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初めての中国語会話 学習12年目にして (16年6月29日)

ずいぶんご無沙汰した。四国で親戚の法事があり、大きな仕事を抱えていたこともあり、ブログも自主学習もぜんぜん進まなかった(ドイツ語講座だけは進めていたけど)。もう少しで1か月のブログ記事が1本だけという大記録を打ち立てるとこだった(笑)。

さて、法事が終わり、四国から九州の実家に向かう新幹線「さくら」の車内で、たまたま隣に中国人の青年と乗り合わせて、「新鳥栖駅はまだですか」と(スマホの日本語翻訳ソフトを見せられて)聞かれたことがきっかけで、私が「你们是从哪儿来的?(どこから来たの?)」と聞いて、そこから半時間ほど会話した。彼ら二人組は卒業旅行中の重慶の大学生だった(なぜ長崎や鹿児島に行こうと思ったのかは聞きそびれた。)

私はこれまで、自宅近くの上海料理店のおかみさんに一言、二言中国語の決まり文句を言ったことがあっても、多少なりとも内容のある会話をしたことはなく、中国語学習12年目にして初めての経験だった。道端の花を愛でるように外国語学習を楽しんでいる私は、実用を目指していないので、実用表現を覚えためていなかったから楽ではなかったが、それでも知っている表現は聞き取れたし、言うことも通じて、結構楽しかった。

相手が遠慮深い人で、通常の二分の一ぐらいのスピードで易しい単語でしか話さないし、私が分からないと言うと、スマホに中国語を打ち込んで、日本語訳してくれたのも大きい。(もっとも日本語訳の出来がひどいので、私は中国語の方を読んで理解することの方が多かった。「英語に訳した方がましだよ」とアドバイスした。ええと、「最好翻译成英语」とかそんな風に言った気がする。)

ただ固有名詞のリスニングは難しかった。Chángqí と聞いて「聞き覚えのある名だなあ」と思ったが長崎の事とはそのとき思いつかなかった。後で笑ってしまった(长崎 Chángqí。練習例文で何度も出会っているのに)。重慶もスマホで見せられるまで分からなかった(重庆 Chóngqìng。見たら簡体字でも何となくわかった)。

もう中国に帰っているはずだけど、彼らが日本で良い出会いを経験してくれてたなら良いなと思っている。

by L-monger | 2016-06-29 16:17 | 中国語 | Comments(1)  

Commented by L-monger at 2016-06-30 14:53
(るも)不慣れな外国語を話す場合のテクニックとして、「最初は実力よりもノロノロ、つっかえつっかえ話す」という方法がある。ネイティブスピーカーの相手に「この人、中国語が下手なんだ」と思ってもらえると、気遣いしてゆっくり何度も言ってくれるのでラクだからだ。事実、この大学生君はそうしてくれたが、彼は韓国語なら少し分かるそうなので(でも日本語や英語は分からない)外国語で話す苦労を知っていたのかもしれない。私のテクニックは不要だったかも。

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