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4月からのハングル学習のネタ本候補2冊(3月28日)

これまで2年間見てきたところ、「NHKまいにちハングル講座」では、最もテキストが売れている「テレビでハングル講座」から流れてくるライトユーザーを考慮するために、あまり思い切った教え方が取れないようです。最初からガンガン行く方が結局はラクだということを知っている私としては、4月からは市販の学習書をメインにすることにしました(いずれ塩田先生の入門編を楽しく学習しなおすという変態的な理由のために)。

いろいろ調べて、日本人教師の考案した日本人学習者のための方法という「語基式」を教えるテキストを探しましたが、今では結構マイナーになっているみたい。リアル書店にはなかなかなくて、立ち読みもかなわないのですが、結局中身を見ないまま、思い切ってアマゾンから購入しました。本当はリアル書店を優先したいのですが、こういう時は仕方ない。

以下にサンプルページ載せます。中身ページの方は白黒コピーなので、ご注意。2.の本のページは本当は2色刷です。

1. 朝鮮語の入門(白水社)(アマゾンのページ)
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2. 新・至福の朝鮮語(朝日出版社)(アマゾンのページ)
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(朝鮮語と書いてあるのは学術的な呼び名で、いずれもソウルの話し言葉がベースですから、実際はいわゆる「韓国語」です。)

まだぱらぱら見ている段階ですが、どちらも一長一短みたいです。1.「朝鮮語の入門」は、伝説の名著の改訂版らしいですが、真面目~。例文を見れば分かるように、実用ではなく基礎からの理解を育てるため、単語の単純な入替をすごくやっています。「机の上にペンがあります。」「土の上にアリがいます。」くだらないと思うなかれ。これでハングル特有の発音変化や構文が身につく仕掛けです。(飽きなければ!)残念なのは、数課に1回しか練習問題がないこと。

2. 「新・至福の朝鮮語」は伝説の野間秀樹先生(笑)。説明文のキャラが濃いな~、他のテキストに対しての上から目線も感じます。しかし、練習問題があってしっかり答えも書いてあるのですね。その他、巻末の特集がたくさん。例文は実用的です。軽いストーリーになっているらしいです。

さあ、どちらをどのように使って学習しようかな?上手くできない場合は約3000円×2冊が無駄になります。ドキドキします(笑)。(両方ともCDが付いているので音声練習はそれを使いながら、やります。)

by L-monger | 2012-03-28 18:56 | ハングル | Comments(2)  

Commented by arihiro at 2012-04-02 22:06 x
菅野先生の本は改訂前のを持っていました。
80年代の本なので確かに「重厚」。理屈がわから
ないと、覚えられないという人にはいいかと思います。
確かに練習問題は少ないのでトレーニングには向きま
せん。

野間先生のも、「新」になる前の女の子のイラストが
表紙の版を持ってます。こちらも解説が詳しくて、ラ
ジオ講座だけでは解らない、目からうろこの説明が随
所にありました。 どちらも新版は見ていないのですが
是非気づいた点を教えてください。また書棚から引っ張り出してきます。
Commented by L-monger at 2012-04-03 14:49
arihiroさん、同じ本を持っていた方がいて嬉しいです。自分の選択が間違ってなかったと安心できます。

とはいえ、「朝鮮語の入門」の前版(菅野先生自身が書かれたもの)は新版以上に「重厚」だったと聞いています。新版でも理屈はとても良いので、夜寝床で読んで楽しんでいこうかと思います。

「旧・至福の朝鮮語」はアマゾンで表紙見ましたが、女の子のイラストだったら私買わなかったかもしれません(笑)。目からウロコの説明はあちこちにありますね。例えば上記のサンプル画像にもありますが「ヘヨ体について「どちらかといえば女性的な表現」であり、「女性はよほど改まった場面でない限り、ヘヨ体で通して構わない」とあるのは参考になります。私は男なので場合によってはハムニダ体を使った方がよいと裏読みできますね。

他にも気がついたことがあったら、書きますので読んでいてください。

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