人気ブログランキング | 話題のタグを見る

初聞き感想 2024-10月期 新作応用編 (24年10月5日)

9月30日に始まった10月期講座、第1週分を聞き終わった。以下に書いた感想については、まだ今週の2課分しか聞いていないため、今後、変わるかもしれないので、話半分で読んでください。

聞き逃し配信は来週の次回放送までの1週間なので、第1課から逃さず聞きたい方、特に月火のステップアップ中国語狙いの方は、この週末のうちに聞かないとアウトだ。

木金:★まいにちロシア語(応用編)/Haзaд в CCCP ~知られざるソ連への旅(神岡理恵子先生)

テキストを購入して(高くなったねー)予習したうえで聞いてみた。あの時代のロシアの人々の生活の様子、そこから生まれてくる日常よく使われる表現を学習する講座だ。「準備せよ!」「いつでも準備万端!」と彼らがいきなり言いだしたら、日本人には何のことやらだが、この講座を聞いていればピオネール少年団の決まり文句とすぐわかるわけだ。

先生たちが原稿を読んでいるのが分かる話し方だが、内容が面白いのでそこは気にならない。ただ、テキストの新出単語の欄の文字が小さくて、老眼の私にはちとつらいものがあった(拡大コピーして対応した)。情報量が多いのだねー。

私には未知の単語数が多すぎて、今後続けるかどうか迷うが、手元の10月号テキストの範囲はきちんと聞こうと思う。

木金:★ まいにちフランス語(応用編)/Art de la parole を学ぶ~ラ・ブリュイエールを読む(逸見龍生先生、ロラン・スレット先生)

こちらもテキストを購入して(再び、高くなったねー)予習したうえで聞いてみた。予想通り、大学の授業だ。聞いた感じでは、フランス語を学ぶというより、フランス語を通して、「上手に話す技術(アール・ドゥ・ラ・パロール)」を学ぶ講座ということらしい。

そのためか、第1課は特別構成で、15分間の前半を使って講座全体のキモを説明する「オリエンテーション」みたいなことをしていた。テキストに載っている文章は15分間の後半でさっとやった。そのためにテクストの量が少なかったのかー(講座の内容に沿って言えば、texteは原文、学ぶ対象だ)。第2課はもう少しテクストを中心に扱ってた。

Explication de texteのコーナーで「日仏2人の講師がずっと日本語で対話するのではないよねー?」と前回書いたが、半分当たり、半分はずれだった。ロラン・スレット先生は日本語とフランス語の両方で話されるようだ。受講生としては、フランス語オンリーにして欲しかったなあ。それとも、最初の頃だけこうするんだろうか?

パロールには興味ないけど(コラ!)、出てくる単語を辞書で引いて、英語や現代フランス語との意味の違いを知るのが面白かったので、今後も聞き続けてみよう。

月火:★ステップアップ中国語/補語が決め手!自然な中国語(李 軼倫先生)

テキストを購入して練習問題を予習してから聞いた(買った時は、なぜかAmazon Kindleで安くなっていた)。日本人学習者が苦手な「補語」に集中した講座。以前、丸尾誠先生のレベルアップ中国語でも「補語」に特化したの、あったなあ。

司会兼生徒役の三崎智子さんが、明るく中国語もけっこう上手なので、聞いていて楽しい。彼女の練習問題への回答を先生が訂正する形で進むので(もちろんばっちり正解のときもある)、一つだけ正解を提示する教え方よりも深く分かって良い。

それにしても第1課の「佐藤健には見えないなあ」って、そりゃ顔のせいでんがな(と登場キャラにツッコミ)。

私にはちょうどよいレベルなので、今後も聞き続けるつもり。

(ところで、補語自体よりもその前に動詞を付けるのを忘れないようにするのが難しいなあ。)

