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網羅的に練習する(6月15日)

* NHKラジオイタリア語講座入門編(京藤好男先生、中矢慎子先生、マルコ・ビオンディ先生)

昔から先生に言われたことだけをやるのがキライです。先生の言った範囲を超えて勉強した方が、自分なりの楽しみが発見できるような気がするから。

今週の月曜日のイタリア語講座では直接目的語の代名詞が出てきました(これ、たぶんわざと英語の文法用語を使ってますね)。「mi, ti, lo...(私を、君を、彼を...)」などなど。短い単語だし、動詞の前につけるので、動詞の活用と共に練習しないとさっと言えるものではありません。

今回のように練習問題をいっぱいやるイタリア語講座でさえ、時間の不足から一部しか練習しません。そこで火曜日から金曜日まで通常の三倍ぐらい時間をかけて練習しました。

やってることは簡単です。「君を、私は待っている / ti aspetto / あなたを、私は待っている / La aspetto / 君たちを、私は待っている / vi aspetto // 私を、君は待っている / mi aspetti / 私たちを、君は待っている / ci aspetti // 私を、あなたは待っている / mi aspetta / 私たちを、あなたは待っている / ci aspetta...」などなど、活用形にいろんな代名詞をくっつけて 日本語からイタリア語にする練習をしています。

実は、火曜日や水曜日には英語からイタリア語にしたり、次はフランス語からイタリア語にする練習をしたのですが、例えば I'll wait for you. でも Je t'attends. でも最初の主語人称代名詞がジャマ!日本語からイタリア語が一番しっくりくるという、ねずみの嫁入りみたいな結果になりました。

さて、このような練習をやっていれば、Gina, Mario, dove ci aspettate? (ジーナ、マリオ、私たちをどこで待っているの?)と聞いても、目的語と動詞の活用形で迷わなくてすむでしょう(多分)。

実を言えば、中国語でもフランス語でもこのように網羅的に練習すべきだと思いますが、今のところなかなかそこまでできないでいます。

皆さんはどのようにして活用形を覚えてますか?

by L-monger | 2007-06-16 00:44 | イタリア語 | Comments(1)  

Commented by EXLIBRIS at 2007-06-16 11:13 x
L-mongerさんとは逆で、テキスト内のこと「だけ」をしています。
テキストを超えることはほかでできると思うからで、まずはテキストの内容をこなすことからでしょうか。

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