKフランス語講座テキストを基にしたポルトガル語教科書があったとは!(「入門やさしいポルトガル語」林田雅至。今でも新品が買える。) 同じロマンス語同士だから応用がきく面があるとはいえ、相当大変だったのではないだろうか。林田遼右先生(仏語の)の講座に愛着がないとできないよね。

私も(たぶん)ロシア語への愛があるからこそ、中国語の学習にまで使っているのかもしれない。でも、こちらの組合せは文法的類似性なんか皆無ですけど(笑)。

この本は外国語好きでふらふらしている私には最高だ。読みながら「同じだ~」と喜んだりしている。
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by L-monger | 2015-05-29 22:39 | フランス語 | Comments(3)  

ロシア語応用編を 中国語の場面別作文に転用(15年5月27日)

中国語は文法構造が単純にできているので(名詞の格変化や動詞の活用がないという意味で)、他の外国語と比べて、学習開始後すぐにでもできるはずなのだが、なぜかあまりやってくれない。それは「場面別の会話」。

初歩の中国語では、単語を覚え、文法(たとえば文末助詞、存現文、結果補語など)を理解することが大事なのは分かる。しかし、初歩を半年か1年間やったら、次は場面別の表現をまとめて練習しておくと、日常会話ではあまり悩まずにしゃべれるのではないかと思う。「レベルアップ中国語」くらいでやってくれるといいが、開始以来3年間、1回もなかったねー。

ないものは自分で作るしかないだろう。うまいことに、今学期(再放送)の「まいにちロシア語 応用編」(柳町裕子先生;気軽に話そう 単語を極める応用編)は初級完了後に表現を増やすという、ほぼ中級の講座なので、やっていることが私が中国語でやりたいことと一致している。

以下に第1課のスキットを示す。
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ロシア語が分からなくても、左下の日本語訳を読めばいい。こういう場面をおしえているラジオ中国語講座って不思議にないんだよなあ。

左下の日本語訳「にんにちは!私はサトウ・ユミといいます。生まれは日本の新潟で…」の部分を以下のように訳してみた。モスクワは上海、ロシアは中国に変えた。細かい間違いはあるかもしれない。しかし訳す作業中に自分がちゃんと理解していない部分が分かり、それを勉強し直せたのがなかなか良かった。そこで分かった自分の弱点は例文化して、毎日の瞬間訳練習をしている。

大家好!我叫佐藤由美。
我是在日本新潟县出生长大的。
我是三年前来到中国的。
现在住在上海,在一所大学当日语老师。
在大学里,我不但教日语而且继续学习中文。
我想更多了解中国文化和语言。
所以让我们互相学习吧。

しかしこのように、入門編と応用編がレベル的に連続しているのは珍しい。「ラジオ講座の入門編と応用編のレベル差はどうするか (15年4月4日)」で書いたが、他の言語では中級以上の人が結構いるのか、それとも単なる「見栄」かしらないが、応用編が高め狙いでレベルが連続していない。過疎っているロシア語ならではかもしれない(失礼!)。私にはうれしいことだ。(柳町先生、ロシア語を勉強せずに勝手に中国語学習に転用してすみません。)
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by L-monger | 2015-05-27 16:32 | 中国語 | Comments(5)  

テレビ外国語講座の深夜帯への帰還を歓迎する (15年5月22日)

番組編成の変更により、この4月からテレビの外国語講座は夜10時台から深夜帯へと移動し、当然ながら予算も削減されたようだ(見た感じ)。しかし6年前くらいまでは外国語講座は深夜や早朝に放送するものだったのだから、単に元の状態に戻っただけだ。

ここ数年間、テレビの外国語講座は不特定多数の視聴者に見てもらおうとするあまり、本来の落ち着いた講座らしさを失っている面があったような気がする。だから、この深夜帯への帰還は、私としては大歓迎したい。

参考データ:11年前の2004年のテレビ講座の時間割(ラジオ中国語講座テキストより;この当時は番組名が「フランス語会話」などだった。主として午前6時と午後11時半)
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参考データ:今年 2015年のテレビ講座の時間割(NHKテキストナビ2015より;現在は番組名は「テレビでフランス語」などである。主として午前5時半と深夜0時)
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よく見るとそれぞれ30分間だけより早く/より遅くなっているね。結構結構。

今回の時間移動で「テレビでフランス語」などは去年と同じ生徒役を使い、まっさらの初級ではない少し上のレベルを狙っているようだ(少しだけね)。新規需要が減る分、去年見ていた視聴者を引き継ぎたい意図だろうね。私が定期的に見ているのは「テレビでフランス語」だが、番組最後の方の文化コーナーはなく(ワオ!)、その代わり、去年人気のあったフレンチブルのRaymond レモンの日本文化コーナーを拡大し、フランス人一家のお嬢ちゃんがそれを見て会話するのがネタになっている。穴埋め作文などもあるので、まじめなお勉強である(他方、これも予算削減かな)。

