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具体的に数を言いたい

ラジオテキスト7月号の「入門編へようこそ」で、喜多山先生が「生活の中で数字を練習する」ことを提案なさってました。まだやってない方にお教えしますが、これ本当に身につきます。道を歩きながら住居表示の数字を言ってみたりすると、(あまり)労せずして覚えられます。

NHKラジオ中国語講座入門編 Step57(月)
我 (2') 买了(3-0) 三张票 (1-1-4)。
(私はチケットを三枚買いました。 / I bought three tickets.)


発音を練習していると、三张 = san zhang (1-1)がどうもsan zhanになったり、sang zhangになったりします。ああ、難しい。(わざわざ難しいものを選んでくれている気がする)

それと、私ははじめて例文を聞くときはテキストを見ずに聞くのですが、「手紙を三通出した」 jile (4-0) san feng xin (1-1-4)が「手紙を三通食べた」 chile (1-0) san feng xin (1-1-4)に聞こえました。そんなアホな。でもおかげで良く覚えました。

今日のポイント「動詞 + le (了)」ですが、目的語が「数詞+量詞」の修飾語を伴えば、"了"は動詞の直後に置かれます、と例の法則を教えてましたね。(さもなくば、目的語の後に(も)"了"をつける)。

ふと思ったのですが、この法則が存在する理由は、中国語では「いくつ~した」というのを表現したがるのですね(表現する頻度が高い)。日本語では「映画を見た」と言えば充分すぎるほど充分な場合でも「我 看了 一个 电影」(映画を一本見た)というのが好きなんじゃないでしょうか。

中国語は具体的な表現を好むっていう傾向のあらわれの一つでしょうか。

おまけ: PCで使える中日・日中辞典を見つけました(CD-ROM 中日・日中統合辞典 国際版)。欲しいけど、高いなあ。2冊分だから、しょうがないのか。

by L-monger | 2005-07-12 00:37 | 中国語 | Comments(0)  

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