黒田龍之助先生「寄り道ふらふら外国語」で知る意外な真実 (15年5月29日)

ところで、前回、まいにちロシア語応用編(柳町裕子先生)を使って、中国語を勉強していると書いた(ロシア語応用編を 中国語の場面別作文に転用(15年5月27日))。こんな変なことをしている人は、日本広しといえども、この「るもんが」ただ一人だろうと悦に入っていたら、この本でそんなことはないという事実に気がつかされた。しかも出版までしている! 以下の記事をご覧あれ。

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なんとNHKフランス語講座テキストを基にしたポルトガル語教科書があったとは!(「入門やさしいポルトガル語」林田雅至。今でも新品が買える。) 同じロマンス語同士だから応用がきく面があるとはいえ、相当大変だったのではないだろうか。林田遼右先生(仏語の)の講座に愛着がないとできないよね。
私も(たぶん)ロシア語への愛があるからこそ、中国語の学習にまで使っているのかもしれない。でも、こちらの組合せは文法的類似性なんか皆無ですけど(笑)。
この本は外国語好きでふらふらしている私には最高だ。読みながら「同じだ~」と喜んだりしている。
by L-monger | 2015-05-29 22:39 | フランス語 | Comments(3)

結局は手に負えずに最初の数話で放り出してしまいましたが、イタリア語のことを調べているのに結局はドイツ語についても調べることになり、文法の根っこのところには共通点が結構いろいろあることに気づいて、これはこれでおもしろい経験でした。
それと自分のドイツ語の語彙や表現が乏しい(いつもワンパターンな言い回しを使う傾向がある)ことにも気付かされて、いい勉強になりました。
しかし、使うことによって自分の知識の抜けや、気が付いていなかった使い分けを知るのは、確かにとても勉強になります(苦しいけど)。ディクテーションは総合技術ですが、作文はさらなる総合技術だと思います。
ワンパターンになりやすいというのは、私の中国語のレベルの低さもあり、あやこさん以上に感じています。その分、ネット検索で見つけた「ああ、こんな言い方もいいなあ」という表現を取り込むようにしています(前の記事(15年5月27日)では「出生长大的」の部分です>中国語が分かる方)。

次年度は遠山先生の講座も…と思います。