拾いものは「テレビでハングル講座」。生徒役のハリー杉山君と言うイギリス王室系の「王子様」は英・日・中のトリリンガルらしいが、そのためか、たとえ初歩の韓国語でもリアルに話している感じがして面白い。「어」の音がアメリカ英語の広い「O」の音になっているし。今週は落し物の持ち主探しのミッションで、スタジオ内のスタッフに習った表現を総動員して訊きまくっていた。彼と落ち着いた感じのキム・スノク先生や愉快なシン・ウィスさん(芸人かと思った)の三人が良いコンビネーションだし、FTISLANDも練習メインなので見ていて気持ちがいい(アップは我慢しよう)。

「テレビで中国語」が見ていて物足りないので(有名な壇蜜さんを使うのは無理がありすぎたかも)、こちらは見るのを休止し、しばらくはハングル講座とフランス語を見ていようかと思っている。
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by L-monger | 2015-05-22 14:24 | NHK語学講座 | Comments(2)  

フランス語コナン 道端の花クイズ (15年5月20日)

【問題編】

外国語のスローラーニングを目指す私は、散歩途中の道端に咲いた花のような、小さな発見を楽しんでいる。今回はみなさんにおすそ分けのクイズを出そう。テキストはフランス語版の名探偵コナン。

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このコマの以下のセリフが問題だ。このセリフの直訳と自然な日本語を考えてみてほしい(日本語なら、よく言いそうなセリフだ)。

愛犬家のおじさんが、コンテストで優勝したパピヨンを見ながら言っている。
"Et j'ai beau l'avoir vu des dizaines de fois, je le trouve toujours aussi beau!"

ヒント:beauは「美しい」とはかぎらない。

【解答編】

(解答はコメント欄に書いた。辞書を引いたりして、少し悩んでから見た方が楽しい経験になると思う。)
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by L-monger | 2015-05-20 14:18 | フランス語 | Comments(1)  

今期サバイバルロシア語はサバイバル+ロシア語?(15年5月18日)

5月も後半に入り、6か月コースの三分の一がもうすぐ終わる。そこでスタート後の最初の2か月の学習事項(文法など)の進行表を作り、講座の性格を分析してみた(物好きな!)。まだ6週しか終わってないが、5月号テキストの範囲である第8週目までを含んでいる。

学習項目とは関係ないが、文化コーナーのテーマも書いておいた。この部分は教養的内容が面白く、興味深く聞いている(もちろん、過去の講座で知っていることも多いが、単語まで覚えてないので)。

★まいにちロシア語 入門編 (サバイバルロシア語;臼山利信先生)
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過去記事「15-4月号 ロシア語テキスト ちょい見 (15年3月23日)」で書いたが、私がこの講座を聞いているのは、実用と基礎知識の両立というジレンマをどうやって解決するのだろうという興味からだ。

この2か月で分かったのは、「二兎を追う」というやり方。文法の流れは、今日のポイント1+2を縦に見ていくと分かるが、第1週から第3週まで文字の読みと基礎知識、第4週と第5週は名詞中心の展開に形容詞類を足して、男性・女性・中性を意識させる。第6週はそれらにたいして複数形の導入。第7週は格変化の導入、第8週は動詞の活用形、さらに対格。非常にオーソドックスな文法講座をやっている。

これに対してサバイバル的用途は、サバイバルフレーズに任せて、実用的な表現が並んでいる。必ずしもその時の文法学習には関連していない。

この方法はつまり、即戦力としてはサバイバルフレーズ(と単語)を覚えさせ、受講生がもっと興味が出てきたら、文法知識を活用して自力で学習を進めていけるように、という配慮なのではないかと思う。しかし、どっちつかずとも言える。即戦力を志向する人はもっとたくさんの日常単語・表現を覚えることに集中したいだろうし、文法から着実にやりたい人には、その方面の練習が足りない。

また、あまりスキットが重視されない所がある。毎回さらっと1回リピートするだけなので物足りない。毎回最後のおさらいでもなぜ単語の復習をやって、スキットの復習をしないのか、謎だ。まさか単語さえ覚えていれば良いとでもいうのだろうか。あと文化コーナーはロシア語でやってくれると聞き取り練習になってよいと思うが、日本語で説明し直す時間がないのかな。

以上は単なる個人的感想だ。私としては面白いから別に問題ない(第3外国語の気楽さ)。

P.S. サバイバルと言えば、今再放送中の大木先生「まいにちフランス語 入門編」がサバイバルフランス語に集中しているね。文法はほとんどやらないという方向性。こちらとあちら、どっちが受講生にとっては良いことなんだろうな?(過去記事:14-4月期フランス語の感想:教室ではなくジム (14年10月12日)
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by L-monger | 2015-05-18 15:43 | ロシア語 | Comments(1)  

実家滞在中のラジオ講座予定表(15年5月12日)

九州の実家滞在中は、3食後の皿洗い中に語学練習をするということができないので、散歩中にやっている。しかし、時間が半分程度しかないので、聞ける講座を限定して、以下のようなスケジュールにしている(今回)。

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まい中=まいにち中国語(2倍速)、まい西=まいにちスペイン語入門編、まい露=まいにちロシア語入門編、レベ中=レベルアップ中国語(1月期)、まいハン=まいにちハングル講座

