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脳に染み込む? (12月11日)

昨日布団の中で半分目を覚ましたような、夢うつつのような状態になっていたら、「中国語実習コース」で今朗読を繰り返している箇所が、頭の中にわんわん響いてきました。かなり覚えた証拠か、それともうなされているだけ?

確かにあの半分素人のような(失礼)吹き込みの方々、特に女性の癖のある声は耳に残りやすいです。わざとかな。

「わかる中国語 単語1000」の前書きにいわく:

外国語の達人の書いた体験記を読むと「語学学習の王道は音読と暗記である」とたいてい出ていて、私もそれを100パーセント信じるものです。具体的にはまとまった文を1日30分なり1時間なり、ひたすら朗読し、毎日それを繰り返す、というただそれだけのことですが、実際にそれを実行している人は案外少ないでしょう。

なぜ音読がよいか、というと、それにより「言葉の血肉化」がなされる、ということで、音読を繰り返すうちに、言葉が頭の中の知識ではなく己の血肉となり、それが理屈抜きに出てくるようになり、何故だかわからないがとにかくそうなる、というネイティブスピーカーにかなり近い境地にまで達することが出来るからです。

う~ん、そうなると良いのですけどね。でも、これまで続いているのは難しい文面を自分がすらすら言えるようになるのが、単純に楽しいからですけど。

[今日の学習]
- 中国語実習コース + ラジオ入門編(喜多山+遠藤)
- Improve Your French + テレビフランス語会話復習

by L-monger | 2006-12-12 01:56 | ひとこと日記 | Comments(5)  

Commented by はちゃぷ at 2006-12-12 13:31 x
るもんがさん、スゴい! 達人だ!
やはり、 目で追っているだけではだめですよね。音声を聞き書きすることはやるようになったのですが、やはり暗唱へのハードルが高いです。でも、そろそろハードルを超えないといけないな〜と(まだ漠然と)感じ始めています。
Commented by ne_630 at 2006-12-13 20:05
私は人間をソフトとハードで例えるならハードとしての脳の容積とか、信号を分析する脳の部位の領域などは、数万年の単位で殆ど変わっていないと思ったほうがいいと思っています。その点で言えば、言語を司る部分は音を聞き分ける部分と近いというか重なっているのではないかと。ものを考える時やものを言おうとするとき、音モドキの思考が駆け巡ります。けっして文字では思考できません。ですから、音を身に付ける。これが重要なのは歴然だと思います。
Commented by L-monger at 2006-12-14 01:22
はちゃぷさん、いやいや、まだ達人ではありません。
これからなるのです(^^)v
暗唱は最初はつまらないですが、だんだん楽しくなります。
なんたって、何か外国語でしゃべれと言われたら、ずらずらっと言うことができるので、友達がみんな驚きます。
(出かけることのない私が言うとウソっぽいね。)
Commented by L-monger at 2006-12-14 01:24
ne_630さん、難しいことおっしゃいますね。
でも確かに、考えを言葉にするのか、言葉が考えを勝手に生成しているのか、自分でも分からないところがあります。そういうとき、文字よりも音声であることが確かに多いかもしれません。
Commented by ne_630 at 2006-12-14 18:13
縄文人や弥生人と同じ脳の機能だとしたら、外国語学習は小鳥を呼び寄せたり動物を招いたり追い払う時に使っていたのと同じ部分が活動しているかもしれませんね。
文字を読む力は?植物を摘んだり、これはどうやって食べようかと思いをめぐらせる力と似ているかも知れない。現実の事物を目の前にせずに植物の調理後のことを想像したり過去の毒性植物の外観の記憶と照らし合わせたりしていただろうし。
 音なら小鳥の真似は結構しやすいが、植物の外観を言葉以外で説明するのにはそのものをもってくるか絵に描かないとできない。おのずと音で知らせあう、自分にも知らせる(考える)のも音でということではなかろうか。(ははは、誰も知らない昔のことを見てきたかのように想像するのも楽しい。)

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