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「テレビで中国語」の画面がつまらん(4月3日)

テレビのNHK外国語講座も始まりつつある。一昨日、昨日と「テレビでハングル講座」「テレビで中国語」を見た。

「テレビで中国語」は新しい試み(目標中心)やある程度中国語を勉強した北乃きいさんが生徒役ということで、期待していた分だけ見方が厳しくなるのかもしれない。

番組構成、特に画面がつまらない! あの赤提灯が浮いた闇の空間は何だろう?もう少し気の利いたCG画面(せめて前回のぐらい)にできないのか。ぼそぼそと語り合うレッスンは何だろう?フレンドリーな感じを出そうとしているのは分かるが、もう少しメリハリの利いた構成にならないのか。去年が面白かっただけに残念だ。

私の妄想回路が発動する。本来の企画では、北乃きいさんは(他局の「しゃべっちゃいな」番組の時みたいに)中国本土でロケをするはずじゃなかったのか?ドラマも中国人留学生(段さん)が日本に来るという設定ではなく、日本人留学生が中国に行くという設定じゃなかったのか?それが昨年の国同士の摩擦のせいで、あちらでの取材やロケはオールNGに変えられて、急遽、なんということのない構成をとらざるを得なくなっているんじゃないか?(現に、前の生徒役・田中直樹氏の卒業旅行も台湾だった)

この程度で終わるのは残念なので、ぜひ5月や6月の番組では、なんらかの形で盛り返してほしい。

ちなみに、フジテレビでの中国語講座(?)番組はDVDも売っているが「北乃きい 中国語」で検索すると、某所でネットで見れる(違法アップロードだろうな)。上海で彼女が中国語をどんどん使ってる様子も見れる。こちらの方が現状のNHK「テレビで中国語」より面白い。残念ながら。(余談だが、ラジオ「まいにち中国語」に出演中の李軼倫さんも、今より若い姿で見れるよ。つながってるなあ)

by L-monger | 2013-04-03 15:52 | 中国語 | Comments(6)  

Commented by L-monger at 2013-04-03 16:09
(るも)ハングル講座も今一つだった感じ。今年の外国語講座はやれ「発信型」とか、やれ「聞き取り重視」とかを売り物にするけど、それが今のテレビ番組に合う形で実現できるか、どうかだよなー。あれっぽっちの練習時間でそこまで行かないでしょ。語学をなめちゃいけない。やるならラジオとの完全コラボ企画で!できるわけないか。
Commented by L-monger at 2013-04-04 15:01
(るも)具体的な外国語の内容だけでなく、外国語を聞き話す能力を身につける具体的な方法というのを取り上げたらどうだろう。それこそが知りたい事じゃないのかな?

たとえば、毎日・決まった時刻に・決まった時間量・課文を音読・和訳・訳し戻し・筆写・CDから書取り・自分のケースに合わせて書き換え・暗唱すれば、かならずできるようになるよ。練習量だけが能力を伸ばす決めてだよ、とか。つらそうだから、テレビじゃ絶対言わないか。。。

北乃きいさんの绮(qi3)を聞いたところ、これはそうとう練習したと思った。あと大家好も。
Commented by arihiro at 2013-04-07 00:51 x
辛辣ですね。まだ各言語ひと通り見聞き終えていませんが、TVは語学番組の態をなさなくなってきましたね。ラジオも反復時間は短くなってしまって、るもんがさんのようにどう自習すればよいのかしっかり提示してくれないと、挫折者のヤマになりますね。テキストにこのサイトURLを載せて貰いましょうか!!
 今期は大岡越前で吉宗役の平岳大さんとノリノリ先生のTVスペイン語と「英語で読む村上春樹」かな。
Commented by L-monger at 2013-04-08 14:35
arihiroさん、ありがとうございます。私はテレビの語学講座は、遊びなら遊びで良いのですが、「えらそうなことを言うなら、ちゃんとやりましょう」と思うだけなのです。ラジオの反復時間ですが、中ハン入門編の合計120回にもどった今回は、反復の回数が増えたのはちょっと朗報かな。しかし20分間時代のしつこさには比べるべくもないです。

講座が要求する以上にしつこくやった方が面白いので、本当に楽しみたい人は自分で練習を足した方が、最後まで楽しめますね(9月ごろがアップアップにならないから)。まとめると「遊びでも勉強でもちゃんとやりぬいて楽しもうぜ」ということです。

NHK大岡越前見てるのですか?私はなんとなく見てません。「英語で読む村上春樹」は1回目を聞いてみたら、英語が簡単だったのでチラ聞きしようかなと思ってます。
Commented by haribo at 2013-04-09 14:37 x
遅ればせながら、記事を読んで気になっていたので録画していた「テレビで中国語」を見てみました。確かに、あの暗闇に浮かぶランタンの図は、ものさびしい感じがしますね。そして何より気になったのが先生の学習者に対する姿勢。きいさんを試すような感じがして、正直あまり好きになれませんでした。

今回初めてテレビ講座をまともに見始めたので何とも言えないのですが、スキットは面白かったように思います。今までラジオ講座で少しずつためてきた語彙がこのように生身の人によって使われているのか、と思うと興味深く見ることができました。

もともと無類の語学好きだったのが、最近NHK講座にはまって、抜け出せなくなりそうです。

反復、大事ですね。私はラジオを録音したものから本文のみを切り出して、それを復習代わりにいつも聴いています。るもんがさんのようにきちんとした復習はかなわないのですが、本文のみの耳復習だけでもやっているのといないのとでは違うような気がしています。
Commented by L-monger at 2013-04-09 18:03
hariboさん、「きいさんを試すような感じ」がしましたか。テレビ講座に慣れてない先生なので、一杯一杯なのかな。考えてみたら2001年以降のテレビで教えた先生方は、陳淑梅5回、相原茂3回、荒川清秀2回、楊達1回、古川裕1回、なので、超ベテランから素人の先生(失礼)に変わったのですからねえ。

ところで段ちゃん売り込み目的のスキットは私、男でありながら好きでないのですが、内容はちょっと役に立つかな。hariboさんのおっしゃる通り、本の活字にすぎなかった表現が血肉化するのは確かに面白いですね。

ラジオ録音からの切り出し、私も昔はよくやりました。音が完全に耳にしみこむまでは有効だと思いますよ。ただ時間がかかるので、声調に自信のついた今は自分で吹き込むようにしています。(完璧に発音できるというのではなく、間違った発音をした時に自分で分かるという意味ですよ)でも、きちんと復習なんかしていません(笑)。

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