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17-4月期 新作講座 露独仏 初聞き感想 (17年4月5日)

月~水の露独仏の入門編(+おもてなし中)の第1週目が終わった。3日間で11本分(2時間45分)聞いた。しんどかった(笑)。今回の露独仏の入門編の共通点は:

1. 会話から入る
2. アルファベットをやる
3. ゲストのフリートークがある

となっている。偶然か、それとも制作側の依頼によるものだろうか?
それ以外の感想は以下の通り。

★ ラジオ まいにちロシア語 入門編(黒岩幸子先生;声に出して覚えるロシア語)

ウラジオストックを舞台にして(ゲストもそこの出身)地域性を前面に出している。キリル文字の読み方が完了する以前から、会話文を教えているし、フリートークでロシア事情も分かる。リピーター(初めて習うのでない人たち)も退屈しないだろう。ベテランの女性講師なので、細かい所に気を配っているのが分かる。後期の「大人のためのロシア語」の林田理惠先生から大阪の笑いを差し引いた感じ(笑)。ためになる。

★ ラジオ まいにちドイツ語 初級編(藤井明彦先生;ドイツ語で巡る建築)

最近のはしゃぎまくるラジオ講座とは違って、落ち着いた雰囲気の大学の先生が誠実に教えている感じがして、私の趣味としては好きな感じだ。実にドイツ語らしい。カリキュラムも基礎構文に、建築の単語を入れている方式。こういう「真面目な方式」は、まったくの初心者は敷居が高い感じがするかもしれない。ドイツ語をやり直したいというリピーター向きかな。テキストを見ると、来週、再来週とどんどんスキットが長くなるので、予習復習は必須だ。私はしばらく聞いてみる。

★ ラジオ まいにちフランス語 入門編(田口亜紀先生;Bon Voyage! フランス語で旅をしよう!)

個人的な事情だが、私はフランス語を長くやり過ぎているので正直退屈な面もある。しかし聞き取り問題をいれたり、発音を鏡を見ながらやりましょうというのはラジオの特性をよく生かしていると思えるし、フリートーク(台本あり)があるので、フランス人の考え方も分かるし、リピーターもまあまあ退屈しないだろう。しかし文法中心でないような気がするので、初心者はいずれ自分で文法などを練習しないと混乱するかもしれない。

★ ラジオ おもてなしの中国語及川淳子先生出会い ふれ合い 語り合い)

月・火に先行放送があったので、聞いてみた。アナウンサーのような話し方の先生だなあ。ピンインの読み方は全然やらないので、軽い気持ちで聞いている人以外は「まいにち中国語」(入門編相当)も並行して学習し、きっちり基礎をやった方が良いかもしれない。声調がデタラメになるから。逆に
「まいにち中国語」をすでに1~2学期聞いた人には、習熟のために良いだろう。毎回の講座の最初の方はレベルが入門数か月目くらい、最後の日本文化の説明は中級者が覚えて役に立つぐらいかな。というわけで、全方向狙いみたいだ。私は習熟の役に立ちそうなので、聞いてみようかと思う。


by L-monger | 2017-04-06 00:21 | NHK語学講座 | Comments(1)  

Commented by L-monger at 2017-04-11 14:14
(るも)リピーター学習者の皆様、新学期で退屈しまくってますか?

たとえば、中国語のピンインの読み方、ロシア語のキリル文字の読み方、フランス語の綴り字の読み方、どれも今さらの内容だね。分かる分かる。どれも毎回意識している内容なので、すでによーく頭に入っているはずだからだ。

こんなときは前の記事で引用した「語学の小ワザ(5) 新学期が退屈なら回れ右」のやり方が聞く。実際、さっきロシア語の8月(第5か月目)のレッスンを聞いたら、刺激があって気持ちが良かった。循環復習の中で、造格の出てくる例文を言ったら気持ち良かった。やはりレベルが合わないとダメなんだな~。

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