テレビ外国語講座の深夜帯への帰還を歓迎する (15年5月22日)

番組編成の変更により、この4月からテレビの外国語講座は夜10時台から深夜帯へと移動し、当然ながら予算も削減されたようだ(見た感じ)。しかし6年前くらいまでは外国語講座は深夜や早朝に放送するものだったのだから、単に元の状態に戻っただけだ。

ここ数年間、テレビの外国語講座は不特定多数の視聴者に見てもらおうとするあまり、本来の落ち着いた講座らしさを失っている面があったような気がする。だから、この深夜帯への帰還は、私としては大歓迎したい。

参考データ:11年前の2004年のテレビ講座の時間割(ラジオ中国語講座テキストより;この当時は番組名が「フランス語会話」などだった。主として午前6時と午後11時半)
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参考データ:今年 2015年のテレビ講座の時間割(NHKテキストナビ2015より;現在は番組名は「テレビでフランス語」などである。主として午前5時半と深夜0時)
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よく見るとそれぞれ30分間だけより早く/より遅くなっているね。結構結構。

今回の時間移動で「テレビでフランス語」などは去年と同じ生徒役を使い、まっさらの初級ではない少し上のレベルを狙っているようだ(少しだけね)。新規需要が減る分、去年見ていた視聴者を引き継ぎたい意図だろうね。私が定期的に見ているのは「テレビでフランス語」だが、番組最後の方の文化コーナーはなく(ワオ!)、その代わり、去年人気のあったフレンチブルのRaymond レモンの日本文化コーナーを拡大し、フランス人一家のお嬢ちゃんがそれを見て会話するのがネタになっている。穴埋め作文などもあるので、まじめなお勉強である(他方、これも予算削減かな)。

拾いものは「テレビでハングル講座」。生徒役のハリー杉山君と言うイギリス王室系の「王子様」は英・日・中のトリリンガルらしいが、そのためか、たとえ初歩の韓国語でもリアルに話している感じがして面白い。「어」の音がアメリカ英語の広い「O」の音になっているし。今週は落し物の持ち主探しのミッションで、スタジオ内のスタッフに習った表現を総動員して訊きまくっていた。彼と落ち着いた感じのキム・スノク先生や愉快なシン・ウィスさん(芸人かと思った)の三人が良いコンビネーションだし、FTISLANDも練習メインなので見ていて気持ちがいい(アップは我慢しよう)。

「テレビで中国語」が見ていて物足りないので(有名な壇蜜さんを使うのは無理がありすぎたかも)、こちらは見るのを休止し、しばらくはハングル講座とフランス語を見ていようかと思っている。
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by L-monger | 2015-05-22 14:24 | NHK語学講座 | Comments(2)  

Commented by senko at 2015-06-12 12:49 x
こんにちは!いつも読み逃げしていましたが、初めてコメントします。

外国語学習が好きで、メインは中国語を4-5年やっています。昨年は少しハングルを勉強しました。一冊初級のテキストを終えて、春からハングルはお休みしようかと思っていましたが、この記事を読んで、「テレビでハングル講座」を見始めました。

いやあ、面白いです。三人のバランスがいいのと、ハリーさんのどんどん話していこう!という姿勢が好きです。ウィスさんの丁寧な発音も、独学でやってきた身にはありがたいです。

今年一年楽しんで勉強が続けられそうです。
よい講座を教えてくださってありがとうございました!
Commented by L-monger at 2015-06-12 15:56
senkoさん、初コメントありがとうございます。私の方こそ読み逃げされないだけの面白い記事を書けばいいのですよね(笑)。できてませんけど。中国語→ハングルは、私と似た学習経歴ですね。

今年度の「テレハン」の面白さを共有できてうれしいです。今週の放送で、ハリーさんとウィスさんの誕生日がたった2日違い(二人とも水瓶座)ということで、あれだけ息が合っている理由はそこかなと思いました。おまけに、キム・スノク先生の力なのか、スタッフに分かった人がいるのか、今年のハングル講座は1回の放送でずーっと同じテーマ(文化コーナーのゲストでさえ!)をやっていることに驚かされます。あまり面白いので私は録画した当日すぐ見てしまうのですが、こんなの初めてです。

またこの講座の記事を書きますので、気が向いたらコメントください。

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