16-10月期 ラジオ新作応用編 第1週 感想と使い方考察

ラジオ外国語講座への興味が変わってきた。昔は、新学期が始まって第1週目のラジオ講座を聞くと、やれ、内容がつまらない・面白いの、レベルが高すぎる・低すぎるのと、ウルサク感想を持っていたものだった。

しかし、循環再復習に力を入れ始め、自主学習の方が面白くなると、語学講座が何をどう教えていても、素材として使えればどうでもいいじゃないかという気がしてきた(テレビもね)。文句が多かったのは、ラジオ講座への依存のし過ぎであり、自分がどう学習したらいいか分からないことの裏返しだったのかもしれない。

そういいつつ、今回の感想を書いてみる。使い方の考察も。

★「まいにちロシア語 応用編」(鳥山祐介先生;ロシア縦断紀行~サンクトペテルブルクからカスピ海を目指して)(木・金)

テキストを見ると中級の上ぽかったので期待していなかったが、これは拾い物だった。中級でありながら、単語の発音や初級文例の活用までゆっくり学習させてくれる。初級卒業ぐらいの人は、去年の「うきうきルースキー」より使いようがあるかもしれない。

スキットは紀行文を友人あての電子メールの形にしてあるので、話し言葉に近い形だ。しかもロシア国内の文化の多様性を教えてくれるのは(再放送中の入門編・サバイバルロシア語の臼山利信先生も教えてくれたが)、知らない世界を覗く楽しみがある。私の録りためているロシア講座の中では、次の次の次くらいに使えるかもしれないので、この講座も「冷凍保存」しておこう。

★「まいにちフランス語 応用編」(井上櫻子先生/ヴァンサン・ブランクール先生;インタビューで広がるフランス語の世界)(木・金)

フランス本国に限らず、フランス語をつかう諸国=カナダやフランコフォンの国々の人たちのインタビューの声が聴ける。ネットでは簡単すぎるとの声が出ているようだが、文字を見て文法の難易度を見るのではなく、音声として簡単かというと決してそんなことはないと思う(ヴァンサン先生のご高齢のお父さん、難しかった!子供の話し方も)。

長いインタビューではなく、短く3行ぐらいの聞き取りなので、本気の人は全部書き取ってみても楽しいかもしれない。そして聞き取れなかったものを例文化して、循環復習するのも面白いだろう(私が去年、中国語でやった方法)。私は今の所、それほど本気じゃないが、標準以外のフランス語が聞けるのが楽しいので、最後まで聞こうと思う。

こういう講座は作るのが面倒くさいと思うので、たぶん、二度と作られないから、希少価値があるかもしれない。

★「レベルアップ中国語」(呉志剛先生/相手に届く中国語~音をつなげて、気持ちをつなぐ)(月~金)

タイトルはかっこいいが、要するに発音徹底解説・練習の講座だ。前回と異なり、呉先生が中国語で解説し、容文育さんが日本語で解説を訳す。

基本例文は初級レベルなので、初級卒業の人でも聞けるし、中国語解説はそれなりに難しいので中級上~上級の人も中国語のまま理解するなら、歯ごたえがあるだろう。私は今の所、真ん中くらいなので易しすぎたり、難しすぎたりで間に挟まって、利用法を思いつかない。

しかし、ここまで詳しくしつこく発音を追いかけたラジオ講座はないと思うので、やはり希少価値がある。録っておくと将来的に嬉しいかもしれない(保証はしない)。


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by L-monger | 2016-10-09 14:31 | NHK語学講座 | Comments(2)  

Commented by L-monger at 2016-10-10 14:03
(るも)「まいにちドイツ語 応用編」(田中雅敏先生;ドイツ語発見の旅)も聞いてみた。まず和独作文して誤文から学ぶという方法だが、ちょっと説明が多くて、ドイツ語の分量が少ないかなとは思うものの、ドイツ語初心者の私にも役に立つ内容だったので、これからも聞いてみようと思う。
Commented by L-monger at 2016-10-19 11:57
(るも)「インタビューで広がるフランス語の世界」全部で4回分聞いた。ようやく分かってきたが、この講座は、「リスニング+語彙増強」という内容だ。リスニングは先にヒントをくれるので初級の上ぐらいでも理解しやすい。語彙増強は関連する単語をいくつか出してくれるので、そのジャンルで知らない単語をチェックして増やしていきやすい。手間のかかる講座をよく作っているなあと思う(たぶんインタビューにあわせてポイントを選んでいるんだろう)。

しかしまあ、私のレベルではノーヒントで聞きたいなと思う(ああ、講座時間が20分間だったらなあ)。説明のフランス語ももっと早いといいのだが、こちらは再生機のスピードを1.4倍くらいで聞くのでかまわない(インタビューの時は聞きにくいため、速度を1倍に落とすのがメンドクサイけど)。

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