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2008年10月期テキスト発売(9月20日)

10月号テキストは発売日の9月18日や19日に入手していたのですが、仕事に押されて書けないでいました。

先日の記事(2008年10月期のNHKラジオ・テレビ講座が判明(8月18日))以外で分かったことを感想とともに書いてみます。NHKの公式ページはこちら(NHK外国語講座)。

☆ まいにちフランス語
 [入門編 10~3月] 「ジュリアンとさくらの Japon ウォッチング」(藤田裕二先生)(2007年4~9月の再構成)
 [応用編 10~12月] 「A table! ~文と語彙を料理する」(井上美穂先生)

入門編は去年の20分間×週4日のレッスンを15分間×週3日で放送します。去年木曜日にやっていた復習や応用の日が、テキスト掲載だけで放送がないようです。それから、私はてっきり「ポーズカフェ」(シルヴィー先生がフランス語で話して藤田先生が日本語で説明)のコーナーを削るのだと思っていたのですが、テキストにテーマが記述されているので、削らないみたいです。はて、どこから5分間削るのでしょう?また、練習問題をCDだけでというパターンかな?

去年私がこの入門編を聞いていたときの日記はこちらへどうぞ(システムから入る(4月19日)入門編の長所と短所(5月5日)

井上先生の応用編は、テキストのテーマが料理、それを表現するフランス語も「料理する」というモチーフのようです。「語彙を煮詰める」とか「文をさばく」とか。レベルは中級の上(ディアローグ三銃士より上)ですね。ネイティブ講師(パートナー)はレウルス先生とガイヤール先生のダブルです。扉写真の井上先生が脇侍を連れた観音様のようです(笑)。う~ん、料理が好きな人や中級の上の方の人には良いけど、私はパスするかも。

☆ まいにち中国語 「ちがいがわかる6ヶ月」 (小野秀樹先生)
考えてみたら、1週間(5日間)ずっと中級だけというのは、NHKの非英語講座の歴史では初めてだと思います(アンコール講座をのぞく)。学習人口が上昇中の中国語ならではですね。

その内容ですが、毎週テーマを絞って集中的に文法(私は字法と思っていますが)を学習します。可能補語の「得」と助動詞の「能」がどう違うのか(レッスン1)など、細かいことに興味の出てきたレベルの人や理屈っぽい人には良いかもしれませんね。ここまで突っ込んだラジオ中国語は、少なくとも私の知る過去4年間ではありませんでした。

でもずっと例文だらけ。私の大好きなスキットがありません。あ~感情移入できないなあ。一応やりますが、つまらなくなったら相原先生のテキストにでも逃げようかと思っています。
(毎週月曜日の復習の日にスキットはありますが、5分の1じゃね~)

☆ まいにちロシア語
[月~水] 「かたつむりの中級編」 (黒田龍之助先生)
[木・金] 「会話力アップの実践編」 (貝澤 哉(はじめ)先生)

テキストの最初に5ページほど二人の先生の対談記事が載っています。NHK語学テキストの歴史の中で、講師どうしの対談記事なんて初めて見ました。なるほどこんな宣伝の仕方もあるのか~。

「かたつむりの中級編」(本当は初級の後半だと思う)ですが、これも残念なことに毎日のスキットがありません。感情移入できないなあ(笑)。週3日になったので、何かを削らなくてはならないのでしょう。そのかわり、毎週水曜日にやさしいロシア語のテクストがあって習ったことのまとめに使うようです。スキットがないということは、私にとって脱落の危険がありますが、週3日なので行けるとこまで行ってみようかと思います。

「会話力アップの実践編」はリアルな会話があって私好みですが、まだ格変化もおぼつかない状態で11月以降も理解できるとは思っていません。録音だけして来年以降というパターンも考えたいと思います。最初はもちろん聞きますけどね。

***

上の記事について知りたいことがある方はコメントどうぞ。

あと買ったテキストは「テレビでフランス語」と「テレビでアラビア語」です。こちらは、また時間ができたら書きます。

by L-monger | 2008-09-21 01:38 | NHK語学講座 | Comments(5)  

