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ラジオ語学講座の練習回数ランキング(14年6月12日)

今期のNHKラジオ語学講座は、講座の内容が言語により大きくことなり、また、練習回数も講座によって違いがあることが分かってきた。そこで、比較してランキングしてみた。何という物好きだろう(へへへ)。

今私が聞いている5講座のうちで、6月9日(月)のスキットまたは例文の中から主なセンテンス一つを選び、この日の講座の中で何回繰り返されるか(モデルリーディングもリピート練習も合計して)数えた。1位は2つあった。

第1位(同着)「まいにちフランス語」(入門編/大木充先生)
Ja vais prendre le menu de 31 euros. x 9回
(31ユーロのコース料理を注文します。)

第1位(同着)「まいにちハングル講座」(イ・ユニ先生)
한복은 어디에서 사요? x 9回
(ハンボクはどこで買いますか。)

第3位 「まいにちドイツ語」(入門編/中山純先生)
Wie lange bleiben wir in Japan? x 5回
(日本にどのくらいいるの?)

第4位 「まいにち中国語」(小野秀樹先生)
半个小时以后我得去学校合唱团排练。x 4回
(30分後に学校の合唱団の練習に行かなければなりません。)

第5位 「まいにちロシア語」(入門編/林田理惠先生)
Смотри, это русские деньги... x 2回
(見てごらん。これがロシアのお金だよ。...)

わりあい予想通りの結果だった。フランス語とハングル講座は口頭の練習量が多いのが目に見えて分かる。ドイツ語はテクストの量が少ないから、もっと練習できそうだ。中国語はなるべくたくさんの単語に触れさせようとしているので、やや少ない。ロシア語は…書かれた文章の解釈の練習のために、長い文章が多いから2回しかできないのは当然かもしれない。

これに基づいて考えると、フランス語やハングル講座は講座内で口頭練習が十分足りているように思われる(口頭と筆記での復習は必要)。中国語やロシア語は講座内では口頭練習が足りていないので、講座外で自分で練習する必要がより多くあると思われる(自分で練習しないと、会話で言う・聞く能力が不足する可能性が高い)。ドイツ語は…もともとのテクストの量が少ないので、口頭練習が少なくても大丈夫かな。しかし間延びして前のレッスンを忘れがちになるので、筆記練習はした方がよさそうだけど。

by L-monger | 2014-06-12 14:43 | NHK語学講座 | Comments(0)  

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