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なぜ Hong Kong はホングコングでないか(8月30日)

英語のよくある疑問(?)。「King Kong はキングコングなのに、なぜ Hong Kong はホンコンであって、ホングコングでないのか?」

今週、NHKラジオ第1放送で夕方5:00~6:00、「ラジオほっとタイム」の中で「夏のラジオ英語クリニック」をやってます。ラジオ英語講座の先生たちがリスナーの疑問に答えています(詳しくは外国語講座のHPにて)。

その中で「Hong Kong」の G の音が聞こえないという悩みを相談なさっていた方がいて、大杉先生は早く発音するとそう聞こえないのだと答えてました。

その疑問から発展して、私は上の疑問について考えました。英語では King Kong も Hong Kong も同じように ~ng という音で終わっている(Gという音と考えるのは正しくありません。NGでヒトカタマリです)。ホングコングと書かないのは日本語の都合ともいえます。

しか~し、これは英語の中でだけ考えた話でして、中国語を勉強している皆さんは良くご存知ですが、中国語は N (舌をべたっと歯茎の裏につける)と NG (舌を付けずに、息を鼻から抜く)を識別しているので、Hong Kong が NG で終わっているのは後者の音を指しているのです。これは中国語式のローマ字の約束事で、別にGの音が含まれるわけではない(まあ、元は西洋言語のNGを拝借したのでしょうけど)。

この中国語ローマ字にあわせて日本語で考えると「ホンコン」が正しいのであり、「ホングコング」などとんでもない、ということですね。日本語の「ン」は 鼻から息を抜く NG の音ですから(逆に N は日本人には難しい)。

ああ、英語だけの狭い世界で物を考えると、ヘンな考えになってしまうのだなあと思ったことでした(別に大杉先生が間違っているという意味ではありません。念のため)

ちなみに、フランス人なら鼻母音を使えるので 「ホンコン」と発音できるかな。いや H を発音しないので「オンコン」か。

もう一言いうと、Hong Kong は広東語の発音を英語式に写したものなので、標準中国語(普通話)では 香港は「xiang1gang3」 (シアンカン)と読みます>他の言語学習者の方。

by L-monger | 2007-08-31 00:43 | ひとこと日記 | Comments(5)  

Commented by arip at 2007-09-01 20:56 x
今週の中国語日めくりがドレミの歌で、各国語を比較してみるとなかなか面白そうです。
9月1日はラで英語はソの次になってました。中国語はここだけ英訳でなくラーメンのラでした。
Commented by L-monger at 2007-09-03 01:07
aripさん、まさかこれじゃないですよねー。
「来」が「レ」というのが、なんともはや。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~sysca/2007calender/sample_5.html
Commented by 630叔叔 at 2007-09-03 17:39 x
是~的の構文が、過去のできごとの強調に限るって知ってました?
過去のってことは、私はじめて聞いたのでびっくりしました。
ネイティブにきいたら確かに過去のことに限るそうです。
未来に使うと
「明日の~は~だったっけ?」のニュアンスになるのかなぁ~
Commented by L-monger at 2007-09-04 01:17
630叔叔さん、奇遇ですねえ。(そうでもないか、ラジオがつなぐあなたと私)私も今日、その問題を追及していました。詳しくは今日のブログ記事をご覧ください。
Commented by arip at 2007-09-04 07:46 x
るもんがさん、まさにそれです。
韓国語を調べたら日本語と同じようにドで始まる言葉でした。欧州系の言葉はド自体を一単語で表現し説明する歌詞ではないかと思います。

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