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歩き行く・乗り行く、タテ置く・ヨコ置くなどの中間日本語(17年6月12日)

外国語には日本語にない区別があって、それらが面倒くさい反面、うまく区別できるととっても快感なのだが、私の「反訳練習」でもついつい忘れがちだ。

たとえばロシア語には、動詞の「行く」に2種類あって、「歩いて行く」と「乗り物に乗って行く」の区別がある(ドイツ語にもある)。したがって「あなたはどこへ行くところですか?」と聞くにも、歩きなのか、乗り物なのか、意識しないといけないのだが、日本語で生活している私たちはそんなこと、忘れるよねえ?

それを強制的に思い出せるために、反訳練習ではいわば「中間日本語」を使い、必ず「歩き行く」「乗り行く」と呼称するようにしている。

どこへあなたは歩き行くところですか? Куда вы идёте?
どこへあなたは乗り行くところですか? Куда вы едете?

(上記には「定動詞」のみ書いた。「不定動詞」との区別もあるのだが、それはまた書く)

また、たとえばドイツ語には、動詞の「置く」に2種類あって「縦に置く」(立てて置く)と「横に置く」(寝かせて置く)の区別がある。したがって「置いて下さい」と言うときに、どのように置くかを意識しないといけない。

タテ置きしてください、その目覚まし時計を、机の上に。 Stellen Sie den Wecker auf den Tisch.
ヨコ置きしてください、その本を、机の上に。Legen Sie das Buch auf den Tisch.

(本はタテ置きもありうる。→ タテ置きしてください、その本を、本棚の上に。 Stellen Sie das Buch auf das Regal.)

以上のようにして、日本語話者としての不感覚を直すようにしている。

* 6/14追記:中国語とフランス語の中間日本語について、去年書いた記事があった。以下にリンクを張っておく。
瞬訳練習に使う「中間言語」的な日本語(16年7月5日)


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by L-monger | 2017-06-12 17:27 | 学習法 | Comments(1)  

仏コナン:謎解きを日常のフランス語例文に改造する(17年6月7日)

フランス語を打つのが面倒くさいのであまりブログ記事を書いていなかったが、今の私のフランス語学習のメインは、フランス語版名探偵コナンを読んで日本語に翻訳し、知らなかった文型や単語を例文として集め、繰り返し反訳練習することだ。

先週やったのは殺人事件の謎解きあたりの部分で、このまま覚えても使う場面がないし、実感が湧かないので、日常に近いフランス語例文に作りかえた。以下、サンプルだ。
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(ネタバレを防ぐために、犯人(と思われる)人の画像は灰色のボックスで隠してある。以下、セリフは標準的な日本語に訳してキャラが分からないようにする。)

1. Dans ce cas, tu vas pouvoir m'expliquer comment j'ai pu faire boire du cyanure à M. Oogami uniquement...
(私訳:それなら、私がどのようにして大上氏だけに青酸カリを飲ませることができたのか、説明してもらえるかな?)
2. Et comment j'ai pu prévoir avec exactitude l'heure à laquelle il allait mourir...?
(私訳:そして私がどのようにして彼が死ぬ時間を正確に予測できたのかを?)
3. Son thé ne contenait pas de poison et M. Mouri était assis entre nous...
(私訳:彼の紅茶には毒は入ってなかったし、毛利氏が私たちの間に座っていたのだよ)
4. La place de chacun n'avait aucune importance.
(私訳:各人の席順なんて関係ないよ)
5. Vous en aviez mis sur la partie supérieure de la anse de chaque tasse...
(私訳:あなたは全部のカップの取っ手の上の部分に、それを付けたんだから)

これらを改造して日常的な例文に変えた。

1. J'ai pu faire boire du vin à plusieure personnes.
(練習訳:私は飲ませることができた、ワインを、何人かの人に)
2. Il est difficile de prévoir avec exactitude combien de personnes viendront.
(練習訳:難しい、正確に予測するのは、何人の人が来るか)
3. Cette boisson ne contient pas d'alcool.
(練習訳:この飲み物は含まない、アルコールを)
4. L'âge n'a aucune importance.
(練習訳:年齢なんて関係ない)
5. La anse de la tasse est cassée.
(練習訳:取っ手 of the カップは、壊れている)

このように工夫している間に例文をもう覚えてしまっているので、「例文拾い/改造」はお勧めの学習法だ。


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by L-monger | 2017-06-07 13:59 | フランス語 | Comments(1)  

私の新学期:6月号テキストは独中露の3冊(17年6月5日)

世間一般にはNHK語学講座のスタートは4月(または10月)だが、何年も講座を聞いている人は6月くらいを新学期の開始と思ってもいいのではないだろうか。私も例文拾いのターゲットにできるのは6月号 or 7月号テキスト以降なので、そろそろちゃんと興味を持って聞こうかと思っている。

今のテキストの値段(税込486円)では、予算的に2冊までしか買いたくないのだが(1000円以内)、今月は特別に3冊買った。以下それぞれの感想。
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「まいにちドイツ語 初級編」(藤田明彦先生;ドイツ語で巡る建築)+「応用編」(田中雅敏先生;ドイツ語発見の旅)

この「応用編」は4月~6月の3か月講座なので、この6月号で買うのを終わりにしようと思う(7月から再放送される森鴎外編は私には難しい)。現在、この応用編を週1回×6か月のペースで学習中だが、ドイツ語文法の「胆」を教えてくれる、得難い講座なので、非常に楽しく学習している。

建築をめぐる「初級編」はテキストを見て予習した上で聞き流しているが、新出単語の多さでそろそろギブアップ気味だ。やはり、6月号までを潮時にしようかと思う。

★ 「まいにち中国語」(高木美鳥先生)

5月からテキストなしで聞いているが、まるでピンズラーみたいにどんどん作文させるので、超初級といえど飽きなくて楽しい。5月半ばからこの講座は「月曜日の文法」+「火曜日~金曜日の会話」という構成なので、初歩→応用の順番でわかりやすい。

また高木先生の説明が巧みなので、私の頭の中でカオス状態にある中国語文法に、秩序をもたらしてくれるのではないかと期待している。6月号~9月号のテキストを購入するつもり。

まいにちロシア語 入門編」(黒岩幸子先生;声に出して覚えるロシア語)

どうも文法を1回あたりにたくさん詰め込んでいる気がしていたが、6月号で少し理由がわかった。「詩」を読む分の時間を稼いでいたようだ。へえ、珍しい!しかし、私は初歩文法は一巡しているので、詰め込んで取り上げてくれた方が復習になっていいのかもしれないと思う。

今は学習対象にしないが、6月号~9月号を10月以降にマイペースで学習しようかと思うので、絶賛聞き流し中だ。

というわけで7月以降は、ドイツ語と中国語のテキストが入れ替わり、中露の2冊だけを買う予定だ。


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by L-monger | 2017-06-05 14:21 | NHK語学講座 | Comments(0)