「まい中」は今のところ発音練習や説明が遅すぎるので2倍速、7分間ほどで聞いているが、ちょうど良い速さだ。「まい西」や「まい露」の応用編を聞く時間がないのでスキップ(夜、睡眠学習で聞いたりしている)。「まいハン」は内容チェック程度だが、本当はちゃんと練習したいぐらい、良い感じだ。

時間がないときは、録音がたまりやすいので、こうやってスケジュールを決めて聞いている。これ以外にも、自主学習中のフランス語版「名探偵コナン」や「レベ中」の例文練習もやっている(レベ中だけ太枠なのはそういう意味)。
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by L-monger | 2015-05-12 17:15 | NHK語学講座 | Comments(0)  

なぜ中国語講座からフリートークが消えたのか(15年5月9日)

GW再放送中のヒマにまかせて、過去のNHKラジオ講座を聞きなおしてみている(早送りだけど)。

以前書いたけど、数千の単語を覚えるために砂をかむような単調な外国語学習にあって、その外国語を使って何かコミュニケーションできたというのは、砂漠の中のオアシスのように貴重な経験だ。

それを疑似的に経験できる、ラジオ講座内の先生とゲストのフリートークは貴重だというのは以前書いた(過去記事:講師とゲストの会話こそオアシス(14年7月13日))。

それなのに、なんだ最近の「まいにち中国語」。ひたすら単語と文型の練習に励んでいる。これは一人の先生に限らない。2014年度小野秀樹先生の「すぐに使える中国語」、2015年度豊島裕子先生の「大陸君の留学日記」はいずれもフリートークがない(私の知る限り)。

これは先生の責任ではないだろう。なぜなら2008年10月期、その同じ小野秀樹先生が「ちがいのわかる6か月」でゲストの方々(許硯輝さんと黄鶴さん)と毎回フリートークを2、3分間している。やればできるのだ(楽しかった!)。

だからこれは放送局側の都合でフリートークをさせないのだとしか思えない。邪推すれば、アプリ化する場合に邪魔だから、するなと言っているのだろうか?NHKアプリのページ(こちら)見ると、2008年度の荒川先生の講座が入っているね。これみたいに販売する可能性があるから、真面目一本槍になるんだろうか?

しかし今年度2015年まいにちハングル講座(チャン・ウニョン先生)では文化紹介の形で毎回フリートークが入っている(アプリ化しないつもりだから?)。まいにちロシア語(臼山利信先生)でもフリートークしている(日本語だが)。ゲストへの親しみを増し、ドロップアウトを防ぐ効果もあると思うので、2016年度のまいにち中国語ではフリートークをぜひやるように戻してほしい。制作会社NHKエデュケーショナルの中の、外国語学習の何たるかを知っている社員の皆さん、よろしく!(そういえば、応用編にあたるレベルアップ中国語でもやってないなあ。応用編でフリートークしてないのは、中国語とハングル講座ぐらいだ。今年の10月期には、こちらもよろしく。)
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by L-monger | 2015-05-09 22:05 | NHK語学講座 | Comments(2)  

GW再放送中なので昔の語学特番でタイムトリップ(15年5月4日)

今週、大体のNHKテレビ・ラジオ講座は先週の再放送なのでつまらない。(ゴールデンウィークで旅行に出かける人への配慮なのだろう。私は自営業者なので当然、仕事。)先週の放送をすぐまた聞くのも飽きるので、今年は、昔のラジオ講座の特番を聞いてみることにした。

2007年以前のラジオ語学講座は、1コース6か月25週間の放送があり、お盆や正月などに通常レッスンを休止して、代わりに特別番組をやっていた。(現在は6か月24週間の放送で、GWやお盆、正月には前の週の再放送をやるだけ。)語学特番は結構面白かったので、今週5日間は楽しさを思い出すために過去の録音を聞いてみることにする。

以下、内容は忘れているので、とりあえず空白。聞いたらだんだん記入していくことにする。

★ラジオ中国語講座
2005年入門編 遠藤光暁先生→発音道場(1), (2)
2006年入門編 田口善久先生→自己紹介
2008年(応用編)小野秀樹先生→名作漫才(1), (2)

★ラジオフランス語講座
2006年入門編 六鹿豊先生→ジャンヌ・ダルクの伝記 / 聖ニコラの伝説と歌
2007年入門編 藤田祐二先生→シャンソン2曲(さくらんぼの実る頃、他) / 有名フランス映画と主題曲
2006年応用編 澤田直先生→内容?

(内容を記入するまで、しばしお待ちください)

(5/8 追記) 2008年の小野秀樹先生の名作漫才が愉快だったので、1回分だけだが画像をアップする。短い文でマシンガントークしているので、聞けば地獄・読めば極楽という上手い選択をしたものだ。去年2014年の同先生の講座はずいぶんと真面目路線だったが、こんなユーモアが聞きたかったなあ。

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by L-monger | 2015-05-04 14:21 | NHK語学講座 | Comments(3)