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循環式再復習で差が出る・中仏独露(16年8月30日)

今回は自主学習の話。自分でピックアップした例文(中仏独露)を日→外の順でボイスレコーダーに録音し循環的に復習している。本当はこの程度ではダメで、覚えた例文を応用する(いろんな言葉を入れてみる)作業が必要だが、趣味の語学だからそこまでやらない(時間不足でやれない)。

基本的に3つの音声ファイルを練習している。毎日、4分間×3=12分間ぐらい。
(1) 今週録音したファイル(7日間やる)
(2) この一年間に録音した40個程度から循環しているファイル(1日間やる)
(3) 昨日練習した循環ファイル(1日間やる)

ただし中国語とフランス語は上記を毎日やるので、週に5本再復習して、8週間で一回りだが、ドイツ語とロシア語は一日おきで(ドイツ語は現在17本、ロシア語は25本)、週に3本再復習して、前者は5週間、後者は8週間かかる程度だろうか(ドイツ語は増加中で、ロシア語は今は増えていない)。

8月から始めたことだが、再復習して覚えていない例文を書きだして「覚えていない例文集」として週に1本、ボイスレコーダーで作っている(中独露のみ)。フランス語は書けば割合覚えるので、現状、録音はしていない。
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各言語を比べてみて面白いことが分かった。覚えていない程度が、独>露>中>仏なのだ。たとえば、始めたばかりのドイツ語は1ファイルにつき7個ぐらい覚えていないが、ロシア語は5個、中国語も5個、フランス語は4個ぐらいだ。覚えやすさは学習期間に比例するみたいだ。つまり長くやればやるほど、外国語は慣れて覚えやすくなるのではないだろうか…。たぶんね。


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by L-monger | 2016-08-30 15:43 | 学習法 | Comments(3)  

ありがちな思い込みと対処法~NHK外国語講座(16年8月23日)

以下はNHKが宣伝しているのではなくて、一般の人が思い込みがちな事柄=誤解。今の時期、このページに検索でたどり着くような人は当然知っているだろうけど。

(x) 1. 週1回のテレビ講座(例=旅するフランス語)の方が、週に3回のラジオ講座(例=まいにちフランス語)の入門編より、楽に外国語をおぼえられる。

→もし週1回25分間学習した内容を、復習もせずに、翌週まで覚えていることができるような天才ならば、これは正しいのかもしれない。大部分の人にとっては、週に3回でさえ少なくて、少なくとも毎日15分間ぐらいは練習し続けないと、どんどん忘れるので、週1回テレビ講座の方が自助努力の割合が高くなり、しんどい。

(x) 2. テレビ講座(例=テレビで中国語)やラジオ講座(例=まいにち中国語)を聞いて口を動かしていれば外国語は身につく。少なくとも挨拶ぐらいはできるようになる。

→実は「挨拶ぐらい」はそうとう難しいのだが(何を言われるか予想がつかないため)、それを別にしても他人から与えられた言葉くらい忘れやすいものはない。少なくとも練習問題を自分で解き、覚えたことは何も見なくても言えたり書けたりできるようにするなど、自助努力をしないと、かけた時間の割には驚くほど少ない記憶しか残らない。言いたいことを常に意識し、自分で作文してみるとよく覚える(私にも実体験あり)。これも毎日やること。

(x) 3. ラジオ講座の「入門編」を1年ぐらい受講すれば「応用編」について行けるようになる。(時間枠が潤沢な中国語やハングル講座では「まいにち~」と「レベルアップ~」に分かれている。)

→実は「入門編」を終えても中級に必要な知識が全部身につくようにはできていない(合計時間があまりにも少ない)。「入門編」の対象は「何も知らない人」、「応用編」の対象は「自力で中級までたどり着いた人」と対象者が異なっているので当然だ。また「応用編」のレベルにふさわしい人は、当然「応用編」以外にもやらないと学習量が足らない。

以上、新学期情報で浮かれがちな気持ちに水をかけてみました。ごめんね。


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by L-monger | 2016-08-23 14:55 | NHK語学講座 | Comments(2)  

16年度10月後期の案内表 新作ラジオ応用編とテレビ"旅するユーロ" (16年8月20日)

帰省、同窓会、仕事の納品日などが連続し、しばらくブログをご無沙汰した。

8月18日の帰省帰りに駅ビルで「まいにち中国語」テキスト9月号を買った。巻末に本年度後期(10月~)の案内表が載っている。

まずラジオ講座。
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フランス語応用編は櫻子先生のインタビュー講座かあ。フランスの海外県の訛りのある人なんか出てくると面白いかな。ロシア語応用編はペテルブルクからカスピ海を目指す旅?珍しいなあ。

勉強しないけど、スペイン語やドイツ語の応用編は文法ブラッシュアップの講座みたいなんで、うらやましい。イタリア語応用編は中矢+マルコ先生の古代ローマの勉強ってのも、うらやましい。

