イタリア語の教科書でフランス語を学ぶ(10月28日)
これまでと違い、「まいにちフランス語」の入門編も応用編も聞かなくなった私が、最近どうやってフランス語を練習しているかというと、4年前に買った「40 leçons pour parler italien」(2007年8月25日の私の記事)を使っています。
え?イタリア語を勉強しているんでしょ?と思われるかもしれませんが、実はイタリア語は当て馬で、説明しているフランス語をこそ、読みほどく練習をしているのです。
ある程度基礎のできた外国語はどんどん使うのが正しいのですが、日本に住んでいて一番手軽な方法は、小説などの本を読んでたくさんその言語を使う状況に触れることです。私が今、仕事で使っている英語を勉強した時もそうしました。
ただ本当のことを言うと、これまでカンニング学習法などでフランス語の小説を読んできましたが、一番興味があるものは難しすぎ、易しいものはあまり興味が持てないというわけで、イマヒトツ単語の記憶の定着率が悪かったのです。
私が一番興味のあることはやはり外国語の学習、なかんずく文法なのですね。たとえフランス語で書かれていても、文法の話なら読みたいし、読み解けるものみたいです(変?)
例えば以下の文:(第4課より)
Alors qu'en francais la phrase interrogative se characterise par l'inversion sujet-verbe, en italien l'order des mots est, en general, le meme que dans la phrase affirmative.(すみません。アクサン略してます。)
多少ややこしい文ですがすっと分かります(すでに知っている内容だから!):
フランス語では疑問文は主語-動詞の倒置で表されますが、イタリア語では疑問文の語順は肯定文とほぼ同じです。
(もちろん、イタリア語は普通のSi-No 疑問文の話です。フランス語にだって倒置しない疑問文があるじゃないかというツッコミはなしでお願いします(笑)。)
ああ、分かる分かると楽しんで繰り返してます(自分で読んだフランス語(と少しのイタリア語)の録音を聞きながら復唱しています)。
こんな教材の使い方もありですよね?ちなみにこのフランス語で書かれたイタリア語のテキストはとても良くできているのですが、同じシリーズの「40 Lessons to Speak French」(英語で書かれたフランス語のテキスト)を数年前のパリ旅行で買ってきたのですが(2008年11月22日の私の記事)、こちらはそんなに面白い内容じゃなかった。そんなもんです。
え?イタリア語を勉強しているんでしょ?と思われるかもしれませんが、実はイタリア語は当て馬で、説明しているフランス語をこそ、読みほどく練習をしているのです。
ある程度基礎のできた外国語はどんどん使うのが正しいのですが、日本に住んでいて一番手軽な方法は、小説などの本を読んでたくさんその言語を使う状況に触れることです。私が今、仕事で使っている英語を勉強した時もそうしました。
ただ本当のことを言うと、これまでカンニング学習法などでフランス語の小説を読んできましたが、一番興味があるものは難しすぎ、易しいものはあまり興味が持てないというわけで、イマヒトツ単語の記憶の定着率が悪かったのです。
私が一番興味のあることはやはり外国語の学習、なかんずく文法なのですね。たとえフランス語で書かれていても、文法の話なら読みたいし、読み解けるものみたいです(変?)
