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やさしい声調

語学紀行のタイ語だけでは発音(特に声調)がよく分からないので、今すぐ話せるタイ語 Ver.2 という本を買って、付録CDで練習してみました。今タイ語に割ける時間は、週に1時間程度だというのに...物好き。

同じ声調でもこんなに違うのかと、驚きました。中国語(普通话)では4声しかないせいか、かなり極端な感じでメロディが上下しますが、タイ語の声調のなんと優しいこと。

上中下の3つのレベルの間で上がったり下がったりしますが、微妙な感じで「え、これで上がっているの」などと思います。今、聞き取りの練習はしてないけど、似た単語を聞き取れといわれたら無理でしょう。「優しい」は「易しくない」ということですね。

ともあれ、ローマ字につく声調符号は覚えました。 á (フランス語のアクサン・テギュみたいな右肩上がり)は「高声」=高いレベルから平らに発音し、最後はちょと高く。 â (アクサン・シルコンフレックスみたいな上向きの山形)なら「下声」=高いレベルから下がる。つまり記号を2つに分けて考えて、前半の上がる部分だけなら高いレベルをさし(でも発音は平ら)、後半の下がる部分がついたら、下降を表わすとおぼえれば良いのですね。

同様に、à (フランス語のアクサン・グラーヴみたいな右肩下がり)は「低声」=低いレベルで平らに、そして「アクサン・シルコンフレックス」の逆さま(文字で表わせませんが、下向きの山形)は「上声」=低いレベルから上がる。これも記号を2つに分ければ、前半が低いレベルを指し(でも発音は平ら)、後半の上がる部分が上昇を表わすと覚えられます。

そして何も記号がついてなければ「平声」=中間のレベルで平らに発音します。

ああ、中国語と混ざりそうでややこしかったけど、やっとすっきりした。ちなみに、タイ文字は今回やらないつもり。中国語が一段落したら、考えても良いけど、ずっと先だね。

今週で12回全部放送が終わったので(そのうち9個しか見てないけど)、月曜日の中国語会話と同時に4回ほど録画を見てみるつもりです。それでも心に音は残るのさ。

by L-monger | 2005-06-26 00:36 | タイ語 | Comments(0)  

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