レベルアップ中国語は、再び呉志剛先生の発音講座かあ。正しい発音の学習は入門のうちに終わらせるものでは?むしろ、南方なまりとか北方なまりとかシンガポールなまりとか、相手方の発音のバリエーションを聞き取る応用編なら興味あるんだけどな。(ビジネスにも役に立つんだろうし。)

8/21追記:入門編は再放送だが、以前書いた私の感想は以下の通り。

仏独西ラジオ入門編のCEFRと通年化は良かったのか(16年2月27日)

ゴールイン 例文復習 昨年のまい中「大陸君の留学日記」(16年4月7日)
連休中にゴールイン 例文復習 昨年のサバイバルロシア語 (16年5月9日)


続いてテレビ講座(もう講座ではないかも)。
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EURO24シリーズが終わって「旅するユーロ」が開始。2005-2009年の「アジア語楽紀行 旅するベトナム語」なんかを思い出す名前だね。

表では、他の講座と欄名が違って「出演/監修」となっているから、監修の先生は画面に姿を出さないかも。有名芸能人の方々がヨーロッパに行きっぱなしで、スタジオでのお勉強シーンはないようだ。その分テキストもカラーページ増で1か月648円!

個人的にはスペイン語の「平・タイラ」の男二人コンビが楽しそうで、興味をそそられる。ドイツ語はウィーンということだが、オーストリア・ドイツ語をやってくれるのかな。

動画を見たい人は以下のNHK語学講座ページへ。
「旅するユーロ/NHKゴガク」
常盤貴子さんのフランス語が一言も聞けないのはどういうわけだ?


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by L-monger | 2016-08-20 13:16 | NHK語学講座 | Comments(11)  

仏語イディオム「se faire prier」が頭に入らない (16年8月11日)

フランス語を始めたばかりの時は物珍しさもあり「je vous en prie」なんてイディオムも「どういたしまして」と丸ごと覚えられたものだ(分解して意味を考える前に覚えた)。

しかし学習が進み、覚えたフランス語の量が増えてくると、覚えた知識同士が邪魔をするのか、イディオムがすっと頭に入らなくなってくる。理解が増えた故の悲劇だ。

仏語イディオム「se faire prier」をご存じだろうか。プチロワ仏和辞書によると「何度も頭を下げて頼ませる → なかなか承知しない」という意味だ。使役が入っているので理解しにくい。否定形になるともっと理解しにくい(「すぐに承知する」てな意味に反転する)。

仏語コナンから拾った例文ともう一つ。

1.(平次がコナンに)「なあ、承知しろよ」→ Allez, ne te fais pas prier.
2. 「彼はすぐに承知した、私たちを手伝うと」→ Il ne s'set pas fait prier pour nous aider.

「なあ、何度も頼ませるなよ」「彼は何度も頼まれなくても承知した」て理解すればいいんだけどね。読者諸氏はぱっと頭に入って、ぱっと言えるだろうか?

もっとも、このことに気が付けたのは例の「循環式例文復習」を始めたおかげだ(「循環式復習で楽しい弱点発見(16年7月16日)」)。最近楽しくなってしまって、苦手単語やイディオムをまとめた「再復習」をボイスレコーダーで吹き込むようにしている。もう覚えてしまったものは飛ばすので、効率が良いように思う。

しかしこの se faire prier がこの次に戻ってくる3か月後くらいに覚えていられるかは誰にも分からない(笑)。
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by L-monger | 2016-08-11 13:25 | フランス語 | Comments(1)  

中国語の「枠構造」はドイツ語に似ているかも(16年8月6日)

ほんの思いつきだが、中国語にも「枠構造」があると考えると、語順について分かりやすいかもしれない。

「NHKラジオ ドイツ語講座 入門編」(2001年4月期;荒井訓先生;レオのドイツ語世界)を練習していると、ドイツ語では「枠構造」の語順を意識しなくてはならないと改めて気づく。ドイツ語未経験の人のためにざっと言うと、通常の語順「S + V + O」が「S + V1 + O + V2」のようになることだ。これじゃ分かりにくいから、具体例で言うと…

Ich gehe ins Kino. (私は映画館に行く)=現在形
Ich bin ins Kino gegangen. (私は映画館に行った)=一種の過去形(現在完了形を使うのだ)

のように、bin (be動詞的な助動詞)と gegangen (行ったの過去分詞)がins Kino(映画館へ)をまるで枠のように挟んでいる。

さて、ドイツ語を練習していたら、中国語にも一種の「枠構造」があるように見えてきた。

我・喝・酒。(私は飲む、お酒を)
我・昨天・喝・了好多杯・酒。(私は昨日、飲んだ、たくさんのお酒を)
我学中文。(私は学ぶ、中国語を)
我・每天都・学・一个小时・中文。(私は毎日、学ぶ、一時間、中国語を)

つまり基本の「S + V + O」の語の間に、別の語を挟むことで、修飾しているのではないだろうか。修飾語がこの位置に置かれることが多い(よね?)のは、枠構造を形成する為なんじゃないだろうか。

まだ思いつきの段階なので、今後、いろんな例に当たってみることにする。
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by L-monger | 2016-08-06 18:38 | 中国語 | Comments(2)