Commented by yasufumic at 2008-09-22 01:04 x
るもんがさんお久しぶりです。
4月からの併走は一部脱落しながらも完走できました。(と,言って良いでしょう。あとは復習の放送のみ
ですし)
結局,続いたのは,ビジ英,仏(キヨオカ氏),そして黒田先生のロシア語でした。。。
6月から荒川先生の中国語をはじめて,これも完走しました。このコース,スキットの口語表現が,すぐに会社で使えて,とてもやりがいがありました。

コメントこそ書けなかったですが,るもんがさんのブログの記事に触発されて,学習意欲を維持&向上することができたと思います。
10月からも楽しみですねー(^-^。るもんがさんの記事を見て,僕もアラビア語テキスト買ってしまいました。また,文字から覚え直そう!

ロシア語テキストの講師同士の対談は,お二方の言語への愛情が感じられて好企画でした。あんなふうになりたいなあ・・・

あと,FIYですが,10月号テキストと一緒に,黒田先生の新しいエッセイ「世界の言語入門(講談社現代新書)」も買ってしまいました。これもまた,僕にとっての意欲喚起剤。たまに眺めながら勉強します。

それでは,また!
Commented by L-monger at 2008-09-22 01:24
yasufumicさん、荒川先生の中国語はあの実用性の高~いスキットに価値がありましたね。実際に会社でお使いになれたと言うことは、やはりよくできたスキットだったのですね。私も暗唱していて楽しかったし。

アラビア語、私もせめて文字くらいちゃんと覚えよう(思い出そう?)と思います。シャクル無しの日常のアラビア語は読めないまでも。

そう、ロシア語の対談は愛情あふれてました。どの言語の先生も愛情あるのは知っているけど、生徒に伝えてくれれば、それが何よりのモーチベーションになるなあ、と「かたつむり」の間、ずっと思ってました。
そのエッセイ!面白そう!
Commented by viaemilia at 2008-09-22 23:29
まいフラは週末に全講座完走しました。週3回だったのと一回が15分と短かったので追い上げもわりと楽でした。アンコール仏はあと6レッスン。今週中にはなんとかおえられそうです。

まいフラは、現在形の活用の覚え方(「共通活用語尾グループ」)とか提示の表現3種類(Voici&Voila, il y a, c'est&ce sont)など記憶に残るアドバイスがたくさんあって良かったです。それからテキストにはない文をフランス語で言わせるのも緊張感がありました。でもスキットがいまいち楽しくありませんでした。文法を説明するためのスキットという感じで、フランス語らしい発想の表現などがあまりなかったなと思います。

10月号のロシア語講師対談、読みました。「英語以外の外国語が大学に閉じ込められている状態が変わってほしい」ってお話、そうなるためにNHKの語学講座が果たしている役割は非常に大きいですよね。これ以上放送時間が短くなったり対象言語が削減されたりしませんようにと思いました。
Commented by L-monger at 2008-09-24 01:08
viaemiliaさん、完走おめでとうございます。アンコールもぜひ最後までやってみてください。

イタリア語をご存じの方には、あのフランス語の規則のまとめ方は大変役立つと思います。しっかり対比させないと、混乱しますから。でもスキットが面白くないという意見、賛成です!人工的に過ぎるのでしょうね。やっぱり発想が浮き出て欲しいものです。「全然分かんな~い」はフランス語ではないだろうと思います。

削減についてですが、時間は長くするのはもちろん、非英語講座にもっと予算を使って欲しいと思います。ネット配信等の再利用を考えれば、もっと張り込むこともできると思いますけどね~。
Commented by EXLIBRIS at 2008-09-25 16:00 x
個人的には時間を増やしてほしいと思うのですが
どうでしょうか・・・<非英語講座
ただ、ロシア語やアラビア語に予算が増えたら、逆の
意味で要注意かもしれません。

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