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20-4月期入門編スタート: 期待と異なるロシア語、それから中仏 (20年4月2日)

20年4月期のNHK外国語講座、第1週目の入門編(月~水)を聞き終わった。新型コロナ騒動が来ようが、何が来ようが、私は毎年変わらないねえ。以下に印象書くけど、たった3課!しか聞いてないので、後で印象が変わる可能性は多いにある。あまり信じないように。

以下、私の興味あった順で。

★まいにちロシア語(入門編):基本文法で学ぶおもてなしフレーズ(浜野アーラ先生 (テキスト執筆))

テレビの「旅する○○語」と同じ方式だった。先生がカリキュラを決めてテキストを書いて、日本人生徒役がネイティブ案内役から習うという方式(先生は表に登場しない)。ただラジオ講座でやるのは初めてなので、期待と不安が交錯していた。

結論から言うと、ぜ~んぜん普通のロシア語講座だった。落語家の三遊亭楽麻呂さんが進行役だが、小話の一つをするでもなく、忠実にシナリオを朗読している。アナスタシア・ストレブコーワさん(ナースチャさんとか愛称で呼べば短いのに)とのやりとりもシナリオベースなので、ボケと突っ込みなどあるはずもない。

ぶっ飛んだラジオ講座になるかも、と期待していた人は残念でした(実は私も少し)。しかし、そういう下心のない人にとっては結構良い内容ではないだろうか。

楽麻呂さんは職業柄、滑舌が良いので、滑舌が悪い日本人講師(ときどきいるね)、あるいは日本語のアクセントが上手でない外国人講師より、よほど聞きやすい。発音練習の時、まず楽麻呂さんの日本語→アナスタシアさんのロシア語、で言ってくれるので、何年かロシア語を習っている人は、そこで録音の再生を止めて(又はストリーミングの再生を止めて)ロシア語を言うようにすれば、面白いゲームになる。

使わている単語や表現は、日本を訪れるロシア人(またはウクライナ人とかカザフスタン人とかのロシア語話者)とのやりとりですぐ使えそうなものなので、やりがいがありそうだ。

テレビの「旅する○○語」は実用重視のあまり、言語の全体像が分からないカリキュラムだけど、「おもてなしで学ぶ基礎文法」だからもう少しまとまりがあるかな。私はメインの講座を古いロシア語講座にして、この入門編を補助的に聞いていこうかと思う。

(なぜかテキストに浜野アーラ先生の写真が載ってないけど、検索すると見れる。おなじみのアナトリーさんと一緒に、スキットの声として参加しているけど、いい声だと思う。)

★まいにち中国語:使える、伝わる中国語(佐々木勲人先生)
これは週5回あるけど、3回目まで聞いた。私の感じ方だが、先生の日本語がすごくいい声なのでうっとり聞いてしまう。内容は実用中心なので四声の練習の週でも退屈はしていない。この調子なら、「復習の時間は取れないけど、忘れないためにラジオ講座を聞く」という私の現在の目的に合いそうだ。

★まいにちフランス語(入門編):マナと暮らすカンパーニュ Vivons le francais(大塚陽子先生)
説明はちょっと棒読みの感じだが、いきなり文法の説明をするのでなく「なぜこうなっているのでしょう?」と質問して、受講生にまず考えさせるという方法、私は良いと思う(初めて学習している人はどう受け止めているのだろう?)。私はもうフランス語の入門編は復習用でも易しすぎるのだが、最後のトリスタンのフランス語のしゃべりで聞き取り練習をしている。

みなさんはどうでしたか?


by L-monger | 2020-04-02 17:32 | NHK語学講座 | Comments(4)  

Commented by 吉村亮治 at 2020-04-04 16:28 x
ロシア語 説明が「~だそうです」と伝聞調なので、今後少し不安です。中国語いい講座ですね。先生も美声
Commented by L-monger at 2020-04-05 09:39
(るも)生徒役と進行役を兼ねると矛盾も生じますね。ところで週5日間のまいにち中国語やハングル講座は今年で終わりかもしれない。来年からは週三日間の入門編と週二日間の応用編に分離する形態に戻るかも。ならば今年がラストチャンス!
Commented by 吉村亮治 at 2020-04-09 23:08 x
まじですか!残念ですね。
Commented by L-monger at 2020-04-12 12:22
(るも)まじじゃないっす。可能性だけ。

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