この記事がうれしかった人は、下にあるハートマークをクリックしてイイネしてください。


# by L-monger | 2024-10-05 21:41 | NHK語学講座 | Comments(0)  

ゴールイン!24-4月期:仏露中、初級編6か月の学習完了(24年9月29日)

4月期の6か月講座3つゴールイン! フランス語、ロシア語、中国語とも、全部聞いて学習した。ぱちぱち。

そして明日9月30日より10月期の開始だ。うっかり聞き逃しする人が続出しそうだが、聞き逃し配信しているから、別に問題ないだろう(来週のあいだは)。

さて、今年はこれまでの方針を転換した。以前は6か月講座を流し聞きして後でゆっくり学習していたが、今年はもう時間の余裕がなくなったので、リアルタイムで聞いて学習するようにした。20年ぶりの快挙。ははは。

★まいにちロシア語(初級編)/言葉遊びで学ぶ表現の基礎(前田和泉先生)

アネクドートやことわざ、なぞなぞなど、ユニークな本文をベースにして、文法の各項目は1~2回で集中して扱っていた。前田和泉先生のやんちゃな言葉遣いとマリア・プローハラヴァさん(発音通りに書いてみた。プロホロワって誰という感じなので)のかわいらしい声が励みになった。

本文は面白くてインパクトあるが、特に詩の場合など新出単語が山ほどでてくるので、とても全部覚えきれないから、そういう時は印象的な一文だけを覚えるようにした。文法の説明例文や練習問題は基礎的な単語(と本文から取った少数の単語)を使っているので、忘れかけた単語を思い出すのに役立った。

ボーヴァチカ君など印象に残るものが多い講座だった。来年再放送があると思うので、他の講座を1回学習してからこの講座に進むと面白いだろう。

★まいにちフランス語(初級編)/Zoé au Japon ~ゾエと学ぶフランス語(姫田麻利子先生、アルベリック・ドリブル先生)

私は初級の後半程度のレベルなので、単語を羅列して教えてくれるなど自分の穴を見つけることができて楽しかったが、本当の初歩の人はたぶん面食らったかもしれない。こんなに覚えられねー!って。それから「~という動詞の未来形の三人称複数の活用は何でしょう?」みたいに訊かれると、文法用語にアレルギーのある人は一発アウトかもしれない。私は高校の時から独学が長いので、フランス語の文法用語に慣れているせいか、何とも思わないけど。

二人講師制だが、ドリブル先生がメインで姫田先生は通訳兼ガイド役みたいな感じでやってたのは、新たな試みで面白かった。ドリブル先生が担当されているテキスト巻末連載記事「ディスタン語」みたいに、フランス語のニュアンスの違いを教えてくれるのは目新しかった。それも、バリバリ今風のフランス語の使い方で、例えば「まだちょっと眠そうだね」を「Tu as l’air encore un peu fatiguée.」と表現するなどへーと思った。(ちなみに10月からの初級「CamilleとYukiのふだん使いのフランス語」の第1課では普通に「Tu as encore sommeil?」(まだ眠たい?)が出てくる)

★まいにち中国語/おとなりさんと中国語で話そう(西香織先生)

西先生が、中国語を話す隣人(日本国内でたぶん増えている)とのコミュニケーションに役立つ知識や語彙をこれでもかとばかり、熱意を込めて教えてくれる講座だった。そして、中国人の感じ方や考え方を劉セイラさんや胡興智さんが身近な感じで教えてくれるのも良い感じだった。(日中バイリンガル声優の劉セイラさんのタイトルコールは、毎回さまざまに声のニュアンスを変えられていて、後天的に身に着けた日本語でここまでできるのか、とびっくりした)

私はお隣さんと話すことにはそんなに興味はないのだが(コラ!)、中国語が必要になるリアルなシチュエーションが感情移入しやすいので面白かった。例えば、毎月第4週の「今月のおとなりさん」コーナーでは、今月は「義理のお母さんと話したい」というテーマでこの講座の受講生の方が電話出演されていた(第120課聞き逃し配信中)。「お母さま!ようやくお会いできましたね」でまず一言目の「お母さま(妈!)」が大事というのはすごく良い指摘だと思った。

