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単語を覚えたままでいるための学習(14年8月30日)

外国語を数か月以上学習している人は皆知っていることかもしれない。例えば、外国語の単語を1日に5個ずつ覚えることは、そんなに難しくない。問題は、それを「どれぐらいの期間、覚えていられるか」だ。数日間覚えているのではなく、数年間、数十年間覚えているための方法が問題なのだ。

習得レベルがすでにある程度高ければ、本をバリバリ読めば復習になるが、限られた時間で(皿洗い中に)初級をゆっくり学習(スローラーニング)している私としてはその方法は使えない。

なんか良い方法はないかなと思って先日「頑張らない英語学習法」という本を読んでみた。英語の学習法についての本だが、一般的な話ならどの外国語であっても同じことだ。するとあるページに「定着したと思ったら週に1度確認する程度で大丈夫です」とあった(以下の画像の左半分。この画像は書籍の表紙や内容、私のノートのスキャン画像から合成したもの)。
単語を覚えたままでいるための学習(14年8月30日)_c0059093_1493194.jpg


言うは易く、行うは難し。例えば、1年分の学習内容を週に1度ずつ確認するのにどれぐらい時間がかかるだろう?単語集やノートを作る人ならば、それらをパラパラやれば簡単かもしれないが、私は音声ファイル(ICレコーダー)だから、1レッスン3分間でもすごく時間がかかる。

しかし何とかやってみようと思い、半年前ぐらいのレッスンから復習を開始した(机上で1日10分間)。音声ファイルを再生し、日本語訳からの瞬間翻訳にチャレンジする。できなかった(忘れていた)単語を例文の形のまま、らくがき帳に書いて発音してみる(上記の画像の右半分、殴り書きなので間違いがあると思う)。結構時間がかかるが、1日1レッスンの復習でも、1か月やれば1か月分、1年やれば1年分復習できるので、1年に1回ぐらいは同じ表現に戻ってくることができそうだ。

すごくよく覚えている単語もあれば、ぜんぜんな単語もあり、面白い。
さて、この学習自体、どのぐらい続くだろう?

(補足:復習しているのは、フランス語はモージェ・ブルー、中国語は「作文で鍛える中国語の文法」(宮岸雄介)を元に自分で拾った例文だ。)

by L-monger | 2014-08-30 14:24 | 学習法 | Comments(2)  

Commented by L-monger at 2014-09-05 14:14
(るも)頑張っているが、過去1週間で4回しかできなかった。2日に1回。習慣が定着するまでは、時間がかかるものだなあ。(今日はやった。)
Commented by L-monger at 2014-09-05 23:19
(るも)まいにちフランス語(大木充先生)は9月にこれまでの総復習をしている。ここまで大々的なのは私の知っている10数年のラジオフランス語講座の歴史で初めてだ。6か月目に応用ではなく、復習をやるとは、ね。

もし4月、5月…の各月にちゃんと表現を覚えたとしても、数か月たつうちに風化したはずだ。だから、今テキストなしで放送を聞いて、ぱっと単語や表現が出ないのなら、それを覚えなおすことが各受講生にとって最も良い定着になる…と先生はお考えなのだろう。今、モージェブルーの6か月前の復習をやっている私としては大賛成だ(私自身はつまらないが)。皆さん、忘れていた単語は辞書を引いて、「余計な知識」を取り入れましょう。

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