例えば以下の文:(第4課より)
Alors qu'en francais la phrase interrogative se characterise par l'inversion sujet-verbe, en italien l'order des mots est, en general, le meme que dans la phrase affirmative.(すみません。アクサン略してます。)
多少ややこしい文ですがすっと分かります(すでに知っている内容だから!):
フランス語では疑問文は主語-動詞の倒置で表されますが、イタリア語では疑問文の語順は肯定文とほぼ同じです。
(もちろん、イタリア語は普通のSi-No 疑問文の話です。フランス語にだって倒置しない疑問文があるじゃないかというツッコミはなしでお願いします(笑)。)
ああ、分かる分かると楽しんで繰り返してます(自分で読んだフランス語(と少しのイタリア語)の録音を聞きながら復唱しています)。
こんな教材の使い方もありですよね?ちなみにこのフランス語で書かれたイタリア語のテキストはとても良くできているのですが、同じシリーズの「40 Lessons to Speak French」(英語で書かれたフランス語のテキスト)を数年前のパリ旅行で買ってきたのですが(2008年11月22日の私の記事)、こちらはそんなに面白い内容じゃなかった。そんなもんです。
by L-monger | 2011-10-28 23:58 | フランス語 | Comments(8)
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p3-saito at 2011-10-29 19:59
ふむふむ、参考になるます。
私は中国語でフランス語を学習もしたり、やはり耳から入るのが好みなので
これまで数年聞いてた有線のCRIを休聴し10月からRFIを数時間/日にしたり
まだ時期尚早だけど先日はフランス語の小説とCDも注文して届くのが楽しみです。
私は中国語でフランス語を学習もしたり、やはり耳から入るのが好みなので
これまで数年聞いてた有線のCRIを休聴し10月からRFIを数時間/日にしたり
まだ時期尚早だけど先日はフランス語の小説とCDも注文して届くのが楽しみです。
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常々思っているのですが、言語は学習対象から手段に転向したときに上達するものです。あるいはある程度のレベルになったから手段になり得る、そして手段になった時点から学習書での学習とは違う実地学習が始まるってことですね。私も英語が手段となったときに、英語の巧拙を気にせずとにかく使うということを通して英語がランクアップした気がしました。フランス語も同じです。イタリア語が手段になる日は来るのか?と思わなくもありませんが、地道に続けています。遠過去の学習が始まり頭が痛いです。40 leçons pour parler italienも持っていますよ。時々カセット(古いのでCDじゃないんです。)だけ聞くという使い方をしています。(自信がなくなるとテキストで確認)
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L-monger at 2011-10-30 21:58
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L-monger at 2011-10-30 22:00
まゆのさん、そうそう手段として使うと良いのですよね。私は目的として学ぶ初段階も好きなんですが、手段化したとき、大きく世界が広がるのを感じます。
40 leçons仲間として、これからもよろしくお願いいたします。分からないことが出てきたら、教えてください。
40 leçons仲間として、これからもよろしくお願いいたします。分からないことが出てきたら、教えてください。
こちらこそ、よろしく。イタリア語の分からないところは無理ですが、解説のフランス語が分からないときはお役に立てると思います。
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EXRIBRIS
at 2012-01-27 19:49
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L-monger at 2012-01-28 14:37
EXLIBRISさん、しばらくでした。
ダシール・ハメットの仏英対訳本なんてあるんですね。ちょっと驚きました。Bilingual reading用の素材としては珍しいものではないでしょうか。
「40 leçons pour parler allemand」って(笑)。フランス語で説明したドイツ語教科書ですね。出来は良いのでしょうか?次あたりにやるかもしれないので、感想をちらっと教えてください。
(40 leçons pour parler italien=フランス語説明のイタリア語教科書は内容が豊富で面白いです。40 lessons to speak French=英語説明のフランス語教科書は単調で面白味に欠けるような気がしました。)
ダシール・ハメットの仏英対訳本なんてあるんですね。ちょっと驚きました。Bilingual reading用の素材としては珍しいものではないでしょうか。
「40 leçons pour parler allemand」って(笑)。フランス語で説明したドイツ語教科書ですね。出来は良いのでしょうか?次あたりにやるかもしれないので、感想をちらっと教えてください。
(40 leçons pour parler italien=フランス語説明のイタリア語教科書は内容が豊富で面白いです。40 lessons to speak French=英語説明のフランス語教科書は単調で面白味に欠けるような気がしました。)
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EXLIBRIS
at 2013-01-21 16:40
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超遅レス申し訳ありません。
いまのところ、フォークナーとスタインベックを注文しつつ、「トラブルはわが影法師(?)」の仏英版を読んでいます。チャンドラーです。
ドイツ語はHueberです。あとはアシミルのL'Allemandでしょうか。
いまのところ、フォークナーとスタインベックを注文しつつ、「トラブルはわが影法師(?)」の仏英版を読んでいます。チャンドラーです。
ドイツ語はHueberです。あとはアシミルのL'Allemandでしょうか。