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連休中の再放送は学習者のためか(5月1日)

昨日東京の自宅に戻った。遊びに出る家族連れを横目に見つつ、私は連休明け締切の仕事をしている。自営の翻訳業者だからね。

さて、「まいにちハングル講座」「まいにちフランス語」などのラジオ/ネット講座も第5週目なのだが、このゴールデンウィークの連休中は第4週目の再放送をしている。

昔はこんなの、なかった。2007年以前は、6か月に26週間のレッスンだったからずっと休みなし。今は6か月に24週間の「実質値上げ」した短いコースになったので、ときどき再放送週が入る。第2週目とか、GW連休とか、お盆休みとか、学期末(9月末)とか、年により違う。

学習者によっては再放送は復習になっていいという人がいるが、私はそう思わない。第4週目のレッスンはまだ覚えているはずだ。第1~4週をカバーする復習用のレッスンをきちんと作るべきだと思う。(前に進まなければ、旅行に出て聞かなくても、大丈夫だろう。私なら録音しておいて後で聞く。)

特に初めて外国語学習をする人は習慣化することが大事なのに、休講になったときの大学生みたいに喜んで何の学習もしなければ、学習する習慣も憶えた外国語も失ってしまう。

もちろん、意識の高い人は自分で前の課を学習したり、他の参考書を読んだりするものだが(そして私は学習者の側はそれぐらい考えるべきだと思うが)、NHKの製作者側でも、外国語学習に慣れていない大勢を対象にする以上、きちんと考えてほしいと思う。

「製作費が…」あるいは「ネットで販売するときの都合が…」というのかもしれないが、ドロップアウトを増やすのは営業的にもマイナスだろう(6月号以降のテキスト等売り上げの低下)。

by L-monger | 2013-05-01 12:17 | NHK語学講座 | Comments(2)  

Commented by haribo at 2013-05-02 20:37 x
激しく同意です!本当にGWに再放送流すなんて、一体何を考えているのか、NHKエデュケーショナルを小一時間問い詰めたいです(笑)。

一ヶ月経過して、ようやくラジオ講座の毎日聴くリズムにも慣れてきた、このモチベーションが乗り始めている、この時期に!再放送って何かの悪いジョークですか?

私も、楽しみにしているまいにちフランス語と、アンコールイタリア語が止まってしまっていて、残念な思いでいっぱいです。語学学習者に休みはないのです!そういう基本的なことを、NHK関係者には知らしめるべきですね、全く。正直、年末年始の再放送もいらないと思います。百歩譲ってもGWは絶対にいらないと思います。

まいにち前進できるのが喜びなのに、なぜ停滞させるのか。一般人の感覚にあわせた結果なんだと思いますが、NHKラジオ語学講座は、「まいにち」という基本スタンスは変えるべきではないと思います。

今は、復習する気にもあまりなれないので、自分は前期の残りを地道に復習しています。あとはテレビ講座の録りためたのを見たり。
Commented by L-monger at 2013-05-03 15:05
おや、ハリボーさん、ネット風表現ですね(笑)。

GW連休については、小中高の先生など、「はあ、生徒がやっと学習のリズムに乗ってきたのに、これでまた一からやりなおしか…」と嘆くさまが目に見えるようです。何も同じことをラジオ講座でやらなくてもね~。

うまくラジオ講座の習慣がついてきた学習者こそ、再放送はがっかりです。私も生活の一部なので(学習してなくても)残念です。2007年以前みたいに映画とか自己紹介とかのスペシャル番組をやってほしいです。連休中、ヒマな人々を引き寄せる効果もあるのにな~。

とはいえ、私のメインは今、自主学習なので忌明け法要以来くずれてしまったリズムを作り直すのが先決。やり直してます、今日から!

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