この講座も来年後期ぐらいに再放送されると思うので、まだ聞いてない人は聞いてみると面白いと思う。

もしこの記事がうれしかったら、下のハートマークでイイネしてください。

# by L-monger | 2024-09-29 19:34 | Comments(0)  

初見感想02~新作応用編ロシア語2024-10月号テキスト (24年9月20日)

前回のフランス語10月号テキストの記事に続き、今回はロシア語を取り上げる。ロシア語の応用編は独自の視点で面白い講座が多く、存続のためにもお客さんを増やしたいと思うので、応援の意味で以下にテキストの内容を紹介する。

去年のオクブカ・グラマチカは結構「へー」と感心する内容だった。さて今年は?

なんと今さらソ連だよー。しかし国の形が変わったとはいえ、当然、今でもソ連時代の言葉遣いやライフスタイルが残っているはずなので、今のロシア語を理解するには必要な知識かもしれない(推測)。

テキストを見てみると、やはり私には無理なレベルだが、内容的にはちょっと面白いなと思えた。テキストがあれば、なんとか流し聞きできるかもしれないぐらい。

ロシア語の初級編の方に興味のある方は、前回の記事の末尾を見てください。

★まいにちロシア語応用編
10~3月:「Haзaд в CCCP ~知られざるソ連への旅」 新作
講師:神岡理恵子

初見感想02~新作応用編ロシア語2024-10月号テキスト (24年9月20日)_c0059093_21382602.jpg
初見感想02~新作応用編ロシア語2024-10月号テキスト (24年9月20日)_c0059093_21384047.jpg
初見感想02~新作応用編ロシア語2024-10月号テキスト (24年9月20日)_c0059093_21384865.jpg
初見感想02~新作応用編ロシア語2024-10月号テキスト (24年9月20日)_c0059093_21391891.jpg
初見感想02~新作応用編ロシア語2024-10月号テキスト (24年9月20日)_c0059093_21392980.jpg
もしこの記事がうれしかったら、下のハートマークでイイネしてください。

# by L-monger | 2024-09-20 21:44 | NHK語学講座 | Comments(0)  

初見感想01~新作応用編フランス語2024-10月号テキスト (24年9月19日)

長年言い続けているが、せっかくの「新作応用編」なのに、NHK出版などの試し読みでは最初の初級編(再放送)のページしか見れない。

今後も応用編が存続するように、お客さんを増やすために、以下に新10月号の何ページかを紹介する。まずはお客さんが多そうなフランス語から。もしこの記事がうれしかったら、下のハートマークでイイネしてください。(布団の中でゴロゴロしながら読むために、10月号は紙版のテキストを購入した)

初級編に興味のある方は、この記事の末尾を見てください。

★ まいにちフランス語応用編
10~12月:「Art de la parole を学ぶ~ラ・ブリュイエールを読む」 新作
講師:逸見龍生/ロラン・スレット

ざっと読んだ感じだが、この1年間放送していた「フランコフォン」よりもさらに学校の授業っぽい内容になりそうだ。フランス語で文学作品を読みたい人は良いかもしれない。毎回のテクストの量は少なめなので、中級初心者向けにじっくりみっちり説明していただけそう(好き好きはあるかな)。不思議なのは、後半のExplication de texteが日本語のみで書いてある。まさか日仏2人の講師がずっと日本語で対話するのではないよねー?そうなんだろうか。以下、例として第2課の途中まで乗せたが、最後のページに練習問題はなかった。

