助詞「了」で目からウロコ(1月15日)
今回も、「中国語のエッセンス」からの引用です。
助詞「了」の使い方、何度習ってもややこしいなあと思うばかりでしたが、遠藤光暁先生がすごくすっきりした理解の仕方を提示してました(元々はソビエトの中国語学者ドラグノーフの発案らしいですが)。以下ごく簡単に写してみますが、詳しくは本を読んでみてください。
現在・過去・未来をどう表現するか、理解しやすくなりましたね。まず、自分の表現する内容の動詞が上記の二つのいずれかに属するか考える。そして「了」をつける、つけないを考えれば、悩むことはありません。中国人はこの方向からの考え方はしないのかもしれないけど、過去を必ず「~た」で終わらす習慣を身につけた日本人は、「こっちはつけなくていい!」と言い切ってもらう必要があります。
しかし (2) に「了」がつくこともありますね。これは過去でなくて、変化を表す。
さらにさらに、(1) 動作動詞を「不」で否定 / 可能補語にする / 様態補語にすると、これは(2) 状態述語相当になり、文末に「了」をつけると、これも変化を表す。
うあああ、すごい、すごい。目からウロコが落ちまくりです。
こういうワクワクがあるので、外国語学習は止められないですね。
(なお、了の使い方はもっと書いてあるのですが、今日はここまで。)
[今日の学習]
- 中国語入門編(喜多山)+中国語応用編(刈間)復習+中国語実習コース
- テレビフランス語会話(杉山)(今週は長かった...)+やさしい仏文解釈
中国語のエッセンス
遠藤 光暁 / / 白帝社
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助詞「了」の使い方、何度習ってもややこしいなあと思うばかりでしたが、遠藤光暁先生がすごくすっきりした理解の仕方を提示してました(元々はソビエトの中国語学者ドラグノーフの発案らしいですが)。以下ごく簡単に写してみますが、詳しくは本を読んでみてください。
(1) 動作動詞=過去の事象なら「了」をつける。..... e.g. 食べる=吃、食べた=吃了
(2) 状態述語(非動作動詞と形容詞)=現在、過去、未来どれも同じで「了」をつけない。...... e.g. 秋だ、秋だった=是秋天、悪い、悪かった=坏、来るべきだ、来るべきだった=应该来
現在・過去・未来をどう表現するか、理解しやすくなりましたね。まず、自分の表現する内容の動詞が上記の二つのいずれかに属するか考える。そして「了」をつける、つけないを考えれば、悩むことはありません。中国人はこの方向からの考え方はしないのかもしれないけど、過去を必ず「~た」で終わらす習慣を身につけた日本人は、「こっちはつけなくていい!」と言い切ってもらう必要があります。
しかし (2) に「了」がつくこともありますね。これは過去でなくて、変化を表す。
我瘦了。(私はやせた) / 我喜欢胡萝卜了。(私はニンジンが好きになった) / 我会游泳了。(私は泳げるようになった)
さらにさらに、(1) 動作動詞を「不」で否定 / 可能補語にする / 様態補語にすると、これは(2) 状態述語相当になり、文末に「了」をつけると、これも変化を表す。
我不去了。(私は行かないことになりました。) / 我去不了了。(私は行けなくなりました。) / 我唱得不好了。(私は歌うのが下手になりました。)
うあああ、すごい、すごい。目からウロコが落ちまくりです。
こういうワクワクがあるので、外国語学習は止められないですね。
(なお、了の使い方はもっと書いてあるのですが、今日はここまで。)
[今日の学習]
- 中国語入門編(喜多山)+中国語応用編(刈間)復習+中国語実習コース
- テレビフランス語会話(杉山)(今週は長かった...)+やさしい仏文解釈
中国語のエッセンス
遠藤 光暁 / / 白帝社
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by L-monger | 2007-01-16 00:34 | 中国語 | Comments(2)