15-1月期 まいフラ応 「池袋より愛をこめて」 初級文法と若者言葉 (15年4月25日)

今回は、私が2015年1月~2015年3月に聞いていた(多少予習していた)以下のフランス語講座について感想だ。前回の記事と違い、こちらはまだ再放送されると思うので(予想:2016年1月期)、その時の参考にでもしていただければ幸い。

★まいにちフランス語 応用編(そうだ,中級の準備をしよう!~池袋より愛をこめて;清岡智比古先生)

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講座の目標はタイトル通り、初級文法全体のおさらいをして、中級に上がる準備をしようというもの。3か月24回なので超忙しい。しかし、フランス語の初級から中級へつなぐ応用編はこれまでなかったので、貴重ではある。お勧めの使い方としては、この講座で見つけた自分の弱点をちゃんとした文法書でおさらいして、繰り返し練習すればいいのではないだろうか。講座自体は駆け足なので、個々の文法事項の練習問題が十分ではないのは、仕方ないよね。「もっと練習を!」

(愚痴:私は仏語版「名探偵コナン」を読む際の役に立てばいいなと思って聞いたが、カバーする文法範囲が広すぎて、個々のツッコミが弱かった。私の一番知りたかった接続法の用法にしても最終回に1回、半ページやっただけだし)

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もう一つの柱は、タイトルの後半通り、恋バナおよびバリバリの口語フランス語。スキットの内容は、日本に留学しているフランス人女性 Eva さんが、同じく留学生の中国人 Wang 君と恋愛して、いろいろあるという話。ここに使われるのが若い人の使うリアルなフランス語。たとえばT'abuses!(ほんとにもう!勘弁してよ)などという言葉。こういう最前線の言葉を扱った応用編は、これまでなかったので、これまた貴重ではある。映画、音楽、ブログなどに興味ある人は約立つかもしれない。

(愚痴:私は普通の表現をコンプリートしようとしている最中なので、あまり興味持てなかった。仏語版「名探偵コナン」だって、ここまでの口語は出てこない。せいぜい Tu exagères!ぐらいである。)

まとめてみると、これはこれで変わった講座で良かった。ただ、この類の恋愛話の嫌いな人(男性も女性も)には向かないかなあ。私は嫌いではないけど、ちょっと味が濃くて胃にもたれたので、もう少し薄めていただけると幸いだった。大学生とか、若い人向けなのかな。

過去記事:15-1月期まいフラ応「池袋より愛を」の1週目 - ギャグも文法練習も少な目(15年1月12日)
過去記事:1か月目の感想 中仏応はあべこべ (15年2月2日)
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by L-monger | 2015-04-25 15:48 | フランス語 | Comments(4)  

Commented by ハリボー at 2015-04-27 08:49 x
この中級への橋渡し、すごく気になっていたんですよ!セブンネットで、とりあえず1月号を買おうと検索してみたら、1月号は売り切れなんですねぇ…。NHK本家サイトだと買えるのですが、ひと手間が面倒で、まだ買ってません(笑)。そろそろ中級に行きたいな、と思っている自分にはぴったりな気がしています。恋話も、サンプル画像を読んだだけですが、あまり抵抗なく読めそうです。仏語で関係代名詞は、全然自由に操れないので、せめて小学生のようなブツ切れの文から、もう少しレベルアップしたいものだと思っています。

とりあえずは、今期の新作の仏語でニュースを読む番組を聴いています。これは、自分の能力を遥かに超えているのですが、それでも大人のニュース用語なんて、こうやって無理やりでも触れないと、触れる機会がない(&理解する機会もない)ので、ゴリゴリと頑張っています。一回放送聞いて、音読3回くらい行って、あとはmp3でニュース部分だけ切り出して、洗濯物干しの時に聴いているくらいですが。

未だに、単純未来形、半過去形、条件法、接続法の時制/活用がごちゃごちゃになっている自分なので、とりあえず時制/活用を底上げしたいと思っています。去年のアンコール講座「百合のFranceウォッチング」で、ぼちぼちと復習しています。自分が自由に使える時制が、複合過去だけだと改めて知った時は愕然としました(笑)。あれは、作りが簡単なので自分でもできるのですが、それ以外は動詞自体を活用させないと、時制を作れないので、大変なんですよね~。

ドイツ語出身で、時制は「助動詞(みたいなの)+不定詞」の一本やりで行けた自分としては、フランス語の時制はそれ自体が活用するのが、何ともキツイですが、ここを克服しないと、ロマンス諸語全般がポシャってしまうので(スペイン語・イタリア語・ポルトガル語の三つ巴)、とりあえず頑張ってみようかなと思っています。いつも更新励みにしています。
Commented by lucien518 at 2015-04-27 22:23
こんにちは。池袋より愛をこめての方は、夫(仏人)があまりにも若者言葉(単語を逆の文字から言うことで新しい語を作る)が多いと言っていたので放送は真面目に聞きましたが復習はしませんでした。私がやってほしいと思う中級編は、s'en prendre à , se prendre pour, s'y prendre ,tenir àなど、フランス人なら誰でも使えても日本人にはなかなか思いつけない(実際、会話や映画でも使われていますが知らないため全くわからない)表現をとりあげてほしいです。
Commented by L-monger at 2015-04-28 14:37
ハリボーさん、ロマンス語系を征服する野望をお持ちですね。エライ。ダブルミーニング(笑)。確かにフランス語をやればイタリア語やスペイン語に応用可能ですものね。似た単語が多いので単語を覚える労力を軽減できるし、文法も「ああ、あれね」でピンと来るものがあります。しかし、格変化がない分、動詞の活用形がたーくさんあります。本当は動詞ごとに活用表を書くぐらいしなきゃいけないでしょうけど、私はあせらず例文ベースでぼちぼちやることにしています。じゃないと絶望しそうです。

今期の応用編=フランス語のニュース、ゴリゴリやれるなんて、尊敬します。私は苦手なもので全然触れません。でも気が変わるかもしれないので、録音だけしています。将来、気が向いたらやるかもしれません。
Commented by L-monger at 2015-04-28 15:54
lucien518さん、こんにちは。情報ありがとうございます!この講座の若者言葉は、やはりフランス人でも落ち着いた年齢の方は、使わないのでしょうね。私は年齢の割に落ち着いていませんが(笑)、このような言葉は10年も経つとすっかり変わってしまうことが多く、スローラーニングをやっている私には効率が悪いので、いつもの例文作って練習したりはしませんでした。

日本人の使いにくい「s'en prendre à 」などの表現を取り上げてほしいとのご意見、私も賛成いたします。代名動詞+en, yなどの代名詞はいきなり出くわすと訳が分かりませんね。私のテキスト「名探偵コナン」でも、"Je m'en doutais!" (やっぱり!)とか"J'y suis aussi bien arrivée que dans les films!"(映画みたいにうまくできました!)なんて、頭ひねりまくり、後者は分かった時にバンザイを叫びました。こっちの方が日本人学習者にはキモだなと思います。

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