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フランス語は無気音!! (10月23日)

思ってもみない発見があると、語学の練習も楽しくなります。以下は、Improve Your French の巻末のAppendix 6 (付録6)に書いてありました。理解しやすいように、やや自由に英文から和文に訳してみます。

Aspiration or no aspiration? (帯気音の有無)

英語のP, T, Kの音で始まる単語の場合、母音の前に非常に短い呼気が出ます。この呼気(aspirationと呼ばれます)は、小さな h の上付き文字で表記されますが、フランス語にはこのような aspiration がありません!

英語を話す人がこの問題を回避するためには、こういう練習をしてみてください。まず紙片を唇の上にかざし、英単語 pick, tap, cash を発音します(それぞれ p(h)ick, t(h)ap, c(h)ashとなる)。紙片は呼気のために、P, T, Kの音の後で唇から離れるでしょう。次にフランス語の単語、pas, ta, car を発音します。紙片はP, T, Kの音の後で唇から離れてはいけません。紙片が動かなくなるまで、何度も練習しましょう。

* 上付き文字が出せないので、(h)と書きました。

中国語を学習中の方々、この話、どこかできいたことありますね~?そうこれはまさに、中国語の無気音の出し方の練習ではないですか。そうすると、P, T, Kの音は英語では有気音で、フランス語では無気音ということになるのでしょうね。

フランス語と英語、中国語はぜんぜん違うけれど、言語ってときどき面白い共通点があります。(日本人にとってはフランス語式の aspiration のない子音の方が真似しやすいかもしれませんね。)

[今日の学習]
- セルフマスター + ラジオ入門編(喜多山) + ゼロから話せる中国語
- Improve Your French + ラジオ入門編(杉山)
(入門編はどちらも過去の録音からStep 52 をトークマスター1.5倍速で聞きました。)

by L-monger | 2006-10-24 01:01 | フランス語 | Comments(2)  

Commented by a-green-apple at 2006-10-25 20:40
初めまして、青リンゴです。
わたしは英語とフランス語の勉強をいましています。
去年は、中国語を少しかじりました。
語学勉強ははまりだすと、止まりませんよね(>▽<)
今は英語とフランス語にかなりはまっていて、
暇があれば勉強しています!!!
Commented by L-monger at 2006-10-27 01:03
青リンゴさんも語学好きなのですね。
はまりだすととまらない...私もそんな時代がありました。今はどれもぼちぼちです。フランス語、お互いにがんばりましょう。

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