初見感想01~新作応用編フランス語2024-10月号テキスト (24年9月19日)_c0059093_21423205.jpg
初見感想01~新作応用編フランス語2024-10月号テキスト (24年9月19日)_c0059093_21425639.jpg
初見感想01~新作応用編フランス語2024-10月号テキスト (24年9月19日)_c0059093_21434082.jpg
初見感想01~新作応用編フランス語2024-10月号テキスト (24年9月19日)_c0059093_21435309.jpg
初見感想01~新作応用編フランス語2024-10月号テキスト (24年9月19日)_c0059093_21440378.jpg
以下の初級編は去年の4月期の再放送なので、去年の感想が役立つかもしれない。
去年の記事(クリック)→2023-4月期開始 面白かった第1週の感想 (23年4月6日)

★まいにちロシア語 (初級編)/気持ちが伝わる!チャットから学ぶ基本表現(横井幸子先生)
★まいにちフランス語(初級編)/CamilleとYukiのふだん使いのフランス語(杉浦順子先生)
★まいにちハングル講座/フレーズで学ぼう! 韓ドラ聞き取りレッスン (石田美智代先生)
★まいにちドイツ語/文法からはじめよう (田中雅敏先生)

# by L-monger | 2024-09-19 21:53 | NHK語学講座 | Comments(0)  

2024-10月期情報(2):復活の3か月応用編=仏独 (24年8月31日)

以下のサイトでの情報
定期購読一覧 | NHKテキスト | NHK出版 (nhk-book.co.jp)

こちらではすでに来年1月期スタートの新作応用編の情報が載っていた。以下の引用どおり。この時点で発表するというのは、私の知る限り、初めてだ。

ここ数年間、応用編は(入門編や初級編同様)10月~3月の6か月講座だったが、今年の10月期はフランス語とドイツ語は3か月講座となり、新しい講座が1月期に始まるそうだ。ただ、フランス語は同じテーマを違うペアの講師でやるというように見える。ドイツ語は別々の講座のようだ。

それと定期購読ではなく、ムック扱いのようだが、ステップアップ中国語のテキストの説明も引用する。ここ2年間ぐらいの映画がらみの講座は面白かったが、そろそろ飽きてきたので、補語の練習というのは新鮮でよい。李軼倫先生だし。

> まいにちフランス語
> 10~12月:「Art de la parole を学ぶ~ラ・ブリュイエールを読む」 新作
> フランスで親しまれている17世紀の古典主義作家ラ・ブリュイエールの作品を読み解いていきます。
> 講師:逸見龍生/ロラン・スレット
> 1~3月:「Art de la parole を学ぶ~18世紀を読む(仮)」 新作
> 講師:逸見龍生/クロエ・ヴィアート
>
> まいにちドイツ語
> 10~12月:「多和田葉子を読む」 新作
> 作家多和田葉子氏のドイツ語エッセイを題材に、ドイツ語の表現を学びつつ、彼女独自の言語世界を掘り下げます。
> 講師:松永美穂
> 1~3月:「カフカを読む(仮)」 新作
> 講師:川島 隆
>
> ステップアップ中国語
> 10-12月 「補語が決め手!自然な中国語」(新作)
> 講師:李 軼倫
>
> 補語の使い方をマスターして、自然な中国語表現を身につけよう!
> 中国語学習者がつまずきやすい「補語」を3か月間集中トレーニング! ヒントを参考に毎回中国語作文にチャレンジすることで自然と補語の感覚が磨かれていきます。 誤用例とネイティブの正しい例を比較することでポイントもすっきり理解。。補語をマスターして、自然な中国語に近づこう!
>
> まいにちロシア語
> 10~3月:「Haзaд в CCCP ~知られざるソ連への旅」 新作
> ソ連時代の大衆文化の世界へ。現代ロシアにも影響を与える当時の文化や、今に生きる会話表現などをご紹介します。
> 講師:神岡理恵子

この記事がうれしかった人は、下のハート印をクリックしていただけると幸いです。


# by L-monger | 2024-08-31 21:54 | NHK語学講座 | Comments(0)